「甲子園」「制覇」をめざし打ち込んできた球児たち
ブログ更新がとまっていました。
この半月、高校野球の夏の大会に入れ込んでいました。
高1の時からできるかぎり練習試合にも足を運び、追ってきた球児たちがいます。
甲子園に出たことはなく、彼らはこの高3の夏が、甲子園をかけた最後の戦いでした。
頂点まであと一歩というところまできたものの、「甲子園」の夢は破れました。
つきなみな言葉になりますが、ひたむきに野球に打ち込む姿、
エラーがでても次の試合の同じ場面できちんと決め、
どんどん「確実に」「より高い技術」を身に着けて成長していく姿、
いくつもの故障やスランプから復帰する姿をみてきました。
練習を積んできた彼らに、今度こそ、野球の神様はご褒美をくれる、
すべての苦しさが報われる、と思ったのですが叶いませんでした。
最後は負けてしまったけれど、みんな本当に輝いていました!
このチームの野球が好きでした!
いろんなプレーが目に焼き付いています!
アフリカンシンフォニーetc.さまざまな応援曲とスタンドに地響きのように広がる選手の名前コール。
痛いくらいの夏の強い日差しとともにずっとずっと忘れないでしょう。
このチームを応援してこられたことは私の心の宝物です。
ずっとずっと願い続けてきた「悲願」であればあるほど、
真摯に取り組んできたものであればあるほど、
その夢が叶わなかった時の落胆は大きいものと思うのです。
でも、こんな風に勝利の女神が微笑んでくれなくて、
苦しいことが報われなくてもそれでも野球を続けたいか、
彼らの野球に対する想いがどのくらいのものだったかの「真価」が問われる時なのでしょう。
野球をづつける人、故障他の事情で断念する人、
別の夢を目指す人、高校球児の「次」の選択はさまざまだと思いますが、
みんなの「次」に高校時代と同じくらい命と情熱をかけられるものに出会い、
そして報われるようにと願ってやみません。
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コメント
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私も近所の犬の散歩コースの高校を応援してましたが、ピッチャーの不調で早々に敗退でした。
でも偉いなぁと思うのは、敗れた直後からまた元気に練習しているんですよね。
昔、白楽に住んでいた頃も、風に乗って武相高校って、当時、野球の強かった高校の練習の声が聞こえると、「ああ頑張ってるなぁ」と励まされる思いがしたものです。
東京に越した今もまた同じように風に乗ってくる球児の声に励まされると共に、
"行方も知らぬ恋もするかな"的な一瞬の生に打ち込む彼らはきっと、これからも、世界中のどこにいっても、一瞬一瞬を大事に生きていけるよ! と確信するんです。
投稿: ポポ手 | 2012年8月 3日 (金) 09:45
ポポ手さん。
>でも偉いなぁと思うのは、敗れた直後からまた元気に練習しているんですよね。
同感です!どうして一生懸命やってきたのに報われなくても、また次に向けてスタートを切れるんでしょうね。
私の応援している球児たちも新チームの練習試合が今日スタート。そして甲子園を逃した3年生たちもやってきていて、トレーニングしたり、後輩の試合をみたり、後輩の練習試合の合間のグラウンド整備を手伝ったりしていました。
8月は甲子園に出る球児たちに脚光があたる時ですが、野球の神様にぜひ彼らの姿をしっかりみてほしいものです。
武相も強豪ですよね~。ユニが好きです。
投稿: emi | 2012年8月 3日 (金) 21:32