雪の結晶 新INDEX(その2)雪の結晶の文化
【雪の結晶の文化】 のINDEXです
雪の結晶の異名
日本では古くから雪の結晶(雪華)のことを六出、六花、むつのはなと呼んでいたと書いてある文献もありますが(cf.2010年9月9日)、果たしてそうでしょうか。
①日本の古代~江戸時代の文献に上記のような異名がどのくらい登場するのか調べてみました。
②それらの言葉の出所は中国。中国で雪華を六出、六花と呼んでいる文献も調べてみました。
異名を調べる理由は日本で雪華=六角形がいつから認識されていたかを確かめるため2010年9月9日
中国での異名
「六出(liuchu/リュウチュウ)」
1 紀元前140年頃 2 南北朝~元 3 まとめなおし 4 『釈名』に六出の記載はあるのか
「六出花(liuchufhua/リュウチュウフア」
1 唐~元の時代
「六花(liu hua/リュウフア)」
1 唐~明の時代
日本での異名
「六出(りくしゅつ)」未アップ
「六出花(りくしゅつはな)」未アップ
「六花(りっか)」
室町時代『実隆公記(さねたかこうき)』
「雪花」
室町時代『実隆公記(さねたかこうき)』
関連して
枕草子で雪が出てくる箇所2010年7月8日
異名を調べてみた結論。日本人はいつから雪の結晶が6角形と認識したか。未アップ
江戸の人々は雪華にどう萌えたのか
当時のブームを示す2つの文献2013年10月17日
土井利位の雪華が文様として定着するまで
1 江戸時代(天保ごろ)~明治時代までの全体の流れ
2 『雪華図説』『続雪華図説』をもらった人
3 『雪華図説』『続雪華図説』を手書きで複写した人
4 浴衣の柄ほか雪華モチーフが使われる
5 実は『雪華図説』発表以前に土井利位の雪華は知られていた
6 浮世絵が雪華を広める。浮世絵に雪華が「文様」になっていく様子が見える
7 雪華に名前がつき、文様として定着
日本人にとって雪とは何か
1 雪月花 以下未アップ
2 豊年のしるし
3 白という色
4 雪を花に見立て、花を雪に見立てる
5 夏に雪氷で涼をとれた江戸時代2014年8月15日
雪の結晶の魅力
同じ形にときめく普遍性2011年2月12日
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