シダーローズ第四弾 球果や雄花いろいろ
シダーローズ第四弾では、
ヒマラヤ杉から落ちてくる花びらやいもむしについてまとめてみました。
こちらがヒマラヤ杉全貌。
針葉樹。
マツ科ヒマラヤ杉属。
左下の木の根元の標識と比べると高さに圧倒されます。
下から見上げると。
おおおお。
幾重にも四方に伸びた枝が千手観音のようです。
球果と雄花をつけます。こちらは雄花。
落ちると芋虫のよう・・・
球果は。こんな茶色い大きなぼっくり。
アップで。
ヒマラヤ杉は樅の木のようにみえますが、
葉っぱをみると松のような葉をしていることがわかります。
球果はこんな風に分解されるのかしらと思います。
先端部分がまとまって落ちます。薔薇にみえるのでシダーローズと呼ばれているものです。
その下の部分は一片一片バラバラに落ちます。
くぼみについている種を地上に蒔くのですね。
花びらが全部散ったあと、枝の上には尖った芯のようなものが残ります。(黄色い枠で囲んだ部分)
花びらのアップを。柿の種のような種。
種がばらけたあとの花びら。くぼみが残っています。
花びらの一つ一つの間には薄茶色のハトロン紙のようなものがあります。
地上に落ちた時、種はほとんどばらけてしまいます。
雄花と種を並べるとこのくらいのサイズの違いがあります。
この尖ったものが、花びら状のものがすべて落ちたあとの球果の芯と思われます。
もっとアップで撮ってみたいです。
そして。
球果がまるごと落ちてくることはないようで、
丸ごとの球果を手に入れるためには、不運で倒木してしまったものをもぎ取る、
などしか方法がないと思うのですが、
いつかまるごとの球果を手に入れてみたいです。
丸ごとの球果をついに手にいれました!(こちらに)
花びら部分を追加の画像でご紹介します。
1枚の花びらの内側に種をつけた薄いセロファンみたいなものがあり、そこがパラシュートみたいに地上に着地。
発芽をめざすのですね。
◆ヒマラヤ杉シリーズINDEXはこちら◆
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