家田紙工さんの和紙の雪の結晶、情緒あります
世の中にはいっぱい雪の結晶グッズがあると思うのですが、
私がみつけられずにいるものも多いです。
「こんな雪の結晶グッズがあるなんて!!」という出会いを
まわりの友人たちから多々いただいています。ありがたいです。
今回は友達がみつけた家田紙工さん(ttp://www.iedashikou.com/)の
「SNOWFLAKE」をご紹介します。
これは、美濃の手すき和紙でできた雪の結晶です。
ロシアといえばマトリョーシカ、
アンデスといえば指人形、
天童といえばこけし、
会津若松といえばおきあがりこぼし、
そして岐阜といえば美濃紙。なんですね。
家田紙工さんの
ttp://www.iedashikou.com/1_100brand/jp/paper/products/snowflake/
↑こちらのページに、この雪の結晶、SNOWFLAKEについて詳細が書かれています。
SNOWFLAKEのモチーフデザイナーはVera Ilyushechikinaさん。
ロシアの幼稚園に通っていた頃、紙で作った雪の結晶を窓ガラスに飾ったこと。
美濃和紙の工房を訪ねた時、
白い和紙が日光に輝く様子が雪のように見えたこと。などが語られています。
結晶の柄は全部で22種類。
それぞれ、名前が付けられていて、フォルムがとても美しいです。
レース編みのような雰囲気もあります。
さすが、冬の本場の国の女性がデザインしただけあって、
写真集でみるような雪の結晶の精緻な形が和紙で見事に再現されています。
そのうえで「愛」と名付けられたSNOWFLAKEのように
雪の結晶にハートモチーフを織り交ぜた小粋な結晶もあります。
ベツレヘムの星を窓に貼ってみました。
窓に貼ってももちろん素敵ですが、和紙だからここに貼ってみたらどうだろう、
と思ったのが障子。
すると。
スンバらしいです!!!!
障子の前で、しばし、
スタンディングオベーション。
SNOWFLAKE。和紙でできているため輪郭がシャープではなく、
もわもわっとしています。
窓ガラスに貼ると、硬質な窓ガラスと和紙のもわもわ質感がコントラストとなりますが、
障子紙に貼ると、障子紙のあたたかさとSNOWFLAKEのあたたかさが相乗効果で映えます。
アップで。
このSNOWFLAKEが赤とか青だったら
白い障子紙に貼ってもっと目立つのでしょうけれど、
白×白なのがいいんです。
日の光で透かし彫りのように奥ゆかしく
雪華のフォルムが浮かび上がるのがいいんです。
家に障子がある方はぜひ試してみてください!
障子がない場合、障子紙ぐらいの薄さの和紙に貼って
それを窓辺に飾るのもいいかもしれません。
和紙のライトシェードに貼っても素敵かも。
窓ガラスには霧吹きの水でくっつきますが、
障子紙には水では貼りつきません。
スティックのりで貼りました。
(結晶の先に少しだけ糊をつければOK)
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