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2015年5月30日 (土)

ミナペルホネン展に行きました

青山のスパイラルで開催されているミナペルホネン展に行きました。

いろんなテキスタイルが一同にみられてしあわせでした。

やっぱり一番好きなのはちょうちょ。
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特に感動したのは、皆川明さんが鉛筆でスケッチブックに描いた生のデッサンが展示されていたこと。

20150527mina_perhonen1


(この2枚↓クリックで拡大します)
20150527mina_perhonen


20150527mina_perhonen3


ちょうちょの生地を張った椅子をオーダーできます。
その生地見本帖で自分の好きな色合いを撮らせていただきました~。
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椅子はhalutaさん(ttp://www.haluta-shop.jp/)とのコラボなんだと思います。

お高い椅子もありますが、一番お手頃なのは3本脚のスツール。

2015.5.28現在、HPを見るとちょうちょのスツールは4色ですが、スパイラルのオーダー受注では7色申し込めるとのことでした。

自分の控えメモとして色味を記します。

白いシールが貼ってある、黄緑色系、水色、紺、ブラウン、ピンク、イエロー、グレーの7色です。

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2015年5月28日 (木)

月の宮神社の月とうさぎと

先日、埼玉県の浦和にある調神社(つきのみやじんじゃ)に行きました。

旧中山道沿いにある、緑のこんもりした神社です。
名前の由来は伊勢神宮への調(みつぎ)物の初穂を納めた倉庫群の中に造営されたためだそうです。
(埼玉県の観光情報ttp://www.stib.jp/info/data/tsuki.htmlより)
つきのみや=月の宮。
ですので、調神社には狛犬のかわりに狛うさぎがいるんです。

かわいい狛うさぎがお出迎え。
20150524moon_tsukinomiya120150524moon_tsukinomiya2















手水には龍がいるのが一般的だと思うのですが、そこにも、やはりうさぎちゃんが。
(その様子は2011年1月2日のブログを)

訪ねた5月24日は昼間の空に月が出ていました。
20150524_1720ssw_62th_37_65a

半月二日前の青味がかった月が南南西の空の高いところに出ていました。

ならばこの狛うさぎちゃんと
20150524moon_tsukinomiya3

月の2ショットを撮りたい!!

空の高いところにいる月と狛うさぎをうまくレンズに納められません。
私の身長では木の影に月が隠れて無理。

そこで、友人が撮ってくれたのがこちら。
(画像はクリックで拡大します)
20150524moon_tsukinomiya5_2

狛うさぎちゃんとお月さまと。

さてお月さまはどこでしょう。

20150524moon_tsukinomiya5_3
黄色い矢印のところです。

夜になると、月の姿ははっきりと見えます。
20150524_1927wsw_63th_38_47a__2

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そばに木星もいました。
右上のほわっと白いのが木星。
左下のぼやけているのが月です。

うさぎ好きの方はぜひ、調神社を訪ねてみてください。

(2015.1010追記)
調神社では池にいるのも龍ではなくてうさぎ。
うさぎの口から水がジャー)
20151010tsukinomiya


(2016.8.2追記)
江戸時代に生きた渡辺崋山。土井利位侯の雪の結晶観察のブレーンであった鷹見泉石と懇意で泉石の肖像画を描いていることもあり、調べ物対象の一人でもあります。
崋山の文献を見ていたところ、調宮神社を訪ねていることがわかりました。
ちょっと嬉しくなりましたので、そのくだりをご紹介します。

浦和駅。駅の南に月よみの社あり。額に裯神社とかけり。寺を月山寺といふ。
粟倉院といふ庵あり。御朱印チといふもの七石(針谷村落合大沼)。
大宮八幡のやしろ一里十丁見ゆ。
武州一の宮神は氷川大明神松のはやし道をつつみて、天もわかたぬほど黒うしげり。
宮居までおよそ十八町あまりなるとぞ。

『崋山全集』渡辺崋山 著[他](崋山叢書出版会 1941)p411~412
国立国会デジタルコレクションで閲覧可能。
直接のURLはttp://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1139122

私メモ/
『毛武遊記(もうぶゆうき)』
1831(天保2)年、崋山が中山道を通り両毛、足利、妹の嫁ぐ桐生までを旅した時の日記。
針ヶ谷という超ローカルな地名も登場したり、氷川神社の長い並木や茂る葉の様子がわかって興味深いです。

2015年5月21日 (木)

