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2014年4月30日 (水)

ガガーリン102 山梨県立科学館(甲府)に行ってきました

初夏の陽気だった27日、甲府に行ってきました。
お目当ては山梨県立科学館で上映中のプラネタリウム番組『はるか地球をのぞむ』です。
甲府、わずか数時間の滞在でしたが楽しかったです。

中央本線での車窓は新緑がまぶしいです。
意外だったのは、甲府までの沿線各地でハナミズキが満開だったこと。
東京で今ハナミズキが盛りなので、山梨ではもう少し遅いのかな~と思っていたのです。

若葉の緑色にハナミズキの白や濃いピンクが映えて美しかったです。
富士山も期待していたのですが、近くの山並みさえ霞んでいたので富士山は見えずでした。

甲府駅に着いてびっくりしたことが!
現在NHKで放映中の『花子とアン』のモデルとなった翻訳家の村岡花子さんのゆかりの地だったのですね!!

村岡花子さん訳の『赤毛のアン』シリーズ(新潮文庫)は私の宝物。
にもかかわらず、『花子とアン』は第一話で挫折してしまったので、甲府=村岡花子という認識がすっかり欠落していました。

改札出たところの観光案内所で村岡さんに関するパンフレットをいただくと、山梨県立科学館に行く道の途中に、村岡さんゆかりの学校があることがわかりました。

20140427kofu01_eiwa1 北口から8分ぐらい歩くと、「山梨英和高校入口」と記された石畳の細い道が。

20140427kofu02_eiwa2 ゆるやかな坂道を辿っていくと、
山梨英和中学・高等学校が現れました。
村岡花子さんが教鞭を執っていた学校です(当時は山梨英和女学校)。

満開のハナミズキが綺麗でした。



この先は、「科学館→」の看板を頼りに登っていきます。

山梨県立科学館さんのHP(ttp://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/)には
JR甲府駅北口より英和口遊歩道にて徒歩25分、
JR身延線金手駅より金手口遊歩道にて徒歩25分


と書かれていますが、都心の「遊歩道」の感覚とは違いました!

20140427kofu03_eiwasoba ハイキングでした。

見晴らしがいいです。

山に高層ビルに城壁に丸いガスタンク。
市街地の「生活」&大自然→


10分ぐらいで土の道となりました。

落ち葉の上を歩くのが心地いいです。
傾斜具合は清里にあるトレイル並です。

20140427kofu04_atagoyama_2 

←はっきり写っていませんが、木々の向こうには、山並みが拡がっています。
新緑の木立の中を歩くのは楽しいですね。

「山梨英和高校入口」から科学館までは徒歩約20分。

生活圏のすぐそばにこんな見晴しのいい散歩道があるのはうらやましいです。
ですが、日曜の昼間なのにすれちがったのは一組だけ。
土地勘のない方が、都心の「遊歩道」と同等に考えてヒールで行ったらきついです。また、時間帯、天候などもお気をつけください。
土日祝日に限られるのかもしれませんが、駅から科学館へはバスの運行もあるようです。
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目的の科学館に着いていざ、スペースシアターへ。

水平のフロアではなく、傾斜した床に階段状に席が設けられている劇場型の施設です。
『はるか地球をのぞむ』は13:30~14:15の45分間のプログラム。
前半20分は生解説による今日の星空。後半25分が上映番組『はるか地球をのぞむ』の構成です。

生解説いいですね。ドーム型のスクリーンの下の部分は360度ぐるりとパノラマ景色が映し出されています。
西の方角に描かれているのは南アルプスとのこと。
甲府で観ていることを実感した瞬間です。

旅行に行ったらご当地グルメを食べるように、その土地のプラネタリウムを訪ねるのも面白いなと思いました。
京都のプラネタリウムでは京都タワーが映っているのかも。東京下町だったらもちろんスカイツリー。
名古屋は名古屋城でしょうか。
その土地の人たちにとっての日常の風景がわかって興味深いかもしれません。

解説員がドームに映し出された星座絵を「何にみえますか?」など問いかけを交えてお話を進めます。その都度、子供たちから「くま」「いぬ」というように声があがります。
生解説ならではの双方向のライブ感が楽しいです。

生解説で地上からの春の星空を楽しんだ後は、
『はるか地球をのぞむ』
脚本・演出/井上拓己(山梨県立科学館)、
制作進行/広橋勝、三谷真佐幸(スターライトスタジオ)、
CG/マーク・オードレッド(スターライトスタジオ)(敬称略)。

映像マジック!
本当に宇宙から地球を眺めているような感覚がしました。
座席が映像に連動して震動する仕掛けがあるわけではないのですが、私たちのいるシアターが宇宙船となって宇宙空間を飛行している感覚になります。

冒頭はガガーリン。
スクリーンに現れた丸い窓の向こうに地球が見えます。
私たちがボストークに乗船しているガガーリンの目線で、彼が眺めたであろう地球の姿を体験できます。
彼が地球の眺めについて語った言葉とともに。
(ありがたいことにこのガガーリンの言葉の翻訳を担当させていただきました)

オーロラのカーテンを地上から見上げるのではなく、地球上空で眺める感覚も味わえたり、
月の裏側で、地球の姿がないことに心細くなり、再び地球を見ることができてほっとする感覚を追体験したり。
宇宙空間での浮遊感も気持ちよかったです。
はやぶさの場面では、プロジェクトにかかわる人たちのはやぶさへの想いが伝わってきました。

科学館への遊歩道を登った時、振り返って甲府の街並みを眺めたように、宇宙へ飛び出した人間誰もがまず最初にやりたいことは、振り返って地球を眺めることなのかもしれませんね。
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番組終了後、科学館を後にして、駅まで行きと同じ遊歩道を辿りました。
ひたすら下りなので、息切れはしません。
帰りもすれちがったのは犬をつれて散歩をしている人だけ。

20140427kofu05_fuji1 英和高校のそばで、富士山が見えました!

20140427kofu06_fuji2
   




五重の塔&富士山の眺めが風流です。








20140427kofu07_sadoya 「さどや」さん。老舗ワイナリー。
チャペルもあって結婚式もできるのだとか。
このようなおしゃれな建物だけだったら都内にもあるけど、背景が青空と山。というのが甲府ならでは。
(購入した白ワインジャムもおいしかったです)








20140427kofu08_maizuru1 舞鶴城公園。壮観です。

20140427kofu09_maizuru2_2














一番高い天守台に登ると、360度、山々。「甲府は盆地」を実感します。
この画像↓はクリックいただくと、もう少し大きくご覧いただだけます。
20140427kofu10_nagame

20140427kofu13_atagoyama2_2 科学館の建物はここ。
マピオンで標高を調べると、
「山梨英和高校入口」の石畳が、標高約282m。
愛宕山の科学館のあたりが標高約420m。
20分でこの高低差を登るのはちょうどいい運動になりますね。

見晴しがいいはずです。




20140427kofu15_fujisan帰りの電車ではしっかり白い富士山が見えました。
甲府から塩山までずっと見ることができました(甲府から高尾へ向かう進行方向右側)。

甲府で買ったおいしいものは食べ物ブログのこちらに。

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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
    コンタクト: メールアドレスはhoshibiyorihappy*yahoo.co.jp このyahooの前の*を@に変えてご連絡下さいませ
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