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2012年8月17日 (金)

西の宵空でスピカ、火星、土星が競泳、デットヒート、そしてシンクロナイズドスイミング

天文現象、いろいろありますが、その時間に空を眺められない環境にいたり、
チャンスと思っていても曇っていたために逃したりということがありますよね。

私は金星食みられず。
8月14日、西の宵空でスピカ(おとめ座)、
火星、土星が位一列に並ぶのはみられなかったのですが、
17日は日暮れから西の空を眺めることができました。

まだ青さが残る空の上で、星たちが地球の五輪を真似て競泳をしているようにみえました。
14日には横一列だったというスピカ、火星、土星は真ん中の火星が頭3つぐらいリード。
しているかのように、綺麗なくの字型となっていました。
一番下、地上に近いところに見えるのがほの白いスピカ。
頭3つぐらいリードの真ん中の星が赤い火星。
一番上に光っているのが土星。

写真は撮れなかったのでざっくりと図で示してみました。


        (土星)

     (火星)

         スピカ



----------- 西-------------地上

このあと、火星はぐんぐんスピードをあげて位置を東に変えますが、
8月22日には細い月もくわわったフォーメーションとなり、
シンクロナイズドスイミングを4人で楽しむみたいな形に。

今の季節は花火大会の開始時刻待ちのため、
暮れゆく空を久しぶりに眺めるという方々も多いのでは。
どうぞ西の空をチェックしてみてください。

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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