東京湾大華火祭、星雲みたいな美しさにうっとり
昨日、第23回東京湾大華火祭 に行ってきました。
特に印象に残ったのが、「小割物 千輪菊」というタイプになるのでしょうか。
赤、青、緑、黄色、オレンジ、スミレ色の小さな花火がいくつも夜空に重なる花火。
まるでスタンプをぽんぽんって押すみたいに
いろんな色があちこちにぱっぱっぱって咲く様子があでやかでした。
それから思わずこぶしを握って「う~~~」と震わせるほどツボだったのが、
外側にフラフープみたいな丸い輪が広がって、
まんなかに緑色の細かな細かな火の粉が現れる花火。
うっつくしいです。まんなかの緑色の光がものすごく細かくて。
(漆黒ではないけれど)夜空の黒にエメラルド色のコントラストが映えます。
宇宙の遠い星雲の写真を見た時のような美しさでした。
オレンジ色がかった金とピンクがかった金の輪が重なった花火はまるでカルティエの3連のゴールドリングみたい。
丸い花火の上半分、下半分の色が違って、中央にも別の色が見える花火はクリームをはさんだマカロンみたいでした。
花火の光はメタリックでこの世のものと思えない美しさ。
最近、花火を見る時、わくわくするのが開いてからだけではなく火種(?)がぐんぐん昇っていく時間です。
高く上がる方が私たちの位置からよく見えるため、
まわりからも「いけいけ」「まだあがれまだあがれ」とまるでバサロ泳法の選手を応援するように声があがりました。
腰を振るようにしてぐんぐんオレンジの火が天に昇っていく姿は生き物みたい。
花火って3つの楽しみ方がありますよね。
1)力を入れて、花火打ち上げ会場の火の粉が降ってきそうなところで見る。
2)ゆるく見る。会場を狙わず、30分ほど前に近場まで行って、あまり混雑していない環境で眺める。
3)自宅で遠くに上がる花火を見る。
今回は2でした。穴場だったので観客は全員で10人ぐらい。
座って楽しみました。
美術館で大きなモネの睡蓮の絵の前に座って絵を眺めるみたいな感覚であがる花火を眺めました。
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さすが!文章だけで模様が浮かんでくるようです!
花火 のダイナミックさは写真では伝わりきらないものがありますものね・・・。
投稿: nao | 2010年8月16日 (月) 20:36
naoさん。こんばんは。コメントありがとうございます。
写真は携帯で撮ってみたもののうまく撮れませんでした。
文章だけで想像していただけてうれしいです!
投稿: emi | 2010年8月16日 (月) 22:10