百花堂さんの雪花柄のツイード、美しいです
江戸時代の古河藩の殿様、土井利位が雪の結晶を顕微鏡で観察して描いた雪華。
江戸時代当時も、浴衣やお菓子やいろんなものにあしわられ、人気となりましたが、
今も土井利位の雪華をデザインしたものをいくつもみかけます。
先日、雪華をあしらったとても素敵な生地をネットでみつけました。
それは京都の「百花堂」さん(ttp://www.hyakkado.com/)のツイード雪花柄。
百花堂さんのブログのこちらのページです。
ttp://www.hyakkado.com/blog/fabric/original-fabric/398
あまりにも美しく、ぜひ多くの方々にご覧いただきたく。
百花堂さんの許可をいただきまして、その生地をご紹介します。
素敵ですよね!
明るい、華やかな色ではなく、深い墨色を背景にしている渋さがいいです。
だけど地味にみえない。
それは、ちりばめられた雪華に光沢があるからなのかもしれません。
(私のブログでは画像はこの大きさが最大なので、
ぜひ百花堂さんのブログでもっと大きな画像でご覧ください)
生地のアップはこちら。
白い雪華がモシャモシャしています。
まるで、雪の結晶の繊細な針状の花びらのよう。
落ち着いた色の中でみえかくれする華やかさ。それがとても粋です。
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雪華をモチーフにしたもので、渋くて粋だなと思う他の作品はこの2つ。
友達からもらった中川政七商店の雪華ポーチ。
白い麻生地にグレーの雪華という渋さが気に入って使っています。
明治時代に再版された『北越雪譜』の表紙。「わび」ともいえる色合いが素敵です。
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