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2013年2月23日 (土)

2013年2月19日の雪でも結晶がなんとかみえました!

19日は朝は雨でしたが、しだいに雪になりました。
でも、関東南部。傘の上の雪もすぐ溶け、あたりにも積もる様子はない水っぽい雪です。そんな雪でも結晶はみえるのでしょうか。

結論。見えました。30分ぐらい眺めていて10個ぐらい見えたということは、3分に1個は見えていた計算になります。

撮影方法はいつものように、
【セーターをひろげて、雪を受ける。肉眼で見て、結晶の形のものがあれば、すかさず左手の雪めがねを結晶に当て、右手の携帯(接写機能)でパシャ】です。

写真のクオリティはよくないですが、≪積もらない水っぽい雪でも雪の結晶をみつけられる≫ということをお伝えしたく、ご紹介します。

Doia4 20130219_124237snowcrystal_2
今回一番綺麗な形はこちら
手が少しもげていますが、
シンプルなフォルムがはっきりわかります。
土井利位の描いた雪華A4に似ています。



20130219_123345snowcrystal

こちらも枝がもげて、
六花というよりも三花ですが、
ゴージャスな結晶だったことが
想像できます。












19日はぼたん雪。単独飛行でひらひらと舞い降りる結晶はほとんどありません。

だからこそ
①六花の形をみつけられた時のよろこびはひとしお
②とけかけたり、枝がもげた雪の結晶から、本来はどんな美しい姿だったかを想像する楽しさ。
があります。

20130219_122948snowcrystal

土井雪華B9に似ています。

Doib9_2













20130219_123704snowcrystal
これもとけかけですが、先端がカエルのみずかきのように
3つに別れている様子がわかります。
土井雪華A1に似てます。Doia1








20130219_124514snowcrystal
こちらはシンプルな樹枝状六花でしょう。
土井雪華B2に似ています。
Doib2_2







次はウォーリーを探せ、ならぬ雪の結晶を探せクイズです。

20130219_122559snowcrystal1 かたまりで降ってきた雪のどこかに結晶らしきものが。








答えは

20130219_122559snowcrystal1_b ここですね。










20130219_122647snowcrystal このかたまりも
*だった名残りの形があちこちに見えますね。


というわけで、べちゃべちゃの雪であっても東京であっても、
雪の結晶に関心がある方は
ぜひ、だめもとで雪の観察をしてみてください。


*********
私が「土井雪華」と書いているのは、土井利位が顕微鏡でスケッチして『雪華図説』『続雪華図説』で描いた雪華のこと。アルファベットと数字は古河歴史博物館が出している図録「雪の華」の番号です。

【雪の結晶撮影シリーズ】INDEXはこちら
雪の結晶全般はこちら

2013年2月21日 (木)

桜が満開、関井一夫さんの美しい万華鏡が横浜高島屋で

20130221sekiikazuo_kaleidoscope01 2013年1月9日にご紹介した金工作家、関井一夫さんの万華鏡作品展が2月20日から横浜高島屋でおこなわれるとうかがって、初日の昨日行ってきました。

素敵でした~lovely
桜をテーマにした可憐な作品、赤い薔薇をテーマにしたゴージャスな作品、松竹梅をテーマにした和のテイストの作品etc.万華鏡という名の通り、様々な花や色が百花繚乱咲き乱れていました。

私が画像を撮るのはデジカメではなく携帯です。
万華鏡の色の繊細さ、透明感、再現しきれないのですが、
関井氏のご厚意で撮らせていただきました。
また、このブログでご紹介もOKと許可をいただきましたので、ご紹介させていただきます。美しさのおすそわけを少しでもできましたら。

20130221sekiikazuo_kaleidoscope03 今回、桜をテーマにした万華鏡がいくつも展示されていました。

紫色、星のようにキラキラ光る金色のオブジェクトがあしらわれた夜桜のようなイメージのもの、若草色、白などの春らしい色のオブジェクトも加わって、昼間の桜のイメージのもの・・・
どれも可憐ではんなりした世界が広がります。








20130221sekiikazuo_kaleidoscope02

桜の花の寒天寄せのよう。

桜の万華鏡と聞いて、
「花びら」の形のオブジェクトが使われているのかと
思ったのですが、
「五弁の桜」そのものがオブジェクトになっているのです。

その桜が、筒の中で、斜めになるもの、正面を向くもの、
横になるもの
さまざまなため、筒の中で、咲き乱れる桜の木を
上から見下ろしているような感覚になります。





桜の万華鏡のオブジェクトを横から見ると。
20130221sekiikazuo_kaleidoscope04
桜の花が
かわいいです~。
おしべの様子も。
こんな桜の形をと
ガラス作家さんに
リクエストして
作っていただいたそうです。

