雪の結晶シリーズ番外編 国立科学博物館で「国産顕微鏡100年展」が開催されます。
東京上野の国立科学博物館で2015年3月3日から4月19日まで「国産顕微鏡100年展」が開催されます。
すごく楽しみです!!
というのも、土井利位(どいとしつら)は江戸時代にどんな顕微鏡で雪の結晶を観察したんだろうと調べているうちに、
当時の顕微鏡の工芸品かと目を見張るような美しいフォルムや、
当時の人が顕微鏡で覗いた虫のスケッチや、
その向学心探究心に魅了されてしまったからです。
科博さんでのこの展覧会のインフォメーションは
http://www.kahaku.go.jp/event/2015/02microscope/になります。
まあ!と思ったのは「100年展」のロゴのゼロ2つのところに雪の結晶のようなものが描かれていること。
これは土井利位の雪華なんですよ~。
古河歴史博物館の図録「雪の華」には土井利位の描いた雪華の分類表が掲載されているのですが、
あてはめると
A6とA4ですね~。
この顕微鏡展にかかわっていらっしゃる島津理化さんのHPでは、顕微鏡展のチラシもアップされていました。
http://www.shimadzu-rika.co.jp/pdf/a_century_of_japanese_microscopes.pdf
チラシの背景にはA5や昔の人が顕微鏡で覗いて描いた虫のスケッチ、植物の細部などがあります。
楽しみな企画展です。
科博さんの日本館での顕微鏡常設展に行った時のブログはこちら。
【江戸時代の顕微鏡シリーズ】INDEXはこちら
雪の結晶INDEX(全般)はこちら
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