ジョロウグモ(その2)網、その後
2013年10月31日のブログでご紹介した五線譜の網をつくるジョロウグモ。
その後をお伝えします。
発見した21日からの流れを。
10月
21日(月)早朝発見。五線譜状の白く輝く網に魅せられました。
22日(火)五線譜網健在。
23日(水)縦糸と横糸が増えていて五線譜ではなくなっていました。
25日(金)糸は白さがなくなりました。細くなったのでしょうか、写メで写らず。
30日(水)虫がかかった後でしょうか。穴が開いていました。でもジョロウグモは修復する気配なく
網の中央に仁王立ち。
11月
1日(金)何か所か穴が開いていました。
ジョロウグモは相変わらず穴を放置したまま、中央でゴールキーパーのごとく仁王立ち。
5日(火)穴が修復されていました。けれど網の色は薄く、糸も細く、目で凝らしてやっとわかるくらい。
写メをしたらかろうじて写りました。
わかりづらいかもしれませんが、写真の上半分ぐらいに網があります。
8日(金)網は健在。シャボン玉の消えかけのように目にかすかに見えるくらいの網のまんなかに
ジョロウグモ。霧吹きを網にかけたらシルエットが浮かび上がるかしらと思うのですが
他人の住宅の植え込みの網なので断念。
ジョロウグモが、今の網をとっぱらって、美しい五線譜網を一からつくりなおすことはないのでしょうか。
となると、次にNEWの網を作るのは1年後。来年の10月が待ち遠しいです。
それにしても、私がまさか、蜘蛛の観察をすることになるとは。
自ら、蜘蛛に近づいていくことがあるとは。蜘蛛の図鑑を手に取ることがあるとは。
人生ウン十年生きていてもまだ知らない現象がいっぱいあるのですね。
五線譜網に出会ったのは早朝だったのですが、ユーミンの「やさしさに包まれたなら」をなぜか口ずさんで歩いていた時だったのです。
なので、五線譜網は、早朝から動き出す私への「自然からのごほうび」みたいな気持ちになりました。
さて、こちらは植え込みに張られた網。雨上がりだったので水滴が綺麗でした。
ジョロウグモがつくったものではありません。
図鑑によると西洋では「妖精のスカーフ」と呼ばれているとか。
ジョロウグモの網のその後は2013年11月28日のブログに。
2014年のジョロウグモは2014年10月15日のブログに。
ジョロウグモINDEXはこちら
« 浮世絵の中の雪華シリーズ(その1)国芳の猫の着物がしびれます | トップページ | 宮原知子のショートプログラム、何度もリピートして魅入ってしまいます »
「 others」カテゴリの記事
- しびれる『葬送のフリーレン』(その2)第10話。アウラとの対決に忠臣蔵を思い出しました(2023.11.18)
- 元気です~(2023.05.21)
- ちょっと撮り鉄子になった日の話。(2023.03.07)
- 61才。まだ3時のおやつ前(2023.01.15)
コメント
« 浮世絵の中の雪華シリーズ(その1)国芳の猫の着物がしびれます | トップページ | 宮原知子のショートプログラム、何度もリピートして魅入ってしまいます »
emiさん
お久しぶりです☆
蜘蛛の巣が、五線譜。。。
よく気付かれましたね!!!
我が家や庭でも、蜘蛛の巣はあちこちみかけますが
こんなに大きくなったのは初めて見ました。
虫は、蜘蛛の巣が見えないのかな?
だから目立つど真ん中に作っても大丈夫なのかな?
蜘蛛によって、作る巣の模様が違うのですね。。。
地元では、蜘蛛の糸を使ったビジネスが生まれたと、記事になりました。
http://n-seikei.jp/2013/05/post-16037.html
蜘蛛が、自分で張った糸に捕まらないのも不思議です。。。
追記:アメブロへログイン出来なくなったので、また楽天(笑店)に移りました。^^
投稿: おんぽたんぽ | 2013年11月14日 (木) 07:29
おんぽたんぽさんもいろんな蜘蛛の網もご覧になっていたのですね。
教えていただいた記事、みました!
山形のバイオベンチャー企業「スパイダー」。
蜘蛛の糸を合成した新素材の名称は「QMONOS(クモノス)」。
こんな研究をされている企業があったなんて。
私が記事にしなければ、おんぽたんぽさんに教えていただかなければ知らないことでした。興味深いです。ありがとうございます!
投稿: emi | 2013年11月14日 (木) 19:43
emi さん
おはようございます!
あれ? 記事がアップされている。。。
確か、アップされなくて諦めておいとましたのですが。。。^^
楽天の記事へのお返事、「よく楽天へ移られたこと気づかれましたね」
などど、変なこと書いてしまいました。。。ごめんなさい。
地元に慶応義塾の先端生命科学センターがあり、先月そこの所長さんの
富田勝さん達の研究成果が、夢の扉+で紹介されていて、
http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20131006.html
富田さんの確か後輩?の方が、蜘蛛の巣の糸を発見したと、
その番組で取り上げられていました。
地元紙でも、お二人の研究成果は取り上げられていましたが
何しろ、全国版ではないので、紙面の大きさから小さめの記事になり
インパクトがあまり残らないんですよね。。。
全国放送でTVで取り上げられる事で、その大きさを改めて
実感することが出来ました。
蜘蛛の糸を始め、蜘蛛は化学とかも習っていないでしょうに^^
自然って、芸術の面でも科学の面でも、観察すると
素晴らしい発見がありますよね。。。
投稿: おんぽたんぽ | 2013年11月16日 (土) 09:32
おんぽたんぽさんへ。慶応義塾大学さんは庄内キャンパスがあるときいています。そのキャンパスが鶴岡なのですね。夢の扉を残念ながら見逃しましたが、リンク貼ってくださった回で、富田氏の後輩として蜘蛛の網の研究の方達が紹介されたのでしたか!
全国区の放送でご紹介されたこと、これからも楽しみですね。
「自然って、芸術の面でも科学の面でも、観察すると
素晴らしい発見がありますよね」
おんぽたんぽさんの言葉に激しく同感です!!!ヽ(^。^)ノ
蜘蛛の網といい、雪の結晶といい、虹といい、卓越した技術を持った職人でもかなわない芸術性がありますよね。美しさをアピールしているわけではないのに。
投稿: emi | 2013年11月16日 (土) 10:06