14日~15日明け方の大雪で雪アートの新作登場
こんなに記録的な雪がわずか一週間の間に降るなんて。
今回の雪は水分が多く、私が観察できた時間では雪の結晶を見ることができませんでした。
雪が降るとしたくなるもの。
1)雪でなにかをつくる。雪だるまとか。
2)雪を投げて遊ぶ。
3)雪をころがして大きな丸をつくる。
江戸時代、当時の日本人と雪とのかかわりを探りたくて、
江戸時代の浮世絵をいろいろ見ているのですが、
江戸時代の人たちも1)2)3)を楽しんでいる様子が、絵からうかがえて面白いです。
これらの作品の紹介は3月中旬ぐらいからおこなう予定ですのでお楽しみに。
今日は今回の大雪でつくられた雪アートをご紹介。
しつこく身内ネタですみませんが、まずはしろたん新作。
メイキング画像。
まずは雪を長細く固めて
小さく丸めた雪を
くっつければできあがり!
さて、雪だるまのしろたんはどこにいるでしょうか。
ぬいぐるみしろたんが真白とはいえないので
すぐみつかりますね!
↓今日の陽射しで解けたしろたん。
あわれ。おばけのよう
つづいては友人で金工作家の宮崎浩美さんによる雪兎。
赤い目がかわいいです。
雪兎は江戸時代の人々もつくっていて、浮世絵にも登場します。
黒いお盆の上に載せた雪兎を当時の人たちが楽しんだであろうことがわかります。
こちらは近所の女の子がつくったかまくら。
おとうさん、おかあさんの3人家族なので、きっと自分たち家族をあらわしているのでしょう。
ハート型の雪もかわいいです。
こちらはグラウンドに
雪をまるめた大きな固まりを発見。
雪を見たら転がして大きな丸を作る。
これは古今東西、誰もがまず発想することなんでしょうね。
日本では「雪こかし」という名詞もあります。
江戸時代の浮世絵で雪こかしを描いた作品は結構あります。
「雪まろげ」という言い方もありますね。
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emiさん♪
可愛いお写真達に、思わずにんまりしてしまいました☆
ずっと雪国に住んでいると、遊び心がワンパターンになってしまうけれど(私は)
雪だるまの他に、良く考えると、何か大きなイベントじゃなくても
何でも作って良いんですよね。^^
都会の方達の見事な遊び心、スヌーピーさんや白熊さんも
堪能させて頂きました!!!
投稿: おんぽたんぽ | 2014年2月16日 (日) 17:14
おんぽたんぽさん。こんにちは。
2度の大雪でもう私たちは雪かきにへこたれています。
雪国の方達の忍耐強さに感服です。
くまさん、かわいいですよね~。足があって、腰かけさせている、というところがポイントだと思います。
雪国の方達は雪にうんざりでしょうけれど、解けにくい利点もあるので、ぜひ雪アートを楽しんでいただけたらと思います。
投稿: emi | 2014年2月16日 (日) 18:30