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2013年11月28日 (木)

ジョロウグモの網、その後。嵐の次の日に感動。

2013年10月31日(クモの画像あり)、2013年11月10日(クモの画像なし)で
ご紹介した<ジョロウグモの網>のその後です。

クモは見るだけでも鳥肌で苦手だった私が、網のあまりの美しさに虜になり、観察続けているわけですが、これまでの流れを。

網の色
10月
21日(月)白。携帯ではっきり撮れる。
25日(金)ほぼ透明。細くなっているのか。撮るも写らず。

網の形
10月
21日(月)五線譜状
23日(水)縦糸と横糸が増え、五線譜ではなくなる。

その後、虫がかかったり、落ち葉が張りついたり。
伝染した網タイツのように穴がところどころあいては、しばらく経つと修復されているの繰り返し。

でした。

25日(月)も落ち葉が網に張りついていて、相変わらずジョロウグモは網に中央にゴールキーパーのごとく鎮座。

という状態でした。

さて、私の住んでいる地方は11月25日(月)の夜から台風並みの雨と風となりました。

そんな嵐一過の26日(火)の朝。ジョロウグモはどうなっているでしょうか。

網ごと吹き飛ばされちゃったかな~。
残っていても落ち葉がいっぱい網にくっついて、ぼろぼろかな~と思いきや。

パーフェクトな美しい網がひろがっていました!!
落ち葉の一枚、小さな羽虫の一匹もひっかかっていませんhappy02

私が見たのは朝の6時45分ぐらいです。
嵐が去って、夜が明けてからそんなに時間は経っていません。
ソッコウで網を修復したのでしょうか。

色…白さが戻っていました。ですので、写りました。

形…横糸にところどころ隙間がある五線譜状。

結論。最初に網を張った10月21日の網の時ほどではないけれど、色も白くなり、形も整っていたので、かなり一からの修復に近かったのかな~と。

では早速、その様子をアップします。クモの画像は「続きを読む」をクリックしたら出るようにしました。それまでは蜘蛛画像はないのでご安心ください。
網がちょっとでもよく見えるようにと画像を大きくアップします。
どうでしょう。網が見えますか。
20131126spider2



20131126spider2plus
参考になればと、網の弧のカーブをざっと赤で示してみます

続きは、クモ画像も出てくる「続きを読む」を。

反対から網を撮ると。(注意、ジョロウクモがシルエットで登場)
20131126spider1_3


横糸にところどころ隙間があり、五線譜みたいになっているのがおわかりいただけますか。
横糸の平行線具合が芸術的です。

20131126spider1plus


弧のカーブをざっと赤で示しますと。



















横から網を見ると。
20131126spider5


横糸の隙間がよくわかります。

20131126spider5plus_2





弧を赤で、隙間を黄色で示しますと。




それにしても、芸術的です。横糸を等間隔に引いていく丹念さ。
それにしても、ジョロウグモ、頭を下にしてずっと逆さ体制なんですね。


翌日の27日には、落ち葉などがまた網に張りつき、せっかくの美しい網がまたあちこち穴があいていました。

あらためて、26日の朝の網は、作り直したてだったんだな~と思いました。

誰も踏んでいない新雪を見た時のような喜び!!

私がもしもクモの網にひっかかって食べられてしまう運命の虫なら、
絶対このジョロウグモがいいです。

そして誰もひっかかっていない美しい網に、新雪に一歩を踏み出すように、ばりっと引っかかりたい。

もちろん、虫にはなりたくないし、網が美しくても今は絶対手を出したくない(触れるのは気持ち悪くて)ですけどねcoldsweats01


20131112spiderこちらは、11月12日に撮ったもの。
葉っぱに張りつき支えている糸のアップです。

雪の結晶を撮る時の雪眼鏡くんを出動させてみました。
カメラのルーペ機能&雪眼鏡で、糸を覗くとどうなるんだろうと思って。
でも残念ながら、糸でしかありませんでした。

さて、感動した一つは、私はジョロウグモにすでに出会っていたということ。

江戸時代の顕微鏡について調べていた時、
江戸時代の人の虫の観察スケッチをたくさんチェックしていたのです。
顕微鏡使用のものが多かったので。

顕微鏡シリーズ(8)の(30)-2で岩崎灌園の『本草図説』のスケッチをご紹介しましたが、
そのスケッチの中にジョロウグモがいたことに先日気づきました。


スケッチは、黄色と緑の縞々の胴体。黒と黄色の縞々の長い手足。お腹あたりに見える赤。
まさにジョロウグモです。
「絡新婦」「ゼウロクモ」と文字が読めます。

あたりまえなのでしょうけれど、私が観察しているジョロウグモ。江戸時代のジョロウグモと姿形が一緒ということにしみじみします。

2014年のジョロウグモについては2014年10月15日のブログに。

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コメント

ジョロウグモをここまで観察するところが流石恵美さん!
私はクモは結構好きなので我が家の庭に巣を張った黄色い縞々のクモと仲良くしていました。網の中央でエサを待っているクモを指でチョンチョンと突くと、クモが怒って網を揺らすんです。それが面白くて巣の前を通る度に突いておりました(笑)でも、いつの間にやらいなくなり…寂しい日々を送っています。

さる子さま。ご覧くださりありがとうございます。
さる子さんは蜘蛛は「平気」どころか「結構好き」なのですね!!
庭に巣を張られて嫌がるどころか仲良くしていらしたなんて。
指で蜘蛛と接触を試みるなんて、私には超上級者編です。

いつのまにか姿がなくなってさみしく思われるなんて、クモも冥利に尽きますね。

26日の朝、感動した網もすっかりまたボロボロになっていました。明日の朝、綺麗に張り替えているか、もうこのままか。

来年の10月頃、同じクモがまたあの美しい白い網を張る時がきたら、ぜひさる子さんにも見ていただきたいです。

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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
    コンタクト: メールアドレスはhoshibiyorihappy*yahoo.co.jp このyahooの前の*を@に変えてご連絡下さいませ
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