ロプーヒナ(その3)レフ・トルストイとの関係

マリア・ロプーヒナ(その3)です。

ロシアを代表する肖像画の美女と、文豪の名作に登場するならず者が実の姉弟でした。
そして二人ともレフ・トルストイの親戚でした。

家系図をつくってみました。
(※ 兄弟などを省き、関係する人物だけをピックアップ。
私自身が資料から作成したものです。
正確さを心がけておりますが、転用はご遠慮ください)

Maria_l_russia


画像はクリックで拡大します。

レフ・トルストイから見ると、マリアたちは祖父の兄弟の子供たちになります。
マリアたちからみれば、レフトルストイはいとこの子。

かなり近しいですよね。それだけではありません。

レフ・トルストイの妹がマリアたちの兄の子と結婚しています。
つまりレフトルストイから見ると、マリアたちは、義弟のおばおじになります。

また、レフ・トルストイはモスクワ知事のペルフィリエフと友人でした。
つまり、フョードルはレフ・トルストイにとって、友人の妻の父親でもあったのです。

マリア・ロプーヒナの肖像画はトレチャコフがモスクワ知事ペルフィリエフから入手しています。

推測ですが、早逝したマリアの肖像画を弟フョードルが持っていて、それを娘プラスコフィアが譲り受け、モスクワ知事の夫とともに大切にしていたのかしら、なんて思います。

今でこそ、ウィキペディアであっさりと、マリア・ロプーヒナやフョードルの経歴や関係を知ることができますが、私が調べ始めた頃は「レフ・トルストイの親戚」以上の情報を日本語の文献で入手できませんでした。
だからこそ、調べがついた時、感動しました。

ロプーヒナシリーズはこの(その3)で終了です。

ロプーヒナ その1 その2 その3


ロプーヒナ(その2)『戦争と平和』ほかの作品に出てくるあばれ者

5月14日のマリア・ロプーヒナの続きです。

文豪レフ・トルストイの名作『戦争と平和』にはドーロホフというならず者がでてきます。
このドーロホフの登場場面だけをピックアップして読むと、文芸大作『戦争と平和』が痛快なアウトサイダー小説に早変わりり。

実に魅力的なドーロホフの描写は2011年1月20日のブログをご覧ください。

ドーロホフ以外にもトルストイは『二人の軽騎兵』であばれ者を描いています。
軽騎兵トゥルビン伯爵です。

『トルストイ全集3』(河出書房新社 1973)からご紹介します。(青字は引用部分)

「あれはあの決闘家の軽騎兵だ」(p90)
「あの男はサーブリンを殺し、マトニョーフの両足をもって窓からほうりだし、ニェステロフ公爵から30万ルーブリ、カルタでまき上げたという男だ。(私による略)
ばくちうちで、決闘家で、女たらしだが、それでいて腹からの軽騎兵だ、軽騎兵だましいそのものなんだ」  (p90)
背こそあまり高くなかったが、みごとな、美しい体格をしていた。冴えた碧色のよく光る目と、ふさふさとうず巻いている、かなり大きな暗い亜麻色の頭髪とは、彼の美貌にすばらしい特徴をあたえていた。(p100)
舞踏会では団長夫人は、トゥルビンがスキャンダラスなことをしでかさないかといぶかしがっているのですが
伯爵はしかし、間もなくこの先入見を、もちまえの愛想よさと、注意深さと、美しく快活な容貌とで征服してしまった (私による略)、
トゥルビンに好意を持つアンナがお金の援助を申し出ると、トゥルビンは柔和な表情から一転、激怒。
「女が男を侮辱したら、その時はどうするか。ご存じですか?」
困惑して目を伏せるアンナに
「衆人環視のなかでね、その女に接吻するんですよ」(p105)
このあとトゥルビンはアンナの馬車に無理やり乗り込みます。

『二人の軽騎兵』は前半はこのトゥルビンの物語。後半は20年後、トゥルビンが亡くなっており、息子のトゥルビンジュニアの話になります。
よく似た美しい息子は23歳の近衛軽騎兵になっています。
若い伯爵トゥルビンは、精神的にはまるで父に似ていなかった。彼には、前時代のあの乱暴で、情熱的な、実をいえば放恣な傾向は影さえもなかったのである。(p116)

eyeイケメンで女たらしで賭博が好きで、大胆不敵、落としたい女性は必ず落とす、だけど軽騎兵だましいを持つ。
そんな人物をトルストイは生き生きとした筆運びで描いています。
小さくまとまったジュニアより、この不埒なトゥルビンのような人物をトルストイは好きなのかなと思うほど。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『エフゲニー・オネーギン』プーシキン著
プーシキンの有名なこの作品にもあばれ者が登場します。決闘好きのザレツキーです。

