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2010年11月27日 (土)

エコのアベマリア。おごそかに心あらわれるひととき

12月の足音が聞こえてくる季節。
クリスマス向けに雪の結晶のディスプレイが街の中にあふれる季節。
もっともアヴェマリアが聴きたくなる季節です。
あわただしくなるからこそ、おごそかで清められるような音楽に触れてみたくなります。

このブログでもいろんなアーティストのアヴェマリアやクリスマスソングをご紹介してきましたが、
私がとても愛聴しているアルバムを今日はご紹介します。
Snowcandle

それはエコさんの『アベマリア・ミュージックコンセプションズ・ウィズ・エコ』
Ekoavemaria
すべての曲が素晴らしいアルバムです。
私にとって4大アヴェマリアは
バッハ-グノーのアヴェマリア、
シューベルトのアヴェマリア、
カッチーニのアヴェマリア、
サンサーンスのアヴェマリアなのですが、この4曲も収録されています。

なんといっても歌声が魅力的。
リキミなくのびやかに広がっていくその声は、透き通ったキラキラ光るヴェールのよう。

オペラ歌手やクラシックの方たちが舞台で歌う時の歌唱法って、
広い劇場の後ろの壁にまで声が風圧ともに「どん」と届く。
そんな印象を受けます。
エコさんは「風圧」を感じさせない、ふわっとした歌声。
空気抵抗がなく、すぅっと溶けるように空間に広がってゆく気がします。
このふわっすぅーという不思議な心地よさ、
あえてたとえるとするとコーセーのスキンケアアイテム「フレッシュコンセントレイト」。
パウダーなのに手のひらに乗せ、指で触るとすうーと液状化していくなんとも不思議なテクスチャを思い出します。

声は「音」だから「聴覚」で認識するものだけれど、
エコさんの歌声は<ふわっとしてすぅ>と触感でも感じさせる稀有な歌声です。

この名盤。
何曲か特にご紹介しますと。
「カッチーニのアべマリア」やアルビオーニの曲は、
重厚にドラマティックに歌い上げるアーティストが多い中で、
エコのこのアルバムの曲は演奏も歌もかろやかに、けれど切々としっとりとしみこむ楽曲となっています。

「サンサーンスのアべマリア」。よろこびにあふれキラキラ。

このアルバムは、エコの歌の合間のインスト楽曲もおごそかなアレンジとなっていて、大人のクリスマスにぴったり。

私は特に最後の2曲、「バッハ-グノーのアべマリア」と「天国にて」の流れもとても好きです。
マリア様を慕い、願う気持ちがこめられているような可憐できよらかな「バッハ-グノーのアベマリア」の後、
少しの静寂があって「天国にて」(インストゥルメンタル)がはじまります。

「天国にて」は同じメロディーのリフレインが少し幻想的でほんの少しSFチック(あくまで私の主観です)。

Tenshinohashigo
天国の扉がひらき、
空から光が地上にさしこむ。
気象現象の「天使の梯子」のようなビジュアルがひろがります。

「バッハ-グノーのアべマリア」までの楽曲がマリア様への願いをつづったものならば、
「天国にて」はマリア様からのアンサーミュージック、そんなイメージがしてしまうのです
(またまた主観)。

少し幻想的な明るさで終わるこのアルバム、
天に思いが通じたそんなHAPPY ENDを感じさせる珠玉作です。

このアルバムのプロデューサーの石原眞治さんの音楽を最初に聴いたのは、
映画『地球交響曲ガイアシンフォニー Ⅱ』の中の曲でした。
石原さんご自身のアルバムもとても素敵なので、あらためて近日ご紹介いたします。

※天使の梯子の写真は「フォト蔵」の中からのまあぱんさん撮影の写真です。
 雲間から射す光がとても綺麗。

2010年11月25日 (木)

はやぶさとイトカワとラッコとハワイ

はやぶさ、快挙でしたね
カプセル内の微粒子が小惑星「イトカワ」から持ち帰ったものであることがわかって。
人類が月より遠いところから物質を持ち帰ったのは世界初!!

私にとって「はやぶさ」といえばイトカワ、
イトカワといえばラッコ(ラッコに関する記事はこちらをご覧ください
今回の快挙を伝えるニュースで微粒子の中に「かんらん石」という文字に激しく反応してしまいました。
かんらん石(橄欖石)は学名はオリビン(olivine)。
透明な美しいオリーブ色をしていることに由来しています。

今まで「はやぶさ」→「イトカワ」→らっこという連想ゲームだったのですが、
「はやぶさ」→「イトカワ」→「かんらん石」→「ハワイ」という連想の回路もできてしまいました。

なぜかというと・・・
ハワイ島にはグリーンサンドビーチという渚があるからなんです。

ハワイというと白い砂のビーチというイメージを持っていた頃、
ハワイを訪ねてブラックサンドビーチ、黒い砂のビーチがあることに驚きました。
これは黒い溶岩が細かく砕かれて渚を形成しているからなんですね。

少し前までマグマとして地球の中にあったブラックサンドの上に立った時、地球のエネルギーを感じました。

<黒い渚に青い海>という風景が、<白い砂に青い海>よりも心を揺さぶりました。
その旅行中、グリーンサンドビーチもあることを知ったのです。

グリーンサンドビーチというのは溶岩の中に含まれるかんらん石の粒が波に洗われ、
潮の流れで寄せ集まったと聞きました。
滞在中、私は本当のグリーンサンドビーチまでは行けなかったのですが、
少し手前のビーチまではたどりつくことができました。
薄いベージュの砂の中に鶯色の粒がきらきら。
少し緑がかった渚はとてもきれいでした。