20130221sekiikazuo_kaleidoscope05



アメジストのような紫色も春の夜のイメージ。
オイルの中でひらひらと動く桜や、
キラキラっと星のように輝くオブジェクト。
これぞ日本の美です。





20130221sekiikazuo_kaleidoscope14
20130221sekiikazuo_kaleidoscope15_2









斜めになったり、
横をむいたりする桜の花が
多彩な表情をみせていて、
とっても華やかです。











0130220_144246




こちらは画像がうまく撮れなかったのですが、
真紅の薔薇をイメージした万華鏡です。
黒の背景の中に、赤い薔薇のはなびらを思わせる
赤いオブジェクトがいっぱい。発想が斬新です。
万華鏡というといろんな色と形のオブジェクトを入れるものと思いますよね。
同じ色のものだと重なって形も見えないし、色の差がなくてつまらないと。

ですが、違いました。赤でもさまざまな素材のものが使われているので、
それぞれのフォルムもよく見えます。赤い薔薇の花びらが敷き詰められたベッドに顔を埋めるような華やかさ、ゴージャス感でした。単色だから変化がないということではないのですね。奥が深いと思いました。

20130221sekiikazuo_kaleidoscope07 こちらは「深海」という万華鏡。
手前のパールのオブジェクトと、奥の青い色をはじめとするオブジェクト、オイルの中で動くスピードが違う細工がほどこされています。
幾何学模様を次々に描くパールの奥で、深い色のオブジェクトがゆら~と
うごめく様子はまさに深海。美しかったです。








20130221sekiikazuo_kaleidoscope08 こちらの万華鏡は背景が赤系で独特の質感がありました。
画像では暗く写って、背景の「赤」はおわかりいただけないと思うのですが。
オブジェクトは、飴細工のようなひゅるんとしたフォルムの金属etc.。
ひゅるんとしたオブジェクトだけというシンプルさもいいですね。
次々と形を変えてゆく様子も美しかったです。








0130220_145413
こちらは妖艶な万華鏡でした。色もパープルやブラック。網のようにみえるものは、まるで未亡人がかぶる帽子のベールのよう。
美輪明宏が演じる貴婦人のイメージがしました。














20130221sekiikazuo_kaleidoscope10 こちらの万華鏡も妖艶でぞくっときました。
金工をずっと手掛けていらっしゃった関井さんならではの美しい蘭の花が、食虫植物をイメージした筒を抱えています。

20130221sekiikazuo_kaleidoscope11 この筒が万華鏡になっているのですね。
ウツボカズラのよう。

中央の透明にみえるところがオブジェクトですね。








こちらにも未亡人のベールを想わせるような黒いものが入っていて、様々なフォルムを作り出しています。

20130221sekiikazuo_kaleidoscope12

ラフレシアを思わせるようなオレンジ色、トロピカルな色のオブジェクトが甘く、毒々しく、キッチュで。レディーガガのようでもあり。とっても耽美です。


20130221sekiikazuo_kaleidoscope13
この画像も、同じシリーズだったかと思います。

可憐な花から、妖しい毒を感じさせる花まで。万華鏡本体の工芸品としての美しさもさることながら、いろんな世界を楽しませていただきました。

どの作品も手に取って楽しむことができるので、お近くに行かれる方はぜひ一足早いお花見をされてみてはいかがでしょうか。
3月5日まで横浜高島屋7階、美術画廊隣りの美術工芸サロンでおこなわれています。


関井一夫さん万華鏡 1 2 3 4 5

2013年2月17日 (日)

『雪だるまの雪子ちゃん』、素敵な絵本です

山本容子さんの絵が好きで、雪の結晶が好きなら、この本を手にとられずにいられましょうか。

というわけで、昨年、棚の雪の結晶コーナーに加わったのが
『雪だるまの雪子ちゃん』江國香織著 銅板画山本容子
雪だるまの雪子ちゃん
絵本ではなく長編童話。233ページのボリュームがあります。

感激したのがまず表紙。雪の結晶がたくさん描かれています。土井利位の描いた雪華に似たものもあります。

土井利位の雪華は江戸時代後半にブームになって広まり、以降、一般的な「雪華文様」となりました。
山本容子さんが一般的な雪華紋としてモチーフにされたのか、それとも土井利位の『雪華図説』をご存知で
そこからモチーフにされたのか、はたまた、まったく関係なく雪の結晶の写真などをモチーフにされたのか
知りたいところです。
土井利位はあくまでも「観察スケッチ」としてシンメトリーな雪華を描いていますが、
山本容子さんの雪の結晶はゆらぎのあるフォルムで味があります。

