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2013年10月 1日 (火)

3大不思議。土下座、胴上げ、ビールかけ

土下座、胴上げ、ビールかけ。

これは男性ならではのものかな、と私が思うTOP3です。

子供の頃って男女の性差って目立ちますよね。
小さい男の子はおしなべて乗り物が好き。
先日バスに乗っていた時も、
信号待ちの時に小さな男の子が「ママ、オレンジオレンジ」と
停まっているクレーン車を指さして狂気乱舞していました。
一方、小さな女の子はビーズとかキラキラするものが好き。

もちろん、ビース手芸作家になる男性や鉄道好きな鉄子もいるわけですし、
大人になるにつれて「性差」ではなく「個性差」になっていると思うのですが、
やっぱりこれは男性だけの世界だと思うTOP3が冒頭に挙げた土下座 、胴上げ、ビールかけ。

【土下座】
ドラマ『半沢直樹』最終回でも、大和田常務が顔をゆがめながら、膝を落として土下座する場面が
印象的でした。
土下座をする=屈辱、敗北の象徴なのでしょうけれど、
ポーズ自体は、座敷で畳に手をついて「いらっしゃいませ」とご挨拶する時のしぐさとほぼ同じわけですし、
外国人には通じないでしょうし・・・。
このポーズが屈辱を表すとわかっている者同士でやるからこそ、
片方が屈辱を感じ、片方が胸のつかえをおろすことができるものなのでしょうね。

【胴上げ】
プロ野球の巨人、楽天の優勝決定の場面。歓喜に湧いた球場での胴上げシーンが印象的でした。
<勝って監督やヒーローを胴上げしたい!>
この気持ちは男性陣にとって、最大の感謝の表し方なのかしら。
以前、テレビドラマ『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』でも長瀬智也が演じる高校生の主人公が、
担任の先生を喜ばす最大のプレゼントは「胴上げ」だと発想する場面がありました。
女性で、大成功を決めた場面で胴上げされたい、とか胴上げして祝福したいと思う方は
どのくらいいるのでしょうか。

【ビールかけ】
巨人の優勝後のビールかけ。
大の大人がうれしそうに、ビール瓶を振って、仲間にビールに降り注いでいます。
浴びた方も顔にしたたる泡をぬぐいながらうれしそう。
水鉄砲ではないでしょうし、なぜビールがけがうれしいのかよくわかりません。
目に入りそう。べたべたしそう。なにより、飲まないのがもったいないです。

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推測すると。

男性という生き物にとっては頭の位置がとても大事なのかなと。
他者との優越を頭の位置で互いに知らしめあいたいのかなと。
土下座=相手より頭が下。 胴上げ=みんなより頭がはるかに高い位置。
自分の頭を相手の足元にする土下座や、相手の頭を一番高いところにする胴上げで、
降伏や敬意を現わすのかなと。

男性ならではと思うものに、「紙飛行機」もあります。
男子校に出かけた時に、校舎と校舎の間の植え込みに紙飛行機が何機も着陸しているのをみました。
学生時代、確かに男子はテストの答案用紙を紙飛行機にして飛ばしていました。
そんなことする女子ってあまりいないと思うのですが。

男性は立ションをする生命体。
ビールかけといい紙飛行機といい<遠くへ飛ばす、浴びせる>というのが
本能に組み込まれているのかな~と思いました。

そのほか、男性と女性で違うなと思うのは「けんか」。
女子同士の喧嘩は眼を見合わせない。ぷいっと顔をそむけて、遠ざかる。が基本かなと思うのです。
一方、男子は、肩がぶつかって一発触発になるような場面でも互いに目をそむけずみつめあいますよね。
当事者たちはもちろんみつめあっているつもりはさらさらなく、
「 このやろう」と眼を飛ばしっているだけでしょうが。
目をそらした方が負けなのか食い入るように見つめ合う。
そして「なんだと~」とにらみ合いながら、じりじり歩み寄っていく・・・。

歩み寄るというのも、もちろん好きだから近づきたい、というのではなくて、
互いに威圧しあってどちらがその威圧に負けて後ずさりするか、背を向けるかを競うようなところがあって
近づいているのでしょうが。

その様子が、嫌いと思ったら、ぷいっと背を向けあってしまう女子とは真逆で面白いと思いました。

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  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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