2011秋~の浅田真央に期待すること
浅田真央、もう2011年秋からのシーズンの曲はもうきまっているのでしょうけれど、一ファンの勝手なリクエストを。
今の路線の延長でいいと思います。
○クラシック、モダン、タンゴ、優美、洗練、前衛的、
×ロック、ガチャガチャした音楽、チアガールみたいな振付、コミカル
コストナーもクラシック~モダンなテイストが多く、決してガチャガチャした音楽をやりませんが、同じような考えでいいと思います。
五輪がまだ先なので冒険できるこのシーズン。
ショートでは、シリアスではないでもコミカルでもない、小粋な世界をみてみたい。
アセロラ体操にもヒントがあると思うのです。
アセロラ体操の振付って
1)一味違う。バレエでもヒップホップでも盆踊りでもない、独特な振付。
2)印象的で見ているだけで、同じように体を動かしたくなる不思議な魅力がある。
あのアセロラ体操のコミカルテイストな動きをしてほしいわけではないのですが、
1)2)の浅田真央をみたいのです。
荒川静香のイナバウアーは誰もが(きちんとするのは難しいけれど)マネしたくなる魅力にあふれていました。
そういう振付って大事だと思うのです。
そこでぜひこの曲をと思うのが、『ヴィラ=ロボス:ショーロス第1(Villa-Lobos : CHOROS No.1)』。
ギターが軽やかにそして、ほんのほんの少しだけもの悲しい、小粋な小曲です。
NHK教育テレビで20年以上前に、「マイヤプリセツカヤと仲間たち」というバレエ公演の録画中継の放送がありました。
その中でタチアナ・チェルノブローフキナがボリショイバレエ団の男性ダンサーとこの曲を一緒に踊ったのです。
テレビの放送では「ショールスギター」と紹介されていました。振付はローラン・プティ。
劇的でもない軽やかな小曲。その振付がなんとも小粋で、バレエでありバレエっぽくなくもあり。
とにかく一言で言えるのは、見ながらマネしたくなる。そんな振付だったんです。
私は録画したものを今でも何度もみてしまうくらい飽きない素敵な作品。
トリプルアクセルやスピード感のあるスピン他、合わせるのは難しいかもしれなけれど、
ぜひこういう軽やかな曲で、コケティッシュで、マネしたくなる振付に溢れたショートプログラムをみてみたいです。
フリーでみてみたいのは、少し前衛的なもの。
少し前ですがモリサ・フェンレイが坂本龍一のアルバム『エスペラント』の楽曲で踊ったような。
『エスペラント』の楽曲や、アートオブノイズの『モーメント・イン・ラブ』などで、
少し独特な無機質な近未来的な世界を作り出すのが見たいです。
EXで使ってほしいのは、ゴンチチの「マイフェバリットシングス」。
1)世界中の誰もが知っている
2)スパニッシュ調のアレンジなのでタンゴ路線とも近い
3)アグレッシブで美しいアレンジは浅田真央にぴったり
4)この曲の持つ解放感は緊張ある試合後のEXにぴったり
少しずつ大人の女性としての魅力を放っている浅田真央。EXではナデージュの「バラ色の人生」も見てみたいです。
あでやかで幸せな気持ちに溢れて、洗練された素敵なアレンジ。
新しいシーズン、どんな曲と振付で魅了してくれるのか楽しみです。
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