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2012年12月30日 (日)

宇宙飛行士のマスキングテープをゲット!!!

2012年12月1日の記事のコメント欄で「森林の大きい方」さんがご紹介くださった
宇宙飛行士のマスキングテープを3coinsで買いました。

Maskingtape1
すっごくかわいいです
といっても、決してラブリーではないんです。
色も青ですし。
いかにも昭和の少年用科学雑誌の絵みたいな無骨な味がレトロでいいな~と。

テープの後ろに見えるのは、このテープを上下に並べて貼ってみたもの。

こんな感じです。

20121230maskingtape2_2

約18センチで柄が一巡します。(左端の宇宙飛行士と右端の宇宙飛行士までが約18センチ)。
上下2枚並べています。

Maskingtape3
早速、ガガーリンのファイルの上に貼ってみました!

ちなみに宇宙飛行士のマステは、星のマステとセットで315円。

宇宙飛行士の1本だけでいいのにと思っていたのですが、
この星のマステもかわいいんです。

Maskingtape5
白地に星座と名前が描かれているんですが、
その色が金色がかったモスグリーン色で素敵なんです。
ラッピングに使う英字新聞チック。

こちらは早速、星関係のファイルに貼ってみました。

マステはTWG TEAの空き箱に収納しています。
はさみで側面を切って横開きにします。
(その他の面は両面テープで固定)。
新品の太さでもちょうど入る大きさです。
20121230maskingtape9_2

そのままだとふたが浮いてしまうので、マステで留め具を作ります。
8センチぐらいにカットしたマステの下を折ります
(ここが持ち手になります)。
Maskingtape7_2

糊がついた上半分をふたに貼り、
下半分の糊の部分を箱の本体部分に貼ります。
ここが着脱式になります。
Maskingtape8

マステは付箋紙より糊は強いけど、
ほどよい粘着力だから、留まるけれど
何度も着脱できる留め具になるのです。便利~。

「森林の大きい方」さん。素敵なマステを教えてくださりありがとうございました。

3coins、あちこちにありますが、都内近郊ですと北千住店も便利。
北千住駅の構内にあるからです。
自宅や活動拠点近辺にお店がないわあという沿線の方。
途中下車しても構内なら、万が一売り切れでもリスクは少ないですものね。おすすめです。

2012年12月29日 (土)

2013年、月の満ち欠けカレンダーとともにどうぞよろしくお願いします。

2013年のカレンダーや手帳、皆様もうご用意されましたか。
毎月のミニコラム12か月分を担当させていただいた2013年の月の満ち欠けカレンダー。
おかげさまで毎年好評でうれしいです。
とても素敵なカレンダーづくりに私も加われてしあわせです。

20121229_2013mooncalendar
これが1月のページです。

グリーティングライフさんの
この月の満ち欠けカレンダーの魅力は、
ご覧のように1月には「睦月」、2月には「如月」・・・
と旧暦12ケ月の呼び名や、
赤口、先勝・・・というように六曜も書かれていても、
和テイストにならず、
メモ欄があったり情報が盛りだくさんだけど
すっきりしたデザインなこと。

自由が丘のカフェに飾ってあっても溶け込むようなナチュラルであたたかなテイストです。
それは、やわらかな雰囲気の書体や月の絵の背景の2色使い、
少しマットな紙の質感などが醸し出しているテイストなのかも。
素敵なカードをいっぱい発表されているグリーティングライフさんだからこそのセンスだと思います。

今年もどの月も配色が素敵です。
1月は柿色とサンドベージュ色の組み合わせ。

7月は青磁のような淡いペールブルーとブルーグレーの組み合わせ

2013mooncalendar2

月のカレンダーだから黄色い月の背景は黒や濃い藍色にしなきゃ、
と思わないこの自由な発想と配色のセンスが秀逸です。

こんな風にカレンダーの下に月ごとのミニコラム(by 私)があります。
2013mooncalendar3

月に親しむひとときを
楽しんでいただけましたら。

2012年12月28日 (金)

2012年12月 フィギュアスケート 全日本

2012年12月 フィギュアスケート 全日本をテレビでみました。

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百花堂さんの雪花の生地は科学技術とアートの賜物

雪の結晶カテゴリーの2012年10月9日で
京都の百花堂さんの雪花柄の生地をご紹介しました。

ネットで偶然みつけたのですが、
グレーの生地に雪の結晶がちりばめられている様子がとても美しく一目ぼれ。
コンタクトをとってこの生地をブログでご紹介させていただいたわけです。

Hyakkadou_sekka1
↑百花堂さんの雪花柄の生地。雪の結晶の繊細な産毛のような質感、光沢にうっとり

この百花堂さんが日本橋三越に2012年12月26日~31日出店されるとのこと。
この雪花柄を使ったボストンも展示されることをうかがいました。

私のお財布は寒風が吹くどころかシベリア寒気団が居座る超倹約月間(^_^.)
ボストンを購入できなくても、ぜひこの生地と百花堂の高橋美和さんにお会いしたい~と思い、
三越にうかがいました。

グレーに白の雪花柄、本当に素敵でした~~~~
墨色の生地のシックさも素敵ですが、雪の結晶!
まるで霜柱のように立体的に浮かび上がっていて、そして光沢があるのです。
その光沢というのは、角度によって青っぽくみえます。
決してラメやスパンコールのようなわかりやすい派手さではなく、
まさに霜や氷が朝陽でプリズムのようにきらめくような奥深い輝き。

そして、墨色の生地の所々には白い小さなドットのようなものがあります。
それが、雪の小さな粒にもみえます。
立体的にみえる雪華と小さな粒の対比が雪が舞っている冬の空を見ているような遠近感を感じさせます。

高橋さんはご自身のブログにも書いていらっしゃいますが、
グレーのセーターの上に雪の結晶が舞い降りたのを体験したのがこのモチーフの素となっているそうです。

そして、この繊細な輝きを放つ雪華はモルフォテックスという特殊繊維によるものだそうです。
百花堂さんのブログから引用させていただきます。
「雪の結晶を拡大したかのようなリアルな表現を実現したのは、
真っ白の繊維にモルフォテックスという繊維を織り込んで、ネップツイード地に植毛しているからです。
モルフォテックスとはモルフォ蝶(ブラジル原産の七色に光るブルーの蝶)と同じ光を屈折させる構造を研究して開発された特殊繊維。
私はこの繊維が開発されたと聞いて氷のきらめきを感じ、あの感動を再現しようとひらめきました。


