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2011年11月23日 (水)

古川宇宙飛行士が滞在していた宇宙ステーションにイヌが!

古川聡宇宙飛行士が、宇宙ステーションでの長期滞在を終えて無事地球に帰還されましたね。

古川さんが宇宙から地球に呼びかける、
ソフトバンクの白戸家のCMを見た時びっくりしました。
Shiratoke

出だしのこの画像。
なんとワンちゃんがいるではありませんか!

(わかりやすいように赤線を入れてみました)
Shiratoke_dog

黒い目があって鼻があって、耳があって。
ひげの根元のブツブツまでみえます。
狙ってイヌの造形にしたとしか思えません!

撮影されているのは宇宙ステーションの一部の「きぼう」日本実験棟の船内実験室。

これって、この室内がワンちゃんに見えるっていうことをわかっていてこのCMが企画されたんですよね?
ソフトバンクのサイトを見てもそれについて記述されているのがみつからなかったのですが、まさか偶然?

宇宙ステーションの全体の構成はJAXAのHPで見ることができます。

トップページから辿る場合は
「宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター」(ttp://iss.jaxa.jp/)
→左側のサイトメニューの「国際宇宙ステーション」
→「ISSとは」の「ISSの構成」をクリック。

画面右下あたりが「きぼう」になってますね。

きぼうの船内実験室に関しては

「宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター」(ttp://iss.jaxa.jp/)
→サイトメニューの「きぼう」日本実験棟とは
→「きぼう」のつくり→船内実験室をクリック。

こちらを見るとうるうるした黒目に見えるのは窓、鼻の部分はエアロックだとわかりますね。

2011年11月22日 (火)

フィギュアスケートNHK杯(その2)

10日ほど経ってしまいましたが、フィギュアスケートNHK杯その2です。

続きを読む "フィギュアスケートNHK杯(その2)" »

2011年11月19日 (土)

デンマーク・フェロー諸島のクリスマスシール、雪の結晶が美しいです

クリスマスシール(複十字シール)をご存知ですか。

私は先日初めて知りました。

クリスマスシールは、切手のように目打ちのある美しいシールがシート状に並んでいるもの。
結核などの疾患をなくすための募金を目的に1903年にデンマークで販売されたのがクリスマスシールの始まりだそうです。
北欧を中心に広がり、現在では日本を含む80ケ国以上でつくられているようです。
クリスマスの時期に毎年いろんなデザインが発表されるため、毎年購入するコレクターも少なくないとか。

そんな「クリスマスシール」。私が知ったのは雪の結晶の雑貨をネットで探していた時でした。

「雑貨TRUNK」さん(ttp://trunk777.com/)のブログの「雪の結晶」というこの記事に出会ったのです。
一目惚れ。すぐ取り寄せをお願いして今週の水曜日、手に入れることができました!
(2020.5.20追記)
残念ながらTRUNKさん、リンク切れのようです。

Christmasseal_snowflake1
デンマーク(Denmark)のフェロー諸島(Faroe Islands)で2002年に販売されたクリスマスシールです。
美しいです。
深い紺色を基調に30片の雪の結晶が並んでいます。
まるでレース編みのような美しいフォルム。

調べてみると、現地のサイトで、フェロー諸島在住のアーティスト
Astrid Andreasenによるpaper  handicraftsと書かれていたので、
切り絵で作られた雪の結晶なのでしょう。

Christmasseal_snowflake2
結晶部分が浮彫になっています。

Christmasseal_snowflake3
裏からみるとその具合がよくわかります。

雑貨トランクさんでは他の雪の結晶のクリスマスシールも販売されています。
赤~マゼンダピンクの地が美しいデンマーク1966年の雪の結晶クリスマスシールをご覧いただけるでしょう。
(→このクリスマスシールも手に入れることができました。2012年1月12日

私が手に入れた2002年のフェロー諸島の雪の結晶はAdereasenさんのペーパークラフト。
雪の結晶のフォルムの着想の元が知りたいところです。

【雪の結晶とアート】INDEXはこちら
雪の結晶全般はこちら

2011年11月17日 (木)

ラグビーのおきあがりこぼし、新作画像いただきました~

2011年4月21日のブログで、会津若松には400年続く民芸品の起上り小法師があることを、
そしてラグビー観戦仲間である友人がその小法師たちでラグビーをさせた「しびれる」画像をご紹介しました。

その友人から、新作画像をいただき、それがまたナイス!だったのでご紹介させていただきます。

こちらです。どんな場面でしょうか。
Rugby_okiagarikoboshi1

選手交代のため控えの選手がスタンバイしているところ、にもみえますが、
プレーしている選手の後方でひとり立っている「ぽつん」感がポイント。
答えは

「シンビン」です!

