仁の最終回、3人の女性の愛に感動
ドラマ『JIN-仁(完結編)』最終回みました。
パート2は1よりも難しい構成でした。
恋愛でも医学上でもわかりやすい対立があるわけではなく、坂本竜馬も葛藤していたり。
でも、最後は涙涙の感動。
咲、咲の母、野風。3人の女性の愛の強さ、深さが浮き彫りになっていましたね。
以下、ネタばれです。
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ドラマ『JIN-仁(完結編)』最終回みました。
パート2は1よりも難しい構成でした。
恋愛でも医学上でもわかりやすい対立があるわけではなく、坂本竜馬も葛藤していたり。
でも、最後は涙涙の感動。
咲、咲の母、野風。3人の女性の愛の強さ、深さが浮き彫りになっていましたね。
以下、ネタばれです。
ガガーリン87の続きです。
1961年4月12日、ガガーリンが人類初の有人宇宙飛行を成功させた当時の新聞ではないのですが、
今年2011年4月10日の朝鮮日報に興味深い記事を発見。
(http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2011/04/10/2011041000042.html)
この記事をグーグル翻訳や韓日辞書を片手に読んでみました。
特におおお!と思ったのがこのくだりです。
궤도에 진입한 가가린은 “지평선이 보인다. 하늘은 검고 지구의 둘레에 아름다운 푸른색 섬광이 비친다”고 알려왔다.
訳してみます。(韓国語若葉マークの私ですが)
궤도(軌道)에 (に) 진입한(侵入した) 가가린(ガガーリン)은(は)
“ 지평선(地平線)이 (が)보인다(みえる).
하늘(空)은(は) 검고(黒く) 지구(地球)의(の) 둘레에(まわりに) 아름다운(美しい) 푸른색(青い) 섬광 이(が) 비친다(映っている・輝いている) ”고(と) 알려왔다. (伝えてきた)
軌道に乗ったガガーリンは
“地平線が見える。空は黒くて地球の周りに美しい青い섬광が輝いている”
と知らせてきた。
(섬광をあえて訳していないのはのちほど)
ガガーリンの言葉というと「地球は青かった」で終わってしまい、
宇宙から見た様子を伝えた多くの言葉が埋もれてしまっています。
「空は黒くて地球の周りに美しい青い섬광が輝いている」は、
ボストーク1号乗船中に、彼が地上に伝えてきたとても美しい描写です。(ガガーリン6)
この言葉の原文は
Небо черное, и по краю Земли, по краю горизонта такой красивый голубой ореол.
私が訳してみます。
「空は黒い。一方、地球の縁、地平線の際は非常に美しい青い光の輪になっています」
つまり、韓国語で「섬광」とされているところの原文は「ореол」。
英語ではhalo(ハロ)にあたるものですね。日本でいうところの光背。
「섬광」ですと、閃光、フラッシュ、きらっとした輝きなどのニュアンスになってしまうと思うのですが、
もっとやわらかな光。(ガガーリン7)
ちなみに韓英辞典ですと、
섬광はspark、blink、flash、glintなどが対応するようです。
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現代の私たち。
宇宙から眺めた地球の写真を見た時、地球のへりを淡い水色の大気の層がベールのように包んでいる様子がわかりますよね。
あの光景をガガーリンは宇宙から交信で伝えてきたのだと思います。
このガガーリンの言葉を 、朝鮮日報が風化させずに
50年目の今年、記事にしてくれたことがうれしくなりました。
ガガーリンの名言とされている「地球は青かった」。
韓国語ではどういうのか。
当時の新聞を元に調べてみました。
この記事を自分で読みたいがために韓国語の勉強をはじめましたが独学。
あらためて韓国語に堪能な方に訳していただきたいところですが、まずは初心者の拙い訳で。
1961年4月12日~当時の韓国関係の新聞、東亜日報、朝鮮日報、京郷新聞を閲覧しました。
1 東亜日報に大きな見出し
東亜日報1961年4月13日夕刊に大きな見出しがありました。
ガガーリンの顔写真の下に「青色」という文字が目立っていますね。
さて、「地球は青かった」の言葉の原文は、
ガガーリンが帰還後、「空は非常に暗かった。一方、地球は青みがかっていた」(ガガーリン10)。
この言葉が日本の新聞で「空は暗く、地球は青色」「空は暗く、地球は薄青」などの大きな見出しで紹介され(ガガーリン9)、
やがて「地球は青かった」という言葉に集約されたのかしらと私は推測しているわけですが、
東亜日報のこの大見出し
「검은하늘・땅은青色」
검은=黒。하늘=天、空。땅=地。은=は(助詞) なので
空は黒く、地球は青色と訳せるでしょう。
日本の各紙が伝えた言葉と同じですね。
東亜日報のこの記事の出だしにイズベスチヤの記者のインタビューによるものと明記されているので、
日本の各紙と出所も同じです。
なので、韓国語で「地球は青かった」の原文は「땅은青色」と言っていいかもしれません。
2 現在ではどんな言い方か
韓国のウィキペディアを見たり、いくつかの文献をみると今は違うようですね。
日本でガガーリンが語った言葉が「地球は青かった」と言われているように、
韓国では「지구는 푸른 빛깔이었다」とされているようです(
지구=地球、는=は、푸른=青い、빛깔이었다=色だった)。
3 「地球は青かった」に反応するのは東洋の特徴?
すべての海外の当時の新聞をみたわけではありませんが、
日本や韓国のガガーリンのウィキペディアに「地球は青かった」という言葉が取り上げられていたり、
日本、韓国、中国(ガガーリン76)の新聞がガガーリンが語った多くの言葉の中で、
「地球は青」というところを大きな見出しにしているのが面白いと思います。
というのもソ連もアメリカも当時の新聞で「地球は青~」というコメントを大きくとりあげておらず、
ロシア、アメリカのガガーリンのウィキペディア(2011.6.23現在)にも
「地球は青かった」という言葉は紹介されていないからです。
東洋、とひとくくりにはできないけれど、
日本、韓国、中国が「地球は青かった」に注目したのが興味深いです。
4 当時の韓国の新聞、ネットで閲覧できます
「韓国言論財団(Korea Press Foundation)」のサイトで
1961年当時の京郷新聞、東亜日報、ソウル新聞、韓国日報がPDFで閲覧できます。
ありがたや。
(ttp://www.mediagaon.or.kr/jsp/search/SearchOldNewsCondition.jsp)のページです。
赤文字を添えてみました。東亜日報だけの検索なら左から2番目だけにチェックいれればOK。
上記の1で紹介した東亜日報の紙面は1961年4月13日(木)夕刊の2面。
直接のURLはこちら↓です。
(ttp://gonews.kinds.or.kr/BEFORE_90_IMG/1961/04/13/19610413DAE02.pdf)
東亜日報4月14日(金)朝刊2面も同じ記事があります。
韓国語ができる方はどうぞご自身でご覧ください。
韓国語でのガガーリンの言葉は近日ガガーリン88をアップします。
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