モルフォテックスというのは帝人さんが開発された繊維だそうです。
帝人さんのHPでこんな風に紹介されていました。
「最先端のナノテクノロジーが生んだ構造発色繊維」

アマゾン河流域に生息するモルフォ蝶はメタリックブルーに輝く羽を持つ「世界でもっとも美しい蝶」と呼ばれていること。
その蝶の「構造発色」を再現してこの画期的な繊維が開発されたこと。
このモルフォテックスの繊維の用途はアパレル業界他にひろがっていることなどが書かれていました。

早速ネットでみてみると。。。
その奥深く上品な光沢は、ウエディングドレスやタキシード、ネクタイなどに使われてのがわかりました。
でも、あくまでも光沢を作り出す織物として使用しているものが多いようです。

ですが百花堂さんは、この繊維の光沢をそのまま雪の結晶の輝きに見立てるような活かし方をされています。
その発想が素晴らしいと思いました。

江戸時代、「顕微鏡」という科学技術が土井利位に雪の結晶のフォルムを観察させ、
それが「雪華文様」というアートになりました。
平成時代、科学技術が「モルフォテックス」という繊維を生み、
それを百花堂さんが「雪花柄のツイード」というアート性溢れるファブリックに仕上げました。


いつの時代も、科学技術と、アートな感覚、その2つがコラボすると魅力的なものがうまれる。
そんなことを感じました。

雪花柄で三越に出店されていたのはボストン1点でしたが、
その他昔の着物の柄を使ったバッグや帯を使ったテーブルランナーも素敵でした。
落ち着いた色合い、だけど上質な素材が放つ光沢が奥深い華やかさを醸し出していました。

ご興味がある方はどうぞ美しい作品をご覧なってみてください。

百花堂さんのHPで
雪花柄ツイードの生地に関しては
ttp://www.hyakkado.com/blog/fabric/original-fabric/398

雪花柄ボストンに関しては
ttp://www.hyakkado.com/blog/items/prtaporter/dress/3628

今回の日本橋三越の出店に関しては
ttp://www.hyakkado.com/blog/event/4990

(2022.8.20追記。残念ながら百花堂さんはお店を閉じてしまったようで、上記のHPは見られません。
雪花柄のボストン、ほしかった~。ぜひあらためて活動を復活されてほしいです)
**********************************************************
土井利位が『雪華図説』『続雪華図説』で発表した雪華の数々は、
デザインモチーフとして江戸の天保時代に流行します。
その一役を鈴木牧之(ぼくし)が担っています。
牧之の書いた『北越雪譜』は今なお岩波文庫で出版されていますが、
江戸時代に大ベストセラーとなりました。

この『北越雪譜』に土井利位の雪華が35種掲載されています。
明治時代にも『北越雪譜』は再販されるのですが、
「この表紙を手掛けた人はアートディレクターと呼べる最初の人では!!」と思うくらい表紙がいいんです。
土井利位の雪華を墨色のグラデーションの中にちりばめて、完全にアートとなっています。
(新潟県立文書館の許可を得て掲載させていただきます)。
050microscope_hokuetsuseppu_chi
(新潟県立文書館所蔵)

百花堂の高橋さんはこの北越雪譜の表紙はご覧になっていないのです。
版を重ね出版されている『北越雪譜』ですが、この表紙のものはネットではまずみつからないでしょうし、
図書館・資料館で閲覧できるものもほとんどないでしょう。

<グレーのセーターに舞い降りた雪の結晶>から着想を得て雪花柄ツイード生地を創られた高橋さんと、
明治時代のこの表紙を手掛けた人が、
時を越え同じ感性を持っていらっしゃるというのが第三者ながらうれしくなります!

【雪の結晶とアート】INDEXはこちら
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2012年12月19日 (水)

2012年12月 フィギュアスケート グランプリファイナル

2012年12月 フィギュアスケート グランプリファイナルをテレビでみました

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2012年12月16日 (日)

土井利位・鷹見泉石と曲亭馬琴(その2)

<土井利位や鷹見泉石>

江戸時代きっての著述家曲亭馬琴

直接の交流はないようです。
けれど、間接的な縁がとても深い人物なんです。
とりわけ私にとっては、曲亭馬琴自身が土井利位の雪華に感動してそれを写したという事実に興奮
(詳細はその1を)。

間接的な縁をまとめてみますと
馬琴が自著『南総里見八犬伝』で古河城(土井利位は古河藩藩主)を登場させる。

馬琴にとって、鷹見泉石は<友人の友人>。
鷹見泉石
 ↑↓(蘭学仲間。崋山の描いた鷹見泉石の肖像画は国宝)
渡辺崋山
 ↑↓(馬琴の息子宗伯が亡くなった時の顔を崋山に描かせるなど親しく交流)
曲亭馬琴

土井雪華(土井利位が顕微鏡で観察して描いた雪の結晶を、このブログでは通称『土井雪華』と書かせていただきます)は当時の浮世絵の中で着物の柄などにも登場。
それを描いた絵師、渓斎英泉(けいさい・えいせん)、歌川国貞(Ⅱ)、歌川国芳、歌川豊国(Ⅲ)、歌川広重などは馬琴の作品の挿絵も担当するなど親交が深い人たちばかり。

鈴木牧之は自著『北越雪譜』の出版に関して馬琴に長年にわたって相談していた。
『北越雪譜初編上の巻』には土井雪華35点の模写が掲載されている。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
というように、馬琴は土井利位や鷹見泉石が<友人の友人>であり、土井雪華ブームを後押しした絵師や鈴木牧之とも親しいのです。

馬琴や鷹見泉石が江戸時代にフェイスブックをやっていたら、ホーム画面に「知り合いかも」共通の友人2人とか出ていたかも。

絵師や鈴木牧之が土井雪華を、馬琴経由で知ったのか、誰から情報を得たのかはわかりませんが、
馬琴がみんなの核ともいえる位置にいるのが興味深いです。

馬琴の『南総里見八犬伝』の挿絵にも土井雪華が描かれている絵があったりします。
(詳細は後日土井利位と浮世絵シリーズで)。

馬琴が土井雪華が江戸時代に流行ったことについて語っている文章があります。
(詳細は後日)