シンビンとは危険なプレーをしたためにペナルティとして10分間、一時的退出させられること。
(ちなみにこの記事を書くために、シンビンの「漢字」を調べてみました。
シンは謹慎処分の「慎」だと思っていました。
「ビン」はなんだろうと…。びっくり。英語だったのですね。
シンsinは罪。ビンbinは箱。ペナルティボックスの意味だったとは)

では前回の作品に新作画像を含め、友人があらたな展開で組み立た「ラグビーこぼし」をご紹介させていただきます。

Rugby_okiagarikoboshi2
危険なタックルで


Rugby_okiagarikoboshi1
シンビンになった選手


Rugby_okiagarikoboshi3
試合復帰後、がんばってトライも決めました


Rugby_okiagarikoboshi4_2
試合は拮抗。
1点差でハーフタイム。後半に向け修正点などを確認


Koboshi2
スクラム


Koboshi4_2
ラインアウト


Rugby_okiagarikoboshi8
青のトライで逆転勝利


Koboshi1b
試合終了ノーサイド


Rugby_okiagarikoboshi5b
整列して
スタンドの観客に挨拶


Rugby_okiagarikoboshi6b
互いの健闘をたたえ、握手をかわしながら
スダンドの応援者側へ歩いていく両チームの選手


Koboshi5
最後は両者入り混じって記念撮影


起上り小法師でこんな風にストーリーを作ってしまう茶目っ気ある友人に脱帽!

画像はすべて(C)Yoko S

小法師くんたちがいい働きをしています!

2011年11月14日 (月)

小さな実用スタンプで遊び心

身の回りはできるだけシンプルにしていたいので、実用品以外の装飾物はあまり飾ったり持たないタイプです。
だからこそ、普段使う実用品のデザインにこだわってみたり、ちょっとした遊び心を楽しむのが好きです。
たとえばなんの変哲もないダブルクリップで色を愉しむとか。

最近私のまわりの仕事仲間の間でブームになっているのが、
「済」スタンプを押すかわりにマイスタンプを押すこと。
一つ一つの項目をチェックしたら、○に「済」と書かれたスタンプを押していくという作業があるのですが、
味気ない「済」スタンプのかわりにこういうのを押していくと、モチベーションがあがるのです。

それぞれの人がマイスタンプを持っているので、
名前を書かなくても誰がチェックしたのか一目でわかるのもいいです。

私が最初に使っていたのは、リンゴ。ミッフィー展で買いました。
20111114kodomonokao8

次にリサとガスパール。
20111114kodomonokao7

私が今使っているのが、このブームを起こした仕事仲間からのプレゼントの宇宙人グレイ。
しびれます~。


20111114kodomonokao1
↑宇宙人グレイくん、大好き。鼻の穴がスタンプでもちょんちょんとかわいいです。

丸3つと点2つ。シンプルだけど「グレイ」とわかります。
グレイは完成されたビジュアルだったのですね!

↓こちらはこれからプレゼントに旅立つスタンプたち。

ご参考になればと、身内用のプレゼントは一度開封して押してみました。

雪の結晶マニアの自分用。

 

 

パンク青年には骸骨をプレゼント。

最初はインクの出がよすぎて、ホラーになってしまいました。
20111114kodomonokao3

加減を心得ると、にじみやすい紙でも右のようになります。
20111114kodomonokao2


 

ムンクの叫び風も捨てがたいです。

 

しろたん好きにあざらし。

20111114kodomonokao4

猫好きににゃんこ。

20111114kodomonokao5


受験生にぴったりなだるま。

 

