月には草野球をしている人がいます
デジカメを買いました。
三脚を使わず手持ちで、月も撮れるというデジカメ。
感動です!
まだまだ露出他の調整を試行錯誤中です。
技術を持ち、きちんとしたカメラで三脚を使って撮影される天文写真熟練者の方たちには及ばないのですが、
クレーターまでわかる画像が自分で撮れるなんて!
早速、月で草野球をする人を撮ってみました!
これは私が勝手に命名しているものですが、
草野球をしている人を発見してから、
私は月を見上げると、うさぎよりも「野球人」を先にチェックしてしまいます。
ではまずこちらの画像を。
2014年9月4日 23時半頃の南西の月。月齢9.5(国立天文台による正午月齢)です。
どこが草野球をする人かおわかりになりますか?
麦藁帽子。左手にグローブ。
すごい!と思うのはベルトもしていること。
それから右手。洋服と素肌の部分、ちゃんと色が違うんですよ。
ちなみに高く上がった白球はクレーターのコペルニクス。
夏空高く打ちあがったボールをフライアウトしようとしているところですね。
では、アップをもう一枚。
右腕が洋服と素肌のところで色が違っているのがよくわかりますよね。
草野球をする人の左手には太陽もあるのですが、月が太っていくとわかりやすくなります。
これは9月6日18時過ぎ、南東の空の月です。月齢11.5。
この向きだと野球人より、もちつきうさぎの方が目に入りますね。
南東にあるこの月が南~西へと空を渡る時、時計まわりに回転。
草野球をする人は南西~西の空の月がベストポジションになります。
この画像を回転させちゃいます。
月齢9.5の月よりも左側がふっくらして、クレーターのティコがよく見えるようになります。
このティコが太陽になるのです。
ティコのまわりの白い筋、光条も夏の太陽光の放射のようで、ティコを太陽に見立てるのにぴったり。
もうすぐ中秋の名月。
月を見上げた時、ぜひ、草野球をする人をみつけてみてくださいネ。
草野球をする人&プードルはこちら(2009年1月5日)にも。
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