馬琴が雪華図説に出会って自らも模写したのが天保4年。
以降の作品に雪華が登場したら面白いと思うのですが、未発見です。

土井利位と曲亭馬琴はこのその2で終わりですが、
もし土井雪華が登場する作品をみつけたらその3として取り上げます。

【雪の結晶と土井利位】INDEXはこちら
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2012年12月13日 (木)

手帳カバーの裏にちょっとしたカスタマイズ

手帳を少しカスタマイズしました。 それがすごくよかったのでご紹介します。

手帳カバーに手帳以外にセットしたいものを収納する方法を考えていました。

ポイントは4つ。

サイズの違う下記のものをひとまとめにファイルできるもの。

大きい順に。
*お気に入りのポストカード
*投かんする葉書
*お気に入りの写真
*名刺サイズのメッセージカード
*切手
*シール
*付箋紙
*マスキングテープ
*ゼムクリップ

サイドインのもの。(上に口が開いているトップインだと手帳を逆さに持ってしまった時に落ちる可能性があるので)

透明で中が見えるもの。

A6サイズ以下。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

手帳のリフィルなどではこの4つを満たすものはみつかりませんでした。
手元にある通帳カバーを見ていた時に思いました。
「通帳とカードの両方が入れられるようになっている。
こんなふうな手帳カバーそのものを手帳カバーの中に入れられたら」と。
<手帳カバーの中に別のビニールの手帳カバーをセット>の路線で調べている時に、
みつけたのがマービテックさんのお薬手帳カバー 015-MW でした。

横225mm×縦155mmと書かれています。
私が手帳カバーとして使用しているgentenのA6サイズのブックカバーにそのまま入りそう。
値段が安いので、現物を見ず、ダメ元で取り寄せ注文したのですが、
これがビンゴだったんです!!
私と同じようなものを探している方がいらしたらと、詳細レポします。

商品は4枚綴りで合計8面。
素材はポリ塩化ビニール。
半透明のふにゃっとした素材です。ぺたつく感じはありません。
カード印字・プリンタ印字が転写しない特殊ビニールフィルムで出来ています
と書かれています。
これは地味なようで実はありがたいポイント!!
Techo1_2

マジックテープ式ですが、私には邪魔なので
ベロをはさみでカットしました。
カットしてもそこから破れるなどの心配はなさそうです。

Techo8_2
↑カットした断面です。


この8面あるお薬手帳カバー。
便宜的に左からp1、p2と呼んでいきます。


p1【ポケットなし】
丸状のマジックテープがありますが、手帳カバーに差し込むので問題なし。
このままですと、ふにゃふにゃして差し込みにくいので、
中にポストカードを入れてから手帳カバーにセットしました。

Okusuritecho1_5
 
p2 【ポケット1つ/葉書サイズ】
ポケット部分の幅は6cm。
官製葉書なら5枚入ります。

p3【ポケット1つ/葉書サイズ】
p2と同じ作りです。


Okusuritecho2_3_3


Techo2_3
↑気に入ったカードを入れています。官製葉書より少し大きいサイズですが入りました。


p4 【ポケット1つ/葉書サイズ】
p2やp3と違うところはポケット部分の幅が8cmなこと。

p5 【ポケット3つ/6.5cmの高さのポケット2つと 真ん中に1.5cmのポケット1つ】


Okusuritecho4_5_2


Techo4_5
→p4には写真 
p5には上下のポケットに切手を収納。
真ん中のポケットは1.5㎝幅の付箋紙が1枚入る高さですが、何に使えばいいか思案中。

p6 【ポケット3つ】
p5と同じ作りです。
この高さ6.5cmのポケットも名刺カードが余裕で入る高さです。

p7 【ポケット2つ/高さ7.5cmのポケットが2つ】


Okusuritecho6_7_3


Techo6_7
↑p6にはシールを入れています。
名刺サイズのカードも余裕で入る高さがあります。
p7には名刺サイズのカードを入れています。


p8【ポケットなし】
Techo8_part2
↑ミナペルホネンのチョウチョや水玉のマスキングテープを貼ってみました。
出先でマステを使いたい時のための仮貼りコーナーです。

Techo2_3_part2
↑付箋紙はのストックはどこにしまおう、と、手帳カバー裏に入れてみました。
雪の結晶のマステもここに。

というわけで、わずか4枚、合計8面のビニールファイルにさまざまなサイズのものが収まり、
95%大満足

95%としたのは、それぞれのポケット、葉書や写真、名刺カードが
すっぽりビニールの中に隠れるようにはなっていないのですね。
だからこそ取り出しやすいわけですが、
カードが汚れたりしないよう、すっぽり入りきったらベターだと思って。

ご注意)
◆図解は私がペイントで作ってみたものです。
書き込んだサイズとともに、アバウトであることをご了承ください。
◆私の手帳カバーの内側の縦サイズが約15.8㎝。
このお薬手帳カバーの15.5㎝なので<p1とp2>は手帳カバーの左側に無理なく入りました。
ただ、<p7とp8>は手帳カバーの右側に入れるには少しきつかったです。
手帳カバーの内寸にお気をつけください。

購入したのはマービテック株式会社さんのサイト(ttp://www.marvytech.co.jp/)です。
トップページの左側にある「お薬手帳カバー」をクリックするとお薬手帳カバーのバリエ―ションが見られます。
個人で1個単位で購入できるのは015-MW(マジックテープ付きのデラックスタイプ)のみでした。
(2012.12.13現在)

「お薬手帳カバー」のページの上部の「marvyショップ」をクリックすると
個人が買えるページが開きます。
お値段はなんと、税込131円!!
送料600円で送料の方が商品より高くつきましたが、
それでも731円でこの便利さと心地よさを手に入れられると思えばうれしいものです。

2012年12月 9日 (日)

土井利位・鷹見泉石と曲亭馬琴(その1)

曲亭馬琴、土井利位の雪華図を写す!!