それ以来、かんらん石が好きな石となったので、
イトカワにもかんらん石があったということにうれしくなりました。

ペリドットという名前で親しまれている黄緑色の8月の誕生石もかんらん石です。
「気づかないだけで手元に持ってた!」という方もいらっしゃるかも。

2010年11月11日 (木)

新宿のプラネタリウムでピアノとインドの楽器シタールのコラボ

Indohoshimonogatari
一昨年、昨年と新宿西早稲田のプラネタリウムで、
ササマユウコさんとプラネタリウムイベントをご一緒させていただきました。
音楽家・ヨギーニであるササマさんは今年はインドの楽器シタール奏者である伊藤公朗さんとコラボをされます。

都会に広がる暗闇と満天の星空、
ひろがるピアノとシタールの音色。
とても興味深いです。
私は今年は一観客としてうかがうつもりだったのですが、
19日が都合が悪く行くことができないのが残念。
想像して楽しもうと思います。

ピアノは西洋の楽器だけれど、
ササマさんはインディアンフルート、笙他、民族楽器とのコラボを精力的にされていて、
ピアノがいろんな楽器の音色と合う、その楽しさを伝えてくださいます。

どうぞ、秋の夜長、闇と星明りとエキゾチックな音色をお楽しみください。

プラネタリウム星空コンサート2010「シタールとピアノで紡ぐ~インド星物語」

日時 11月19日(金) 19時開演(18時半開場)
場所 新宿コズミックセンター8階 プラネタリウム
    (ttp://www.regasu-shinjuku.or.jp/?p=683)定員 140名 
入場料 1500円

■効果音 斉藤鉄平(波紋音)
■音響  石橋守
■コーディネイト ササマユウコ

※当日、プラネタリウム会場では私がコラムを手掛けた月の満ち欠けカレンダーも販売してくださいます。
ご興味のある方はどうぞ見本をお手に取ってご覧くださいませ。

2010年11月 7日 (日)

宇宙を感じる川村紗智子さんの器の世界

二子玉川の高島屋のギャラリーに川村紗智子さんの器をみにいきました。

きっかけは先日の台風の日、このギャラリーで真砂秀朗さんの個展をみにいったこと。

画家でありネイティブアメリカンフルート奏者の真砂さんには仕事でお世話になり、
プラネタリウムでのプログラムでも音楽を使わせていただいたり、
絵を投影させていただいたりしてきました。
その真砂さんの色のハーモニーが美しい作品を拝見したあと、
一緒に行った友達がギャラリーの次の作家さんの告知葉書を見てびっくりしていたのです。
お母様が器づくりを習っていた先生だと。

川村紗智子さんの葉書で紹介されている器が宇宙の風景のようで素敵なこと、
友達のお母様の先生という縁。
それで、からなず行こうと決めていたのでした。

そして今日訊ねたのですが素敵でした。
一言でいうと「深淵」。
川村紗智子さんにもお会いすることができました。

川村さんがキャラリーの様子、作品の画像を撮って
ブログに使用することをこころよく承諾くださいましたのでご紹介します。

ただしデジカメではなく携帯で撮っていますので繊細な色が再現できていないことをご了承ください。

三日月をモチーフにした作品。
Kawamurasachikosanmoon

宇宙に浮かぶ天の川と惑星みたい。
薄墨色のような黒地も奥深く美しい大皿です。
Kawamurasachikosanuchu_2

ギャラリー内に庭ができたみたい。
おごそかな雰囲気を醸し出しています。
Kawamurasachikosankaijo

左)アイボリーの角皿。
木星のように美しいマーブル模様の円がらせんを描いているのも素敵です。
Kawamurasachikosankakuzara

この個展の告知葉書(左)と私が購入させていただいたお皿(右)。
Kawamurasachikosanmysara_2

器は、点点とちりばめられた金が星みたい。
モスグリーンと鈍いスカイブルーと金という私のツボの色の組み合わせで一目ぼれでした。
地球というシリーズの作品です。
宇宙やプラネタリウムがお好きな方はぜひ。
私が購入した器も両手で包むように持つと、
まるで自分が宇宙よりも大きな存在になって宇宙を手にしている気分になります。


開催情報
11月15日(月)まで。10時~20時。
場所。玉川高島屋本館R館。ルーフギャラリー。

詳細は玉川高島屋のHPをご覧ください。
川村紗智子さんのHPはこちら。
(ttp://www006.upp.so-net.ne.jp/sachi-ko/)

2010年11月 3日 (水)

ど根性花、万華鏡みたい

幹線道路の道端を歩いているとアスファルトの間から花がニョキッ。
ランタナですね。
上からみたらこんな風に小さな花が広がっていました。
Kalanchoe 

美しい放射状。まるで万華鏡みたい。
鮮やかな黄色と濃いピンクの花というコントラストの強い色合いが
民芸品の万華鏡の中にはいっているオブジェクトみたいで、
一層「万華鏡」感を増しています。

多くの人が行きかう、
車やバスも通る道路の道端に
一株だけ、ぽつんと咲いているど根性花。
ほとんどの人が目を留めないで
通り過ぎるのがもったいないです。
Kalanchoe2010
↑茂った葉の中に小花のかたまりがぽつぽつ。
地味にみえますよね。

近づいて小さな花を上からみたら
万華鏡のような美しさとは想像できないかも。

2011年のランタナはこちらに

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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