中川政七商店の雪花の懐紙は便箋にも使えます
二子玉川にある中川政七商店さんを訪ねてみました。
ネットなどで購入するので実店舗を訪ねるのは久しぶり。
昨年、土井利位(どいとしつら)候の雪華(せっか)をモチーフにした商品がいっぱいあったので
(2010年12月25日の記事はこちら)、
今年はどうかな~と。
去年ほどの展開はしないのかもしれません。
買わなかったけれど目を引いたのは、クリスマスのオーナメントの木の丸い玉。
その球面に土井利位の雪華が焼印で押されていたのです。
北欧風でもあり、でも土井利位さんの雪華の柄とわかっていると和も感じられ、うれしくなりました。
今日買ったのは「季節の懐紙 雪花」です。
30枚入りでサイズは葉書2枚分よりやや小さいくらいです。
茶道もしないし、懐紙(かいし)なんて使うことはないな~って思っていたのですが、
懐紙というのは昔から一筆書くためにも用いられていたのですね。
お店の方も便箋として使っていらっしゃるということをきいて、
それなら私も活用できる、と買ったのでした。
淡いスモーキーなピンク、ブルーグレーで雪花が描かれています。
古河の歴史博物館で販売されている『雪の華 ~「雪華図説」と雪の文様の世界』の雪華一覧表と見比べてみました。
そして同じ形のものに表の番号を振ってみました。↓
※雪華一覧表は土井利位の描いた182の雪華を識別できるように数字とアルファベットで通し番号がつけられたものです。
雪華一覧表をネットでみられるページがあるかしらと思ったのですが、みつけられず。
↑実物はもっと淡い落ち着いた色で描かれているのですが、図柄がわかりやすいようにコントラストを上げました。
土井利位が描いていない形があったので、だから「雪華」ではなくて「雪花」かしら。
懐紙を便箋に、ってとてもいいです。
ボールペンで書いてみたところ、紙の繊維にひっかかることもにじむこともなく書くことができました。
ちょっとした一筆箋に重宝しそうです。ちっちゃな小物のラッピングにもいけそう。
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