このことを知った時、私は興奮してしまいました。
小林禎作氏、片桐一男氏他、いろんな方が土井利位について執筆されていますが、
まったくこのことに触れていらっしゃらなかったので
(もし既に指摘されている方がいらしたらごめんなさい)。

気付いた発端は、文化~文政~天保の頃の江戸の気象を調べたこと。

土井利位は雪の結晶観察を、奏者番、寺社奉行として勤めていた江戸、
それから大坂城代として赴任した大坂、所司代として赴任した京都でおこないました。
古河藩の殿様だから茨城県の古河で観察というわけではないのです。
古河藩を藩主として統治はしていますがほとんど江戸暮らし。
そのため、『雪華図説』に描かれた雪の結晶の観察の手がかりとして、当時の江戸の町の気象を調べようと思ったのです。
いくつも資料はありますが、中でも『曲亭馬琴日記』は二つの点でとても参考になりました。
一つは同じ時代に同じ江戸に住んでいること。
二つめは、馬琴が日記に克明に毎日の気象を記録していたことです。

それで、馬琴の日記を追っていく中で、馬琴自身が雪花図を写したことを記した記述に出会ったのです。

馬琴は木村黙老(もくろう)経由で『雪華図説』を知る。

『雪華図説』は天保3年(※1)に出版、といっても、あくまでも私家版、つまり自費出版。
贈答用などに限られた方々に配っただけのものです。
けっして本屋さんに平積みになっていて、江戸時代の町民が手に取り目にしたというものではありません。

馬琴が雪華図説に出会ったのは、
馬琴が親しく交流し、本の貸し借り等をしている木村黙老(注2)の著作『聞まゝの記』九の巻の中でした。

馬琴が『雪華図説』に出会う流れ。

木村黙老が『雪華図説』を写し、『聞まゝの記』九の巻に収める。

曲亭馬琴が黙老から『聞まゝの記』シリーズを借りる。

第9巻の中で雪花図に出会う。

馬琴が息子の宗伯と一緒に雪花図を写す。

という流れです。

ではこのくだりを『曲亭馬琴日記』から抜粋します。
私自身の読みやすさのためカタカナ表記の助詞をひらがなに、漢数字をアラビア数字にしています。

天保4年6月2日
宗伯、今日、聞まゝの記、雪花の図写しかゝる。細画に付、未果処、余共写し、両三日に可及よし也。

天保4年6月3日
宗伯、今日も、聞まゝの記九の巻の画図、写之。終日にして、未果。

天保4年6月4日
宗伯、今日も聞まゝの記の図、写之。終日也。

天保4年6月5日
宗伯、今日、聞まゝの記の図写し畢歟。未報落成。

馬琴はこのあと山科宗仙に『聞まゝの記』を写してもらうため渡しています。(同年9月7日の日記)

写し終わった山科宗仙は原本を9月15日馬琴に返却。馬琴は筆料を支払っています(9月15日の日記)

馬琴は『聞まゝの記』九の巻の原本を9月20日に黙老に返却しています。

いずれも『曲亭馬琴日記 第三巻』柴田光彦編(中央公論新社)より
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余共写し、と書かれているので馬琴も一緒に写したのだと推測できます。
そして、連日取り組んでもなかなか終わらなかった様子がわかります。

この馬琴と宗伯が模写した雪花図が残っているという話はきいていません。
保存されていたら面白いのですが。

江戸の一般人が土井利位の雪華を知るのは、
鈴木牧之が『北越雪譜 初編巻之上』で土井雪華35点を転載紹介したことが大きな要因です。
『北越雪譜 初編巻之上』の出版は天保8年秋頃。
ですから、天保4年6月に『雪華図説』に出会えった馬琴はかなり早い段階に知ったと言えます。

木村黙老の『聞まゝの記』九の巻、香川の図書館に所蔵されていることがわかり、複写取寄せをしました。
『雪華図説』と見比べたところ、文章も雪華図も内容はすべて一緒となっています。
忠実に再現していることがわかります。
コピー機のない江戸時代の人は手で書き写すという労力を使って、手許に気にいったものを残したのですね。

(※1)『雪華図説』では「増補」という言葉を使って天保3年12月の雪の結晶を掲載しています。
が、桂川甫賢によるあとがきは天保3年7月に書かれたものとなっています。

(※2)木村黙老は高松藩家老木村亘(わたる)のこと。
    江戸時代の顕微鏡シリーズNo.41の黙々漁隠と同一人物。

土井利位・鷹見泉石と曲亭馬琴(その2)はこちら

【雪の結晶と土井利位】INDEXはこちら
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2012年12月 8日 (土)

土井利位の環境(その2)鷹見泉石のネットワーク

古河藩藩主・土井利位による雪の結晶の顕微鏡観察において
大きな役割を果たしたのが古河藩家老の鷹見泉石と言われています。
彼はさまざまな蘭学者たちとの交流があり、泉石自身がオランダ語の名前を名乗ったり、ロシア語も解しました。

江戸時代の顕微鏡シリーズでとりあげた人物の中は下記の通りです。
鷹見泉石と交流のあった人がどのくらいいるかをチェックしてみました。

青文字=土井利位や鷹見泉石が交流のあった人
黒文字=交流がないわけではなく、まだ確かめきれていない人
      (交流あるとわかれば随時青文字に修正します)
赤文字=直接の交流はないかもしれないけれど「雪華図説」に縁の深い人

※『鷹見泉石日記』他から交流関係をチェックしました。
※古河藩主として江戸勤めをし、大坂城代、京都所司代、老中にもなった土井利位の交流関係も幅広いはず。
 まだチェックしきれていません。
※()の数字は江戸時代の顕微鏡シリーズの番号です。
--------------------------------------------
2)西川如見・西川正休
3)三宅也来
4)田村阿波守又四郎、作右衛門
5)後藤光生
6)小野蘭山
7)杉田玄白
8)森山孝盛、平賀源内
9)三浦梅園、吉雄耕牛
10)中井履軒、
  
木村蒹葭堂←木村蒹葭堂の死後となるが、鷹見泉石は大坂赴任中に蒹葭堂2代目石居(木村孔陽)と深い交流あり。
  服部永錫
11)小林規右衛
13)長沢芦雪、皆川淇園
14)
森島中良←鷹見泉石と親交のある桂川甫周(16)に登場)の弟  
  