古河歴史博物館の図録『雪の華』内の一覧表にある雪華に似たものを
『雪だるまの雪子ちゃん』の表紙カバーにみつけました。
Doia1_2 Doid4 Doid5 Doih1



A1       D4       D5       H1 

Doil8 Dois2 Doiu4



L8       S2       U4   
 



そして、たくさんの雪の結晶の中に赤い長靴をはいた雪子ちゃんの姿も見え隠れ。
『雪だるまの雪子ちゃん』の表紙絵は部屋の壁紙にしたい!と思うほど素敵です。

20120217yukiko そして、表紙カバーをめくると。

なんということでしょう(ビフォーアフターの調子で)。

そこには一転、春や夏を思わせる色とりどりの花々が咲き乱れているではありませんか。

雪の下に次の季節が隠されているのですね。ニクイです。→
(右側が雪の結晶がある本のカバー。左側の花々が本体です)

さて、お話の方は・・・。

野生の雪だるまの雪子ちゃんがまわりの人たちと交流するお話です。
劇的なことはとくになく、冬景色の丁寧な描写の中でほのぼのした交流がおこなわれていて、心がほっこりするお話です。江國香織さんの文章は五感に働きかけますね。
冬の凛とした空気、針葉樹のスーとする匂い、雪の上を歩く感触や、雪原が太陽にキラキラするまぶしさ、寒い中でなめるバターのおいしさetc.いろんな楽しさが伝わってきます。

この雪子ちゃん。
野生の雪だるまで、今は子だぬきほどの大きさです。好物はバターと生ざかな。手足があってまつげもあって、もちろん動物だから寝ているとおなかがへこんだりふくらんだりして、寒い中で吐く息もちゃんと白くて・・・。

ある日、雪子ちゃんはお散歩して、学校に辿りつきます。校庭を歩いてブランコのところにやってきた雪子ちゃん。ブランコに座ってじっとしています。それをみた子供たちが、「こぎ方がわからないんだわ!」と雪子ちゃんに身振り手振りで漕ぎ方を教えるシーンがあります。
長靴をはいた雪だるまがブランコにちょこんと座っている場面を想像して、かわいい!と思いました。

校庭にいる雪子ちゃんに気づいた子供たちが、教室からたくさん顔を出した時、雪子ちゃんは驚きます。でも、お父さんの「こわいことがあっても凍りつくんじゃない」という教えを思い出して、深呼吸して「わたしは雪だるまの雪子よ。だまってお庭に入りこんでごめんなさい」と毅然とこたえます。

たき火をながめるのが好きな雪子ちゃん。もちろん危険と知っているから遠くから眺めます。空へ立ち昇る火の粉をみて、私たちは空から降りてくるのに、火の子たちは逆。陽気にはねて地上から空へと昇っていくんだわと考えます。

こわがりだけど、好奇心旺盛で利発な雪子ちゃん。
山本容子さんの絵も、少しブサカワできかんき顔に雪子ちゃんが描かれています。 ラブリーじゃないところが逆に可愛らしさを感じさせます。

野生の雪だるまという設定もいいです。
ファンタジックでありながら、リアリティもあったり。
雪子ちゃんが遊びに行った小学校のエミラ先生はこんな風に語っています。
「野生の雪だるまがでたなんて話、このへんじゃもう、ずっと聞いたこともないわ。雪だるまっていえば、子どもたちが雪でつくる物だと思ってる人も多いくらいよ」 p70
また、エミラ先生の学校の図書室にある野生の雪だるまに関する資料によると、
主食が生のさかな。生態はまだあまりあきらかになっていないが、群れはつくらず、単独で行動する、雪のなかに独自の巣をつくってかくれ住んでいて、人を見ると逃げてしまう p73
のだそうです。

<冬の描写>
まっ白な羽根蒲団を十枚もかさねたみたいに、たっぷりつもった雪が月に照らされて、砂糖をまいたみたいに光っている風景 p51や
空気には、水をふくんだ雪のにおいと、森のエゾマツやアカマツの、すがすがしいにおいがまざっています。 p119

<春や夏へのあこがれが増す描写>
黄色いタンポポ、まっ白なナナカマド、むらさき色のリンドウ、クリーム色のイワウメ p166
ユキノシタ。あんずやいちごの実、ブルーベリー、ハスカップ p167~168

などなど。
冬がいとおしくなったり、春や夏の季節が待ち遠しくなったりする素敵な作品です。
snow    snow    snow    snow    snow    snow