ロシア好きにマトリョーシカ。


森ガールにきのこ。


こどものかおのスタンプは伊東屋でも販売されています。
インクパッドを使わず、ぺたぺた押していくこのスタンプは「浸透印」というんですね。


左側のスタンプはクリックいただくと、楽天のタイムキーパーさんにリンクします。
タイムキーパーさんにはこの他も多数の浸透印あり。
メール便対応で送ってくれるのが重宝です。

私が最初に買ったミッフィーのスタンプはタイムキーパーさんで取扱いはなくて、
Miffyhouseさんで取扱いがあります。

※サイズのご参考になればと、5ミリ方眼紙にはんこを押してみました。
にじみやすい紙だったので、猫のスタンプもまつ毛があるようにみえていますが、ふつうの紙だとこんな風にはにじみません。

(上記、リンク切れのものもありますが、画像だけはご覧いただけるので掲載したままにしておきます)

2011年11月12日 (土)

NHK杯女子ショート、鈴木明子の好感の持てる「どうよ!」

NHK杯女子ショートを部分的ですが見ました。

続きを読む "NHK杯女子ショート、鈴木明子の好感の持てる「どうよ!」" »

2011年11月11日 (金)

ガガーリン97 韓国・朝鮮日報でのガガーリンの言葉

ガガーリン95の続きです。

1961年4月当時の韓国の新聞を、東亜日報、京郷新聞とみてきました。
今回は朝鮮日報です。
ガガーリンが人類初の有人宇宙飛行をおこなった1961年4月12日から16日までの新聞を追ってみました。

① 「地球は青かった」「空は黒く、地球は青みがかっていた」旨の表現
 →見出しにも本文にもなし。

Chosennippou19610414_3

② 「地球のまわりを青い光が包んでいた」旨の表現→見出しになし。
4月14日朝刊3面の記事の本文にあり。

その記事をご紹介します。引用部分は青文字。
※文字が判読できないこともあり、拙訳以前の状態ですが、できる限り単語を添えてみました。
ちゃんとした文章になっていませんが (>_<) 
参考程度にご覧いただけましたら。

大見出し


宇宙征服百八分

中見出し


보다밝은 별과太陽
より明るい 星と太陽


별에 묻힌 밤하늘의 地球는 壮観  
星に埋められた 夜空の地球は 壮観

(1段目)判読できない文字も多いです。


똑히 아름다왔던것은 지구상  환한   부분 에서
??    ?? ??       地球上  明るい  部分から


캄캄한  부분으로   들어가서
まっ暗な  部分へ    入って?

밤은  별들이 뻔쩍 이는  밤하늘이었다
夜は  星が   きらめく?   夜空だった?

그때의   지구는  마치     엷은 청색  「리본」 으로
その時の  地球は  あたかも  薄い 青色  「リボン」 へ?


둘러       싼것갈이   보는것이었다
とりかこむ?  ? ?       見ることだった。


(6段目)


수평선 상의 색채 에서 컴컴한 하늘사이 에 
水平線 上の 色彩 で 暗い 空間 に 밤은 별들이


우주비행 을 가눙케  해주는 뻔쩍 이는 밤하늘이었다
宇宙飛行 を 可能に してくれる


좁은 공간 대 (空間帯) 가 있는데
狭い 空間 帯(空間帯) が あるけれど


이대는 미묘하게도 푸른빛을 따읬다。
この帯は 微妙(美妙?)にも 青みを 帯びた(帯びていた?) 。
--------------------------------------------------
<(_ _)> 本当に訳せていないです。

日本で朝鮮日報の当時の新聞をマイクロフィルムで所蔵しているところは
早稲田大学図書館
京都大学図書館
国際日本文化研究センター
立命館大学図書館などです。
マイクロフィルムですと、どうしてもフィルムがめらめら歪んでいてうまく読めないところがでてしまいます。

慶應義塾大学の図書館では在籍の方はオンラインで閲覧することができるようです。

--------------------------------------------------
というわけで、韓国の東亜日報(ガガーリン87)、
京郷新聞(ガガーリン95)、朝鮮日報の3つの新聞をみてきました。
日本の各紙と同じように「地球は青味がかっていた」を大きく取り上げたのは東亜日報だけ。