司馬江漢←鷹見泉石親交あり
16)
大黒屋光太夫←鷹見泉石親交あり  
  
桂川甫周(国瑞)←鷹見泉石親交あり。雪華図説のあとがきを書いた桂川甫賢の祖父
17)橘南谿
20)十返舎一九
21)遠藤高璟
22)葛飾北斎
23)徳川家斉、石橋助左衛門
27)高玄竜
28)山東京伝、歌川国貞
30)栗本丹州
32)松平定信←土井利位の実父親利徳と親交あり
32-2)
曲亭馬琴(滝沢馬琴) (馬琴が土井利位や鷹見泉石と直接の交流があったという文献はありませんが、
   馬琴は鷹見泉石が知人の知人にあたるなど、間接的な縁が深い人物。後日あらためてご紹介します)  
   
鈴木牧之(土井利位が顕微鏡で観察してまとめた『雪華図説』内の雪の結晶を写して『北越雪譜』で紹介)
33)南小柿寧一
35)鎌田昌長
36)
宇田川榕庵←鷹見泉石親交あり  
  
シーボルト←鷹見泉石親交あり
37)
大槻磐水←鷹見泉石親交あり。おらんだ正月で同席他。
37-2)
渡辺崋山←鷹見泉石親交あり。崋山が描いた鷹見泉石の肖像画は国宝。   
    ビュルゲル
37-3)
青地林宗←鷹見泉石親交あり
38)二宮敬作
39-2)
猪俣昌之←鷹見泉石親交あり    
    
高橋景保←鷹見泉石親交あり
41)
木村黙老(土井利位の『雪華図説』を写したものを曲亭馬琴にみせる。曲亭馬琴は土井利位の雪華を写す)
42)田能村竹田
43)大原道斎、三宅康直
44)大蔵永常
50)山東京山
52)高木春山
53)土田英章
53-2)飯室昌栩
57)金武良哲
58)徳川慶勝


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ご覧のように、鷹見泉石が交流のあった人物で顕微鏡関係者
(顕微鏡を所有していた、観察した、顕微鏡を作った、顕微鏡について述べた人)が何人もいることがわかります。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
土井利位は
●江戸時代最大の鳥類図鑑作りを成し遂げ、学者たちとも交流があった堀田正敦を親戚に持った(その1
●西洋の科学知識に貪欲で蘭学者たちとの交流も多い、鷹見泉石を家臣に持った(その2 この記事)
わけで
<科学的な観察をコツコツと続ける>活動をする上で、精神的にも情報力の上でも大変恵まれた環境にいたといえます。

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2012年12月 6日 (木)

土井利位の環境(その1)江戸時代の博物大名たち。とりわけ堀田正敦

土井利位は藩主でありながら、
雪の結晶を顕微鏡で観察してスケッチを描き、
雪の効能などを記した文章とともに『雪華図説』『続雪華図説』を著す
という非常に科学的な功績を残しました。

江戸時代、科学的な功績を残した大名は少なくありません。
舶来の科学本を入手できる、最先端の文明の利器(望遠鏡、顕微鏡、銃etc.)を手にすることができたのも
一般人とは違う権力者という立場こそでしょう。
また、江戸時代は比較的平和で国内で大きな戦乱がなく、
殿様たちが研究などに打ち込める環境もあったからなのでしょう。

自然学・博物学を愛好し自ら図譜を作った博物大名の代表的な方を挙げます。

◆黒田斉清(なりきよ)/筑前福岡藩第10代藩主。
   『鷲経』他鳥類などに関するの著作あり。
◆佐竹曙山(しょざん)/出羽久保田藩(秋田藩)第8代藩主。
   『写生帖』。虫類などに関する著作あり。
◆細川重賢 (しげかた) /肥後熊本藩第6代藩主。
   『毛介綺煥』『昆虫胥化図』編纂。

◆堀田正敦(ほったまさあつ)/下野佐野藩主。
   『観文禽譜』『観文獣譜』『堀田禽譜』編纂。
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『堀田禽譜』よりシマフクロウ。画像提供:東京国立博物館。画像番号C0073420

↓『堀田禽譜』よりピングイン。(私メモ/ペンギンのこと)
  画像提供:東京国立博物館。画像番号C0023302

Doi_hottakinpu_penguin

◆堀田正衡(ほったまさひら)/下野佐野藩第二代藩主。
  堀田正敦の子。
   『観文介譜』。貝に造詣が深い。

◆前田利保(としやす)/越中富山藩第10第藩主。
  『本草通串』『本草徴解』他薬草に関する著作あり。

◆松平頼恭 (よりたか) /讃岐高松藩第5第藩主。
     『衆鱗図』『衆禽画譜』『写生画帖』他編纂。

◆増山雪斎 (せっさい)/勢長島藩第5代藩主。
   『虫豸帖(ちゅうちじょう)』
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↑『虫豸帖』より。画像提供:東京国立博物館。画像番号C0021060

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

上記に挙げた博物大名の一人、堀田正敦。
彼の禽譜は江戸時代最高最大の鳥類図鑑と称されています。
そしてこの堀田正敦は実は土井利位(どいとしつら)の伯父なんです!!
土井利位から見ると、実父である土井利徳(どいとしなり/三河刈谷藩藩主)の弟が堀田正敦という関係。
Doi_hottakinpu_medaichidori
↑堀田正敦の禽譜の水禽より。めだいちどり。
  画像提供:東京国立博物館。画像番号H0018487


このめだいちどりは、土井利位の実父土井利徳が描いたものです。
「コノ図ハ山城守利徳朝臣ノ自ラ
写サル所ナリ」
と絵の上部に記されています。

弟(正敦)や息子(利位)ほどの博物趣味はなかったかもしれませんが、
利徳の動物スケッチがあり、それが禽譜に収録されているのは興味深いことです。

(それから、正敦が伯父になるということは、
貝を研究し『観文介譜』を著した堀田正衡は土井利位のいとこになるのですね。)

堀田正敦の功績と土井利位への影響力については
鈴木道男氏の論文【『雪華図説』再考】(東北大学大学院 国際文化研究科論集 第五号)が詳しいです。

ネットでの閲覧はこちら
ttp://ir.library.tohoku.ac.jp/re/bitstream/10097/34453/1/KJ00004370355.pdf

鈴木氏は堀田正敦に関して
化政期(私メモ/文化文政時代)の諸学の大庇護者というべき堀田正敦は、
学者支配の若年寄の特権を十分に活用し、
本草学者、蘭学者、またこれらの学問に造詣の深い諸大名らをはじめ、
広く市井の鳥学愛好グループからも諸説を徴して『観文禽譜』を完成させた。
と書いています。

