下弦の月前後。月面Xとオラフとふたご座流星群
【月面X】
上弦の月(半月)の際にXマークが見えることを2014年11月30日にご紹介しました。
下弦の月(半月)ではXマークは見えるのでしょうか。
今月12月の下弦の月(半月)は14日。
こちらは14日の早朝5時30分すぎの月です。
「あれ、半月よりふっくらしている」と思われるでしょう。
そうなんです。14日は下弦の月ですがその時刻は21時51分。
16時間以上も先。
ですのでこの月の輝面率は56%もあります。
Xマークの位置はわかります。
欠け際の中央付近をアップしますと。
欠け際よりも手前ですがX印の盛り上がりが見えます。
月が再び夜に姿を現した時、
ちょうどこのX印が欠け際になるでしょうか。
下弦の月の時刻は21時51分。
月の出は23時40分ごろです。
東の地平線がひらける場所に見に行くことができず、
私が月を見られたのは40分ぐらい経過した15日零時20分すぎ。
こちらの月です。
半月に見えますが、輝面率48%。
50 %を割っています。
Xマークが見える部分もすでに影の領域に入ってしまい、見ることができませんでした。
56%と48%だとどのくらい欠け具合が違うかを見比べてみました。
こちらが56%。Xマークがあります。
こちらが48%。
紫のラインで示したところが欠け際になっていて、
Xマークが完全に影の領域になっていることがわかります。
【オラフ】
半月前後で見ごろを迎えるオラフ(私が勝手にオラフと認定しているものです)を
2014年12月7日にご紹介しましたが、
12月14日早朝の月(この記事の一番上の画像です)の月にもしっかり見えています。
輝面率56%、月齢21.3の月です。
上の画像を逆さにすると、オラフがここに↑
【ふたご座流星群】
12月14日23時すぎ~23分10分ぐらいのあいだにベランダから2個見えました!
南の空、オリオン座周辺あたりを眺めていたのですが、
右方面に白く長いはっきりとした軌跡を見ることができました。
満天の星が見えるところに出かけなくても、流星「群」にはならなくても短時間で2つ見られたからうれしいです。
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