2012年の月の満ち欠けカレンダーができあがりました
9月になってもまだ30度を超えていますし、まだまだ暑くて「夏」なのですが、4か月後は1月3日!箱根駅伝の復路の日と思うと、今年ももう残りすくないのですね。
となると、そろそろ来年のカレンダーや手帳が店頭に並ぶ時期ですね。
1月から12月までのそれぞれのページの下に月に関するミニコラムを書かせていただいている月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ)、2012年のカレンダーも担当させていただいたのですが、できあがりました。 こちらです。2011年版と並べると、表紙の絵が少し変わっていますね。
満月を中心に6つの形のお月さまが並ぶ様子が、巡る感じがでていてとてもいいと思います。
→11年版と12年版の表紙の「青色」が違って見えるのは光の加減のせい。同じ色合いです。
ムーンカレンダーは他社さんも作っていますが、グリーティングライフさんの月の満ち欠けカレンダーにぐっとくるのは、愛らしさとおしゃれさと実用的なこと。
「月」モチーフのため、夜をイメージした暗い、荘厳な色合いのカレンダーを作るメーカーが少なくないなかで、グリーティングライフさんは、「夜」に縛られず、毎月、美しい2色の色合いで仕上げています。少しスモーキーな配色がとてもおしゃれ。1月のスモーキーなペールブルーとレンガ色の組み合わせも、のっけから私のツボです。
日毎の月の満ち欠けにはお顔がありませんが、表紙やポイント使いで出てくる月は目鼻口があって、「月」「MOON」でもなく「お月さま」と呼びたいかわいらしさがあります。
「お月さま」と毎日一緒にいる、って思えるあたたかさがいいんです。
コラムは2012年は天文的な話題よりも、民俗学的なものを中心に書きました。
人々は昔から月をこんな風にとらえ、こんな力があると受け止めてきたのです、というような。
江戸時代の絵入り百科事典『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』をはじめ、もっと古い時代の文献などを調べた中で感じたことは、思う以上に昔の人の天文知識は素晴らしいということ。とりわけ日本は、中国の影響で早い時代からいろんな知識がやってきた、その地の利も感じます。
たとえば、『和漢三才図会』には月の満ち欠けがはまぐりの身の大きさに影響を及ぼすことが記述されていますが、その知識はもとは中国の思想書『淮南子(えなんじ)』。なんと前漢時代、紀元前2世紀頃に著された書物なんですね。
古の時代から、月が人にとっていかに身近な存在であったか、人は月と地球の生命についての因果関係をみつめてきたのかが察せられます。
2012年の月の満ち欠けカレンダー、グリーティングライフさん(ttp://www.greetinglife.co.jp/)の実店舗「Paper Mint」さんでは商品はすでに並んでいるようです。
Paper Mint(ttp://papermint.jp/)
営業時間 11:00-21:00(事前にお確かめください)
TEL 03-5411-0139
〒106-0032
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ ウエストウォーク 4F
伊東屋、東急ハンズにもそろそろ並ぶ時期かしらと思います。
ぜひご愛用いただけますように。
アマゾンではこちら↓ 商品入荷予定は9月20日ごろと記されています。
2番目のFDカレンダーはフロッピーディスクサイズ。綴じてあるのではなくて、1枚1枚紙芝居のように送っていきます。
3番目の壁掛けカレンダーが一番大きな商品となります。サイズは縦35㎝×横25.5㎝ぐらい。ほぼB4サイズです。
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