また、土井利位への影響としては
広く海外や市井からも情報を徴する正敦の学問の方法は、父利徳を通じて利位に伝えられたであろう。
と記し、雪華図説に跋(私メモ/あとがきのこと)をよせた桂川甫賢が、
堀田正敦の『観文禽譜』の増補改訂にブレーンとして関わっていたことも述べています。

土井利位が堀田正敦(伯父)や同世代の堀田正衡(いとこ)とどのくらい交流があったのかはわかりませんが、
博物をコツコツと研究し、海外の知識や学者の見識を取り入れるという堀田正敦のスタイルやネットワーク。
土井利位は影響や励みを受けたのではないでしょうか。

(2013.8.29追記)
堀田正敦と土井利位まわりの家系図をつくってみました。
こちらです。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
博物大名に関するサイト

◆九州国立博物館(連載 九州蘭学紀行~西洋にあこがれた大名たち~第二回 井上 淳)
直接のURLはttp://www.kyuhaku.jp/roji/roji_in-02.html

◆国立国会図書館(電子展示会「描かれた動物・植物」第一章 江戸博物誌の歩み Ⅱ自然へのあついまなざし-18世紀)
直接のURLはttp://www.ndl.go.jp/nature/cha1/index2.html

================================================
博物大名に関してはこちらの記事や本が面白いです。

『殿様生物学の系譜』科学朝日編。
小西正泰氏はこの中で
「博物大名一家にとっては、本来は強制された義務である参勤交代の長旅も、
実際には心おどる動植物採集旅行にほかならなかったようである」
と書いています。
上記に挙げた博物大名のスケッチ画像を全員はご紹介できませんでしたが、
どうぞご自身でご覧になってみてください。
好奇心あふれ、観察した様子が伝わってくるような躍動感みなぎる絵に出会えることでしょう。

江戸時代の博物図譜では
『博物画譜 佐竹曙山・増山雪斎』(駸々堂出版)や

↓こちらも興味深いです。


江戸鳥類大図鑑 THE BIRDS AND BIRDLORE OF TOKUGAWA JAPAN


江戸時代に描かれた鳥たち 輸入された鳥、身近な鳥


【雪の結晶と土井利位】INDEXはこちら
雪の結晶全般はこちら

2012年12月 3日 (月)

星INDEX

ブログ「今日も星日和」のカテゴリー「星」「宇宙へ行った人気キャラクター」の
記事一覧です。                      2020.7.11更新
星と月に関してはINDEXの整理を検討中、
まとめきれていません。

〔宇宙へ行った人気キャラクター〕シリーズはこちら

〔星のささやき〕シリーズはこちら

〔星空観察〕
宵空に幸運星木星が輝いています/人気の星読みサイトについても。
斉藤投手と受験生と地球照/誰かの輝きが誰を輝かせ・・・
すべての星はどこかに属している/星座は領域を示すもの
初秋の初オリオン/早起きすると真っ暗な空にもう冬の星座が
早起きして流れ星/早起きは三文の得
二日間星日和/眠る前と朝、一日二度オリオン座を
朝いちのベランダ星/昼間の夢をみた目は闇に慣れないの?
朝4時45分の星の定点観測/シリウスがずんずん動いています
ベランダでしし座流星群みました/白い軌跡を描いて
犬に名前をつけるなら/毎朝ベランダに出てまずこの犬にご挨拶
夜明けはもう夏/夏の星座がおめみえ
月のお舟とおほしさま/細い月にちょこんと金星が
チェシャ猫の笑いのような三日月/三日月がニカッと笑った口のよう
毎朝、この鳥に挨拶/夜明け前のベランダで
マックノート彗星/ハープの調べがきこえてきそう
金星と三角定規---見えてくる楽しさ/満天の星が見えない空でも
金星・土星・レグルス・月。4つなーらんだ/宵の西の空に
台風一過のベランダ星/ぐんぐん雲がゆきすぎる中で浮かぶ星
今シーズンはじめてのオリオン座/夏の空では明け方に
ペルセウス座流星群---いつもの窓辺に星が降る/自宅でも見えました
星に願いを/空に輝く勝利のV !!
ホームズ彗星がみたい!/彗星のようにあらわるって
ホームズ彗星みました/肉眼でも
冬のプチダイヤモンド/綺麗な六角形が
秋の四辺形、星空ダイヤモンド/宇宙間にかっとばせ
月とスピカと金星がキラリ/星空ジュエリー
星空でシンクロナイズドスイミング/月やスピカが
氷点下の夏の星/冬なのに見ているのは夏の星
早春の金木犀、もとい金木星が見頃です/近づいてます
金星と木星と月、大接近のドラマ/夜明けの空で
木星は上り電車 月と金星は下り電車/動く動く
おとめ座野球/星空に野球の女神がいます
今朝も星日和/冬の大三角、のち、蝉しぐれ
金星と三日月と秋の野球ダイヤモンド/この季節の楽しみ
金星と針葉樹でXmasツリーのできあがり!!/てっぺんに本物の星を
おとめ座---春はそこまで夜明けまで/春の星座を一早く
月にプードル、そして月で草野球
月にプードルと草野球をする人発見
早朝、草野球をする人をみました/寒い1月の早朝に
オリオン座---トップスターの座をつかむ/宵空の主役
さそり座が見ごろです/夏の星座が冬のこの時期に
ペルセウス座流星群/家のベランダで
真夏のオリオンを観ました/映画館で
地球の影絵遊びと星空の書初め/2010年元旦の少し前
満月富士山初日の出/友達からいただいた吉祥3点セット
狭い空だからこそ楽しめるひとり星当てクイズ/隙間に明るい星
冬の大三角と小三角と特大三角みーつけた/火星が仕事しています
三日月と金星でスマイルマークなるか!?/細い月と金星が接近
満月とスーパーの肉売り場/目の錯覚という魔法
スピカ、火星、土星が競泳/火星が追い上げ
スピカ、火星、土星、月/2012年8月22日
後の月/2012年10月27日
惑星なーらんだ/2016年1月28日

〔あの場所で星空観察〕
ディズニーリゾート
シンデレラ城前で星空観察/ショー待ちも退屈しません
冬のシンデレラ城前で星空観察/クリスマスの東京TDLで
東京ミッドタウン
東京ミッドタウンで星空観察/明るい六本木の街で

