フラワーフェアリーズ(その5) 森永ハイクラウンのフラワーフェアリーズ用の額を発見
大掃除の最中に探していたものが出てきてうれしいです。
それは森永ハイクラウンチョコレートのおまけ「フラワーフェアリーズ」のミニカード用の額。
フラワーフェアリーズとはイギリスのシシリー・メアリー・バーカーが描いた花の妖精。
それぞれの花の色、花びらの形などを丁寧に観察して、
その特徴を妖精のドレスにも活かした絵は立派なボタニカルアートなのです。
昭和40年代ごろ、森永製菓さんが発売していたハイクラウンチョコレートには
このフラワーフェアリーズのミニカードがおまけとして入っていました。
そして、このカードを飾るための額を頒布していたのです。
集めていたカードも額もずっと大事に持っていて、
2012年11月17日のブログにも紹介していたのですが、以降みつけられず。
でもそれが大掃除で発見できました。
あらためて、この額についてご紹介します。
こちらがその額です。
フレームは金属ではなくてプラスチックでしょう。軽いです。
裏側は黄色いプレート。
これが上手く工夫されているのです。A
の部分を引き出すと、写真立てのように立ちます。
上部についているBの部分を上に引き上げれば、壁にかけることができます。
そしてBの中央に空いている穴を、別の額のAの部分のでっぱりに差し込めば連結できるのです。
フラワー・フェアリー・フレーム(額縁)ご希望の方にお頒けしています
このフラワーフェアリーカードがピッタリ入る可愛らしいミニフレームです。
いくつも重ねて長くもでき、あなたのセンスをいかせるインテリアとしてお楽しみください
と書かれています。
フレームを分解すると。
(この画像はクリックで拡大します)
見えづらいかと思うのですが、カードをカバーするプラスチックのカバーもついています。
経年による劣化で透明ではなくなってしまっていますが。
こんな素敵なおまけがチョコに入っていたから、
当時の女の子たちはものすごく幸せな気分を味わっていたのです。
(永谷園のお茶漬けのりにも東海道五十三次のカードが入っていたし、
ノンスメルには怪獣トランプがありました)
このフラワーフェアリーズが当時の女子に与えた影響ははかりしれないものがありますね。
フラワーフェアリーズに出会ったために、花やハーブに興味を持った、
英語詩の内容を知りたくて英語の勉強に熱心に取り組むようになったという方も多いと思うのです。
こちらが集めていた当時のカードたち。
壁に飾っていたために色褪せたカードもあるのですが、
当時のときめきは今も色褪せません。
宝物です。
フラワーフェアリーズシリーズ その1 その2 その3 その4 その5 番外編(コバンソウ) その6
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