◆山本容子美術館 Yo's room第10回
(ttp://www.lucasmuseum.net/information/index.php?itemid=364)
に『雪だるまの雪子ちゃん』のいくつかの挿絵が紹介されています。

◆絵本ナビでも挿絵と数ページが公開されています。絵本ナビ(ttp://www.ehonnavi.net/)→「雪だるまの雪子ちゃん」で検索。

◆江戸時代の雪だるま↓ 本当に置物の達磨の形をしています。

「風流雪の遊」菊山英山/江戸時代
Furyuyukinoasobi1 Furyuyukinoasobi2










画像提供:東京国立博物館(ttp://www.tnm.jp/)

20130115snowman ◆家の近所でみつけた雪だるま

小さい女の子が作りました。
右目の葉っぱが下に落ちちゃいましたが、ゆるきゃらのかわいい雪だるまでした。

【雪の絵本】INDEXはこちら
雪の結晶全般はこちら

ロシアの隕石、脅威

ロシアの隕石のニュース、テレビで見てびっくりしました。
衝撃波があれだけ怖いものだとは。そして、そうなんだ!と思ったのは、熱まで感じた人がいたこと。

あれだけの威力がありながら、死者が出ていないのは幸いですね。ガラスの破片で負傷した人は大変なことと思いますが、肌を出す季節だったらもっと重傷者が増えていたのでしょう。
それこそ、原発や、飛行場、飛行中の航空機などが被害にあっていたらとんでもないことでしたね。

16日の小惑星のことは予測できていても、あの隕石は予測できなかったのでしょうか。でも予測できてもどうしようもないですよね。

確実に地球に向かっている。どこに落ちるかは地球の自転まかせのロシアンルーレットなんて怖すぎます。

さて、隕石というと、2007年1月24日に書きましたが、私はつくば隕石(1996年1月7日)を東京で目撃しました。今でも、昨日のことのようにあの場面、音を思い出せます。すぐそばの小学校で誰かが打ち上げ花火をあげたのかな。その燃えカスが落ちてきたのかな、と思ったのですが、方向、時間からつくば隕石だろうとわかった時はびっくりしました。当時、国立天文台だったかに問い合わせしたところ、私の近所からも目撃情報が上がっている、浜松でも音が聞こえたという情報が寄せられていると聞いて、そんなに広範囲に広がるものなのかと驚きました。

隕石というとツングースカ大爆発を思い出します。
2009年頃、「星のささやき」という現象を追っている中で、「星のささやき」のキーマンの一人が、ツングースカ大爆発の調査にも関わっていることがわかり、当時、ツングースカ大爆発について調べ直したことを思い出しました。こちら。

今回の隕石は多くの人が映像に撮れているのがすごいですね。youtubeでいろいろみられますが、大地。画面右寄りにロシア正教の寺院があって、左の方から長い軌跡を描いて光が走るという動画が印象的でした。
ロシアのРБКテレビの映像のようです。

smotori(ロシア語でウォッチの意味)のサイトの中でアップされています。49秒間の映像。音無し。三角印をクリックすると映像がはじまります。
ttp://smotri.com/video/view/?id=v2388693a756

2013年2月13日 (水)

2013年2月 フィギュアスケート 四大陸選手権

2013年2月 フィギュアスケート 四大陸選手権をテレビでみました。

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2013年2月 7日 (木)

雪の結晶もディズニーの手にかかると。ダッフィーのスノーフレーク。

江戸時代の殿様、土井利位(どいとしつら)侯が雪の結晶を顕微鏡でスケッチしたものをまとめた『雪華図説』『続雪華図説』に魅せられ、ライフワークとして追っています。

Duffy_snow1 今日は少し脱線して、
ディズニーならではの雪の結晶をご紹介しましょう。

このダッフィー、身内が持っている少し前のシーズンの
クリスマスダッフィーです。

さすがディズニー。
ぬかりなく、芸がこまかいです。

ダッフィーの着ている雪の結晶柄のセーターが・・・。




こんな感じなんです。
Duffy_snow2 Duffy_snow3









ミッキーをあしらいながら、ちゃんと雪の結晶になっていますね。

Duffy_snow5_3 Duffy_snow4 Duffy_snow6









ニクイですねえ。
皆さまもディズニーの冬グッズでスノーフレークのモチーフものをお持ちでしたら、
隠れミッキーがいないかチェックされてみては。

ディズニー雪の結晶第二弾はこちら
【雪の結晶とアート】INDEXはこちら
雪の結晶全般はこちら

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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
    コンタクト: メールアドレスはhoshibiyorihappy*yahoo.co.jp このyahooの前の*を@に変えてご連絡下さいませ
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