〔空観察〕他のカテゴリーでアップした空の話も。
空に関しては色うっとりの「空」「花火」にもあります。

大きな虹が出ました/5月20日に現われた虹と「虹」という漢字の由来
今日も虹、そして2ちゃん/また虹が。2chの天文気象板のおすすめも
空の光りもの 横浜の花火大会/2006年7月16日の花火大会
宙をスイスイあひる雲/台風の後、アヒル雲と美しい夕焼けが
薔薇色の朝焼け、東雲色という感性/東雲色ってご存知ですか
天使の里帰り/朝、下界は一面の雲。空は朝焼け
夜中から夜明けの色/雷に染まる空、夜明けの空の色を色見本帳で
天使が降りてきそうな空/朝焼けの雲は天使の住み処
赤いグレナディンシロップの空/朝焼けの空を見ていると
ブルーベリーヨーグルト色の雷の光/空に走る閃光の数々
稲妻を撮りました/念願。雷のぎざぎざを。
黒い雲もくもくにワクワク/夕焼けに染まる薔薇色の雲もいいけれど
朝焼け日和、夕焼け日和/自然がみせてくれる美しい色
今朝の天使のエスカレーター/天使のはしごではなくて
雷のゆりかご/雷が頭上で次々発生しているような
昨日の雷の空/携帯でも撮れました!
太陽が朝寝坊をやめました/光に春を感じます
虹に願いを/いつもの場所で虹を見る
金環日食に感動/2012年5月21日
大きな虹の脚/2012年9月19日
初日の出は今がチャンス/1月上旬
雷すごかったでした/2014年7月20日

〔about 星〕
今夜は宇宙遊泳
/JAXAがネットで公開しているライブラリーの中から、
            宇宙遊泳気分を楽しめるお薦め映像を
丸の内のJAXA i のうれしいサービス/打上げライブ中継を楽しんだり
UFOは地球に着陸していた/フィンランドの建築家マッティ・スーロネンによる
                   UFOハウス「フトゥロ」とは
UFOで宇宙旅行/
宇宙空間のイメージ/毛利衛氏の著書『果てしない宇宙のなかで思う未来のこと』
バラ星雲/どんな薔薇 その1 その2
星は希望の象徴/タロットでも「星」は希望や願い事の実現を表します
台風7号はなぜ「マリア」?/象、たぬき、真珠・・・いろんな名前の台風が
花火師と星の密接な関係/花火には星にまつわる言葉がいっぱい
冥王星格下げとしびれる小ネタ/くすり系の笑いがお好きな方に
ブログの世界は星空みたい/ブログはネットという宇宙に煌く星々
世界に誇る顔文字文化/ある形を別のものに見立てる本能
すべては太陽の遊び/周りを照らし続ける太陽の気持ちは
点と点を結びたくなる本能/あるバス停の路線図で
ブループラネット。地球に恋をした/遠く輝く青い惑星に
星言葉を考えてみました/花言葉のように星言葉
記念星をつくろう/離れても自分たちの絆を思い出すために
5月の満月と絵のない絵本/ウエサク祭についても
星出さんを見ると千里の道も一歩から/励まされます
お星さまと金銀すなご/たなばたっていいですね
鶴に願いを/願い事はこの星座に
8倍という魔法/見えぬものでもあるんだよ
星のお絵描きに挑戦/いて座のティーカップ
金木犀の香る星/この時期、地球の目玉です
おさるのジョージの作者による星のおえかき/いて座編 くじら座編
こんな隙間にも星の光は届くから/星が見える=星から見えてる
芥川龍之介はなぜ北斗七星を6つの星で描いたか/全集より
ビヨンセのマイケル追悼コメントにじーん/何度息をのむ瞬間が
宇宙へ飛び立つ黒猫ちゃん/野口宇宙飛行士を乗せたソユーズに
明日3月30日はブルームーン/1ケ月に2度目の満月
月とブルーウィローとの共通点/ストーリーが円を描くように展開する
宇宙飛行士を迎える地球のにおい/皇后さまが読まれた和歌
はやぶさがアボリジニの聖地に遺したカプセルは未来を拓く種子/快挙
はやぶさとイトカワとラッコとハワイ/かんらん石
室町時代の貴族の日記『実隆公記』/彗星、日蝕月蝕流星他古天文
日本三大実録/861年~865年~870年~877年~
885年~

「満天の星凍りても生きており」/by森村誠一
平将門と北斗七星/まつわる神社をつなぐと
宇宙ステーションにイヌが/白戸家のお父さんみたい
宇宙飛行士のマスキングテープ/昭和の科学雑誌風
ロシアの隕石/2013年2月
1996年1月7日のつくば隕石/あらためて

〔about プラネタリウム〕
目がスターとはまぐりの潮汁/メガスターとプラネタリウムで星を観る楽しさ
プラネタリウムの夕暮れと夜明け/夕暮れと夜明けの演出の楽しさ
白夜とプラネタリウム/世界の都市の日の出日の入り時間がわかるサイト
プラネタリウムで盆踊り/満天の星の下で踊れたら最高
装填旅がらす 明日はいずこの星の下/プラネタリウムを支えるスペシャリスト達
プラネタリウムでの声の力/人の心に一番響くのは人の声
東に朝日、西に月、そして天に星/ホームスターを楽しんでいます
プラネタリウムと落語(話芸&想像力)/この2つ似てますね

〔魅力的なプラネタリウム〕
その1五島プラネタリウム(渋谷)
その2サンシャインプラネタリウム(池袋)
その3プラネタリウムスターホール(町田)
その4サンシャインスターライトドーム満天(池袋)
その5さいたま市宇宙劇場(大宮)
プラネタリウムバー(白金台)

