チェシャ猫の笑い口みたいな月齢26の月
このところ雲がどんよりと広がる日が多く、9月15日に月を撮ってからずっと撮れずじまい。
やっと今日21日明け方、絶好の撮影日和を迎えました。
4時30分ごろ外に出ると、オリオン座をはじめ、たくさん星が出ています。そして久しぶりに見た月は随分細くなっていました。
地球照もよく見えます。
細い月を撮るの難しいです。ブレブレです。地球照が写るように撮りたかったのですがうまく撮れませんでした。
東の空。4時50分ごろ。
月の出から2時間ちょっと経っています。
この形の月、私は勝手に「ニカ月(にかづき)」と呼んでいます。
三日月ではなくて「二日月」、というわけではなくて
『不思議の国のアリス』に出てくるチェシャ猫がニカッと笑っているような形だからです。
ディズニーアニメ『不思議の国のアリス』でチェシャ猫は
森の闇にこの笑い口だけを残して消えます。
4時56分。少し空が明るくなってきました。
みえますでしょうか。
鉄塔にかかったニカ月の左斜め上には木星が。
まるで五線譜に木星と月が置かれたみたい!
この画像はクリックで拡大します↓
ここに木星がいます。
5時2分。
鉄塔のてっぺんに月が昇りました。
月の影の部分の模様を撮りたかったけれど、うまく写らず。
試行錯誤です。
スポット測光の設定では空が大分明るくなってきているのに月の照らされた面以外が真っ暗になってしまいました。
でもその分、クレーターはみえます。
ズームアップして撮ったもう一枚を。
手持ちでブレブレになってしまいがちだったのに、
このくらいクレーターが写っていてうれしいです。
この画像はクリックで拡大します↓
目立つクレーターはシッカルトでしょうか。
« <草野球をする人>がみるみる欠けていきます | トップページ | 沈む三日月は不思議な眺め »
「 月見るシアワセ」カテゴリの記事
- 2023年2月22日のお月さまと金星は笑顔のよう(2023.02.23)
- インク沼シリーズ(その5)月の名前がついたインクの引力にあらがえません~(2023.02.17)
- 梵天山(鷺沼)は絶景(その5)スカイツリーのそばから月が(2023.01.14)
- 月にちなんだ「二十三夜」という地名を浦和に発見(2022.12.11)
- 梵天山(鷺沼)は絶景(その4)宮前平はあちこちでスカイツリーが(2022.11.27)
コメント