京郷新聞と朝鮮日報は、地球を薄い青い光がとりまいていたことは見出しではなく本文の中だけで伝えています。

なので、日本の新聞が軒並み「地球は青味がかっていた」を大見出しで伝えたほど、
韓国はガガーリンのこの発言に注目していなかったといえるかもしれません。

ですが、2008年になってガガーリンの手記『宇宙への道』が
『지구는 푸른빛이었다』(地球は青い色だったor地球は青い光だった)というタイトルで出版される
(ガガーリン89909192)あたり、日本と似ていて興味深いです。

2011年11月 3日 (木)

ガガーリン96 「地球は青かった」各国表現一覧

ガガーリンの言葉「地球は青かった」を各国でどういうのかまとめてみました。

※原文はガガーリンが帰還後、ソ連の新聞、イズベスチヤ、プラウダ紙の記者に語った

Небо очень и очень темное , а Земля голубоватая .
「空はとても暗かった。一方、地球は青みがかっていた」が元であるとみて、
それを翻訳したであろう当時の新聞を挙げました。
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【ロシア(原文)】
Земля голубоватая
(ゼムリャー ガルバヴァータヤ)
イズベスチヤ紙/1961年4月13日(
ガガーリン10

【イギリス】
The earth is bluish. 
デイリーワーカー(Daily Worker)紙/1961年4月13日(ガガーリン64

【アメリカ】
The earth is bluish. 
ニューヨークタイムズ(The New York Times)紙/1961年4月13日(ガガーリン78

【 ドイツ】
Die Erde ist hell-blau.
ノイエス・ドイチュラント(Neues Deutschland)紙/1961年4月13日(ガガーリン70

【フランス】
La Terre bleuâtre.
ユマニテ(L'Humanite)紙/1961年4月13日(ガガーリン71

【中国】
地球是天藍色的大球
人民日報紙/1961年4月13日(ガガーリン76

【韓国】
땅은青色。땅은 연한 青色으로 보였으며~。
東亜日報紙/1961年4月13日ガガーリン87

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【日本では】※見出しや本文に使われている表現を抜粋して羅列。詳細はリンク先をご覧ください。


地球は青色。地球は青みがかっていた。
朝日新聞/1961年4月13日夕刊(ガガーリン9

地球は薄青。地球は薄青色だった。
毎日新聞/1961年4月13日朝刊(ガガーリン9)

地球は青く灰色に。地球は青味がかった灰色をしており。薄青い地球。地球は青味がかっていた。
毎日新聞/1961年4月13日夕刊(ガガーリン62

地球は青みを帯びていた。
読売新聞/1961年4月13日朝刊(ガガーリン9)

地球は明るい空色にみえた。
読売新聞/1961年4月13日夕刊(ガガーリン62)

地球は薄青色だった。
産経新聞東京/1961年4月13日朝刊(ガガーリン62)

薄青色の地球。地球は薄青色だった。
産経新聞大阪/1961年4月13日朝刊(ガガーリン62)

青かった地球。地球は薄青色だった。
産経新聞大阪/1961年4月13日夕刊(ガガーリン62)

地球は青く見えた。地球は青味をおびていました。
赤旗/1961年4月14日

※海外の表現は資料をみつけたら随時更新します。

ガガーリンカテゴリーの中でたびたび触れていますように、
「地球は青かった」はガガーリンが宇宙に行って放った第一声でも、帰還後まず語った言葉でもありません。
「地球は青みかがっていた」は帰還後、たくさんのことを話したごく一部の言葉にすぎません。
(日本の新聞も当初「地球は青かった」と報道しているものはありません)

海外では「地球は青みがかっていた」という言葉を見出しにすらしていないところもあります。

とりわけ日本が「地球は青かった」に反応していることがとても興味深いです。

ガガーリンの「地球は青かった」の原文がわかった今でもガガーリンにまつわることを調べてしまうのは、
すべての国について調べていないから、まだまだガガーリンについて伝えられていないことがあるからですし、
「地球は青い」にとりわけ反応した日本人の宇宙観みたいなものを探りたいからです。

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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