梅雨入りのニュースがきかれる季節になりました。
5月からお天気が気になるイベント(天体ショー)が続きましたね。
5月21日の金環日食は、見られないかとあきらめかけたのですが、
逆にほどよい雲が太陽と月を覆ったため、
肉眼で太陽の環が見えるという神々しい眺めをみることができました。
6月4日の部分月食は私は雲が多くてはっきりみることができませんでした。
雲のむこうに月らしきものはあるのですが、
月の輪郭がみえず、ほわっと光のたまが見える様子はまるで薄い白身に覆われたポーチドエッグのようでした。
6月6日の金星の日面通過もだめでした。
お昼すぎに太陽をみたところ雲がかかっていたためか、太陽の輪郭がみえず。
その後銀座に行きました。
金環日食の時はあちこちの町中で、
見知らぬ同士がスタンディングオーベーションのように立ちすくんで同じように空を見上げて盛り上がったときいていましたが、
さすがに日面通過(それもはっきりみえない天候)の中で日食眼鏡を持参した人はいないよね。
銀座の雑踏の中で、一人、ウルトラマンみたいな眼鏡を取り出して空を見上げるのは恥ずかしいなとためらいながら歩いていると。。。
有楽町の駅前のちょっとした広場で日食眼鏡をかざしている数人がいらっしゃるではありませんか。
やった~。おばさまから若い女性まで年齢層さまざま。見知らぬ同士のようです。
集まれば怖くない。私もさっそくみなさんの隣で太陽に日食眼鏡をかざすことに。
残念ながら雲が薄くかかっていたのか、太陽のクリアな輪郭もほくろのような金星もみることができませんでしたが、
「みえますか」「はっきりみえないのよ~。雲のせいかしら。
私の視力かしら」「私もよ~」「せっかく日食眼鏡をとっておいて持ってきたのにね~」
というような会話を楽しませていただきました。
夕方になって影がくっきりできるくらいの大快晴になりました。
今の太陽はどんな姿なのだろうと日食グラスをかざすと、
これ以上にないくらいくっきりとした黄色い玉が浮かび上がりました。
もちろん金星通過後なので「ほくろ」のない黄色い太陽でした。
-----------------------------------------------------
というわけで、雨や曇りより晴れの方が悦ばしい出来事も多いけど、
だからこそ雨が楽しくなる傘を手にするのもちょっとしたよろこび。
愛用していてぜひおすすめしたいのはシビラのこの傘。
↓ピンク色はかなり前に横浜そごうで、レンガ色は楽天のミスオードリーさんで購入しました。

↑ (2020.11.1追記)
残念ながら廃番となってしまったようです。
クリックしてもリンク切れですが、
画像だけは私のブログでご覧いただけるようですのでこのままにします。
骨が24本あるので、広げるととてもきれいな丸みを帯びたフォルムになります。
骨が多くても軽いです。柄(え)はハテナマークのよう。
ひねりキャンディーのような色合いが美しいです。
シビラらしい和モダンなカラー展開も魅力的。
私は2色持っていますが、特におすすめはレンガ色。
なぜなら、番傘のような風情がとても感じられるから。
とりわけ「野点傘」のイメージ。
この傘をさしながら歩くと、すべての場所が風流な野外でのお茶席に見えてくるから不思議です。
街角のこんな一角も傘越しに眺めると、まるで野点がおこなわれている公園に早変わり。

何気ないアスファルトの道でさえ、野点な雰囲気。
落ち着いたレンガ色で、けっして野点傘のような明るい朱色ではないですが、
さして内側から眺めると明るくみえます。

傘の赤×新緑の緑。赤×アスファルトのグレー。どんな色ともぴったり。
興味を持たれた方は、ぜひこのレンガ色の傘越しに、いつもの景色をお楽しみください。
紫陽花と↓。

閉じたところを上から撮ったので丈がつまってみえると思いますが、
24本の骨が支えている布地が花びらのようです。
骨が少ない傘よりも一折の幅が狭いので可憐な感じがします。
傘を閉じるバンドもシビラっぽさが溢れているんですよ。

私はなぜかこのフォルムをみると、
小さいころよく作った折り紙の花のくす玉を思い出してしまうのです。

楽天のミスオードリーさん。
一時期、レンガ色は在庫なしだったのですが入荷を待って購入しました。
おそらく廃番にはならない傘だと思うので、購入したい色が在庫なしでもまた再入荷があるかも。どうぞあきらめずに。
最近のコメント