親孝行はずっとできる
浅田真央を見てそう思いました。
昨年12月に浅田舞、真央姉妹のお母様が亡くなられた時、深刻な闘病をされていたことを知りました。
浅田真央は、まだ若いのに最愛の母を失い、また最期に立ちあうこともできなかったのですね。
成田で携帯のメールをみて知ったとか。機上でどんなに気がせったことかと。
一刻でも早く着きたい着きたいと思いながらもなすすべのない機上、どんなに辛いことだったか。
母の恭子さんもまだお若いです。どんなに娘の将来を見届けたかったことか。
浅田真央、もう会えないかもと覚悟しながら臨んだ試合もいくつもあったのでしょう。
試合の欠場。後になってお母さまのためとわかったものも多いようですね。
浅田真央がすごいなと思うのは誤解されても言い訳をしないこと。
母の病状を明かして同情を買うこともせず。
ケガなどでパーフェクトな演技ができなかった時も言い訳しませんよね。 どこか達観しているのかなと。
誤解されても我関せず、誤解を解こうとも思わず、誤解が解けた後も謝ってくれることも望まず。
舞、真央姉妹には品性を感じます。
二人を見ただけでどんな育てられ方をしてきたのかわかります。 親元を離れていたり、親を亡くしてしまうと、
親孝行ってできないと思いますよね。 直接の面倒を見ることもできない。
でも、離れていても、親が亡くなった後でもできる親孝行ってあると思うのです。 私たち自身の人となりで。
私たちの日ごろの言動一つ一つが、親を映し出す鏡。
「親の顔が見てみたい」と周りの眉をひそめさせるか、
「こんな息子(娘)さんに育っているんだから、素晴らしい親に違いない。素晴らしい方針で教育されたの
違いない」と感じてもらうか。
後者のように感じてもらうのが、一番の親孝行ではないでしょうか。
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