〔魅力的な星イベント〕
渋谷で天体観測/しぶてん開催の観測会で土星を見ました
渋谷で木星/しぶてんの観望会で木星を楽しみました
メガスター 星の海に浸るしあわせ/小野田淳子さん名解説
「天地水 月光浴」展の青い微粒子/石川賢治氏の展覧会
星とアロマを満喫 さいたま市宇宙劇場/星と香りの番組
星空に包まれる楽しさ 町田市立博物館/移動式
ヒルズの星空庭園は新鮮な発見/夜景とメガスターの星空コラボ
東急まちだスターホールで二十祭まちだがあります/意義深い
二十祭まちだ「一つ空の下」にじーんときました
ホクレア号その1---祝福の星と出会いと/横浜で
ホクレア号その2/クルーのおばあちゃまとおばさまとの出会い
ホクレア号その3/ホクレアパーティーに出席しました
ホクレア号その4---星に導かれて/スタッフをねぎらう会にも
渋谷で星がきらきら/しぶてんの観測会でお月様
チェコ天文学の夕べ/花実さんと阿部新助氏の講演会へ
イトカワらっこにぞっこん/らっこにみえる小惑星イトカワを求めて宇宙研へ
しぶてんでミッキームーン/天体望遠鏡でお月様を眺めると
お月見と火星と花火と光三昧/東京のまちなかで観望会
スターホールの星を見納め/惜しまれつつ閉館
万華鏡小宇宙にうっとり/馬場ふさこさんと細井厚子さんの世界
「平原綾香 いのちの星の詩(うた)」/池袋の満天で
宇宙を感じる川村紗智子さんの器の世界/宇宙のような器
ピアノとインドの楽器シタールのコラボ/新宿のプラネタリウムで
スカイプラネタリウム/六本木ヒルズで

 

2012年12月 2日 (日)

宇宙へ行った人気キャラクターINDEX

ブログ「今日も星日和」のカテゴリー「星やプラネタリウム」内の「宇宙へ行った人気キャラクター」に関する記事一覧です。(2013年1月17日更新)

〔宇宙へ行った人気キャラクター〕
その1/スヌーピー 前編後編追加編その後編ここにも編
その2/ガチャピン 前編後編 
その3/カロリーヌ 前編後編
その4/おさるのジョージ 「ろけっとこざる」で宇宙へ
その5/ミッキーマウス 宇宙飛行士と対面する宇宙服ミッキー
その6/ミッフィー   前編 /後編
その7/キティ 種子島キティちゃん
その8/ムーミン 日本オリジナルアニメと絵本に発見
その9/テディベア   123456
その10/サザエさん 「新春・サザエさん一家の初夢旅行」 
その11/リカちゃん JAXAのイベントに宇宙服を着たリカちゃん登場
その12/ペコちゃんとキユーピー 宇宙服を着たフィギュアが

2012年12月 1日 (土)

雪の結晶柄のマスキングテープ、あと残りわずかです

マスキングテープって楽しいですよね。
手帳や写真のスクラップ、ちょっとした贈答カード、いろいろ使えます。

以前、お店で現物をみて、素敵!
と思いながら買いそびれていた雪の結晶柄のマスキングテープを今日、買いました。

色がグレーということも、シンプルなフォルムなのもどこか北欧チックで素敵。
カモイのマスキングテープ、結晶/グレーです。

雪に関するファイルの背表紙の上に貼ってみました。
Snow_maskingtape1
ファイルは100円ショップの半透明の白いファイルでそろえています。


Snow_maskingtape2
グレーのカードの縁に貼るとこんな感じ。
シンプルな雪の結晶が北欧チックでいいデザインです。

雪の結晶ではないのですが、「木の実」という幅広のマスキングテープも買いました。
黒地に赤と黄色が映えます。
木の実ですが雪の結晶チック。
黒地に赤、黄の色調がロシアの木の民芸品の色合いにも似ているので、
ロシアの起上り小法師と並べてみました。
Snow_maskingtape3
黒いカードにこのマステを使うのも素敵でしょう。

(2012.12.30追記)
下記のコメント欄で「森林の大きい方」さんが教えてくださった宇宙飛行士のマステを買いました。
男の子の文房具チックですごくいいです。
詳細は
12月30日に。

【雪の結晶とアート】INDEXはこちら
雪の結晶全般はこちら

「星のささやき」シリーズのINDEXを分けました。

「星のささやき」シリーズのINDEXです。(2016.2.18更新)

なるべく時系列に記事を更新していこうと思っていたのですが、
あとから資料がみつかったりで、いろいろ前後しています。

その1/きっかけ。ロシア語ではшёпот звёзд。

その2/英語ではwhisper of the stars
Whisperofthestarsbook_2

その3/ロシア語編。地理学者セルゲイ・オブルチェフほか
Knevedomym_goram

その4/ロシア語編。ザハール本
Mizunonazo

その5/ロシア語編。ザハール本の解説
Zakhalbookanother

その6/寒極について

その7/『永遠のシベリア』に
     セルゲイ・オブルチェフのプロフィールが。
Eiennosiberia

その8/セルゲイの父ウラジーミル・オブルチェフは
     地理学者&SF作家


その9/ロシア語書籍『ポーリュス・ホーラダ』日本語訳発見
Kankyoku_okada

その10/オーロラの音は「星のささやき」か

その11/ロシアの作家シャラーモフが
     星のささやきについて書いています

その12/ロシアのレスコフの小説に星のささやきを発見
Leskov_russia

その13/セルゲイ・オブルチェフの1933年の本に
     星のささやき発見
Booksergeiobruchev

その14/セルゲイ・オブルチェフの1954年の本に
      星のささやき発見
B_neizbedannye_kraya

その15/その9の『ポーリュス・ホーラダ』の原書を閲覧
Polushkholodabook

その16/サハ語(ヤクート語)が判明。
      сулус сибигинэйиитэ

その17/ロシア語文献一覧

その18/英語の本『The whisper of stars』を読みました
Whisperofthestarsbook_2

その19/英語の本『IN SIBERIA』を読みました
In_siberia

その20/星のささやきに関する英語文献一覧

その21/TBSドキュメンタリー番組『シベリア大紀行』と関連本

その22/星のささやきに関する日本語文献一覧

その23/1809年のロシア人の体験談

追加資料がでましたら随時更新します

星のささやきシリーズINDEXはこちら

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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    今日も星日和の第二衛星。 おいしーいものを少しずつ  紹介していきます

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    おんぽたんぽさんの心の琴線に触れたものが紹介されています。キラキラと大切なものが光ってる宝箱のようなブログ。
  • さる子の「こんな毎日」
    暮らしを豊かにする様々な美が満載のブログ。さる子さんは新ブログに移行され、こちらは基本停止中のようですがご紹介させていただきます
  • always in heaven
    「笑店」のおんぽたんぽさんの新ブログ。森羅万象のネットの中で素敵なもの、こと、ひとをみつけだされていて、訪ねるたびに素敵なエネルギーをいただきます。