かみなりが凄かったでした
今日は天気予報通り。夜7時過ぎからものすごい雷爆撃となりました。
電気を消して部屋の中から見ていたのですが、まるで記者会見のフラッシュのよう。
10秒ぐらいずっと明るいままということもありました。
雷が近所の屋根や道路、街路樹すべてを明るく照らす閃光の威力。
近くにも何本も落ちたはずです。わずかな時間でしたが停電にもなりました。
テプコ雷情報で雷が遠のいているのを確認できている時も、
時折近くに光ってすぐの雷が着弾するので油断はできません。
空に一度に何本も稲妻が走るのを見ました。龍がうごめくSFX映画のようでした。
そして、生まれて初めて見たのが、雷の火の粉?
以下、その様子をうまく説明できないのですが。
南の空に垂直に目が眩むようなピンク色の太い稲妻が走った時のことです。
その稲妻がパッと消えるのではなくて、こなごなになるような形で光が消えたのです。
まるで花火の消え際のように。
打ちあがった花火が開いて落ちてくる時、その軌跡が線ではなく、
細かな点線のように降り注ぐことがありますよね。
あんな感じです。
稲妻の柱が3秒ぐらい空にとどまり、
3秒後ぐらいに稲妻の枝葉が実線(─)から点線(---)になるみたいにぶつぶつ途切れ、
それぞれが降ってくるような雰囲気でした。
降ってくるといっても、花火みたいに地上まで到達するわけではなく、
こなごなで降ったと思うほどなく消えてくのですが。
珍しい現象なのでしょうか。わりとある現象なのでしょうか。
私自身は稲妻が花火の火の粉のようになるのは初めてみたのでびっくりしました。
すさまじい雷に遇うことがあっても、昼間だったり、出先だったり。
夜、電気を消して眺めることがなかなかありません。
久しぶりに閃光の恐ろしくも神秘的な光を身をすくませながら眺めました。
そして、雷が去ったと、電気をつけて、あらためて人間の文明に感心しました。
闇を照らす雷以上の明るさをスイッチ一つでコントロールしてしまうのですから。
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