『癒しの聖歌と賛美歌』はクリスマスにぴったりのオルゴール音楽
11月27日に続き、クリスマスの季節にふさわしいアルバムをもう一枚ご紹介しましょう。
石原眞治さんの『癒しの聖歌と賛美歌 癒しのヒーリング・ベルサウンド』です。
オルゴールというと、ふわんとしたイメージが浮かぶ方も多いと思いますが、
このアルバムのオルゴールの音色は、ふわんとしたやわらかさがありながら、
ぽんぽんと弾ける心地良さがあります。
シャンパンの泡のように弾けているかんじ。
そして軽やかなだけではなく、響く和音の重みも心地いいです。
オルゴールは金属片が弾かれて音を奏でるもの。
カリンバも金属片を指で弾く、と原理は同じだからでしょうか、
ほんのすこし、アフリカの親指楽器カリンバの明るく素朴な強さをも感じさせる音、
「やわ」なオルゴールではないのが私のツボとなっています。
このアルバムを流すと部屋の中がパッと明るくなります。
「もろびとこぞりて」「ひいらぎかざろう」等クリスマスの曲としておなじみの曲から、賛美歌の数々。
5曲目の「みつかいうたいて」はグリーンスリーブスとして、
14曲目の「われをもすくいし」はアメイジンググレイスとして、
15曲目の「こころに主イエスを」は「主よ人の望みの喜びよ」として親しまれている曲ですね。
6曲目の「いつくしみふかき」は結婚式で歌うことの多い曲で、クリスチャンでない私も大好きな一曲です。
そして私にとってとてもうれしいことの一つが10曲目。
「カレリアの丘」。
日本ではあまり知られていない曲だけど大好きな曲なんです。
このブログの2006年7月8日の記事でご紹介した「カレリアの丘にて」です。
ほんの少しもの哀しさ、はかなさがある透明なメロディー、オルゴールの音色にもぴったり。
このアルバム、CD版と配信版では曲の編成やアレンジも多少違っているようです。
私なりに整理してみました。
CD盤『癒しの聖歌と賛美歌 癒しのヒーリング・ベルサウンド』は
発売元ムジカノーバ。税込2100円。全17曲。MUSI-0009
1.もろびとこぞりて 賛美歌112番聖歌 654番
2.しゅはいのちを 賛美歌 332番
3.あまつましみず 賛美歌 217 番
4.あめにはさかえ 賛美歌98番 聖歌 652番
5.みつかいうたいて 賛美歌第二編 216 番 ← グリーンスリーブス
6. いつくしもふかき 賛美歌312番 聖歌 657 番
7.なつかしみ母 聖歌623番
8.みこのねむるそば 聖歌126番
9. まぶねのかたえに 賛美歌107番
10.カレリアの丘←カレリアの丘にて(Karjalan kunnailla)
11きよきおとめとて 聖歌620 番
12.マリアはあゆみぬ 賛美歌第二編124番
13.ひいらぎかざろう 賛美歌第二編 129番
14 われをもすくいし 賛美歌第二編167番←アメイジンググレイス
15.こころに主イエスを 賛美歌第二編 228番←主よ人の望みの喜びよ
16.まきびとひつじを 賛美歌第二編242 番 聖歌653番
17. さやかに星はきらめき 賛美歌第二編219 番
今日現在ですと、女子パウロ会オンラインショッピング(ttp://shop-pauline.jp/)でも取扱いがあるようです。
(2020.10.31追記)
「カレリアの丘」は『カレリアの丘 癒しのオルゴールクリスマス』に収録。
Amazonで試聴、購入できるようです。
« Gagarinの一覧です | トップページ | 星はきっとこんな調べを奏でてる。パルムグレン作曲『星はまたたく』 »
「 星と楽しむ音楽」カテゴリの記事
- 幻の名曲の名前がわかりました。一風堂の「NEVER MIND」(2017.08.16)
- きらきら星 と なんて素敵な世界なんでしょう!!(その2)(2016.04.24)
- きらきら星 と なんて素敵な世界なんでしょう!!(その1)(2016.04.24)
- 春の雨や曇りの日に聴きたくなる音楽(2016.03.14)
- 可憐で力強い名曲 西村由紀江の「野ばら」(2016.02.07)
« Gagarinの一覧です | トップページ | 星はきっとこんな調べを奏でてる。パルムグレン作曲『星はまたたく』 »
コメント