『オネーギン』プーシキン著 池田健太郎訳(岩波文庫 1962)からご紹介します。(青字は引用部分)

第六章 決闘
ザレーツキーという男が住んでいて、今だに無事息災を保っている。
このザレーツキーは、昔は乱暴者で、賭博仲間の親分格で、放蕩者の領袖で、居酒屋の用心棒だったが、今は善良な、素朴な家庭の父で、男やもめで、信頼できる友人で、平和な地主で、その上誠実な人でさえあった。
昔はよく社交界の追従の声が、彼の凶悪な勇気をほめちぎった。
事実、彼は十メートルほどの距離から、ピストルでトランプのポイントを打ち抜いた。またある時は、戦闘に出て有頂天のあまり武勲を立てたが、へべれけの酔漢そこのけにカルムィク馬からどうと泥濘へ落ち、フランス軍の捕虜になった。
(私による略)
また昔はよく慰みに人をからかったり、馬鹿者をだましたり、陰にまた陽に利口者を愚弄するのが得意だった。(私による略)
若い友人同士を喧嘩させて、決闘場に立たせる術も心得ていた。そうかと思うと彼らに仲直りをさせて、三人仲良く朝食を食べ、そのあとで陽気な冗談や駄ぼらを放ち、こっそり彼らを笑い物にした。 (p97~98)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

以上、日本で演じるとするなら海老蔵かな~と勝手に想像している、ロシア文学のあばれ者3人衆、ドーロホフ、トゥルビン、ザレツキーをご紹介しましたが、なんとこの3人には実在のモデルがいるのです。

それもすべて同じ人物sign03
それがフョードル・イワノビッチ・トルストイです。
ロシア語でアメリカ人を意味する「アメリカニェツ」をあだなに持ち、トルストイ=アメリカニェツとも呼ばれる人物。

それぞれの作品の解説にも書かれているのでご紹介しましょう。

■前述の『トルストイ全集3』の『二人の軽騎兵』の解説より。
主人公である父軽騎兵トゥルビン伯爵は、トルストイ自身の又伯父にあたる、
あばれ者で有名なフョードル・トルストイをモデルにしたものと伝えられ、
その放縦ながら、無欲豪快な性格は、まさしく一世の英雄型であり、
トルストイ自身の好みもそこにあるらしく、この軽騎兵は、
その後、『戦争と平和』の中に、あばれ者ドーロホフとして、
その一面をみごとに芸術化されているといわれている。 (p441 )

■『完訳 エヴゲーニイ オネーギン』プーシキン著・小澤政雄訳(群像社 1996)での注釈より
ここで「ほら吹き」としているのはフョードル・イヴァノーヴィチ・トルストイ(1782-1846)のこと、「アメリカ人」のあだ名をもつ退役近衛将校で、決闘屋で、カルタのばくちうち。中傷でプーシキンの名誉を傷つけたのでプーシキンは彼と決闘しようとした。 (p124)

■『完訳 エヴゲーニイ オネーギン』での注釈より。
決闘好きで決闘家のトルストイ=アメリカーネツは武勲をも誇りにしていた。彼は1812年に、蟄居を命じられていたカルーガ村を勝手に離れて、ボロジノの戦野に現れ、「兵隊外套を着て、一兵卒と共に敵との戦闘に加わり、手柄をたて、四級十字架勲章を貰った」(p181)

このフョードル・トルストイ。文豪トルストイとは親戚の関係ですが、プーシキンとはどんな関係があったのでしょうか。

『プーシキンの生涯 下』グロスマン著・高橋包子訳(東京図書 1978)
によるとプーシキンは後に妻となるナタリヤの母との仲介をフョードル・トルストイに頼んでいます。


『ロシア貴族』ロートマン著・桑野隆・望月哲男・渡辺雅司訳(筑摩書房 1997)によると
プーシキンはフョードルによる中傷によって自殺の際にまで立たされていたことを、皇帝に告白しています。
また、プーシキンは
1821年の寸鉄詩でフョードル・トルストイのことを、
陰気で破廉恥な人生に彼はずっと浸っていた
世界の端のすべてをずっと自堕落で冒涜してきた
けれども少しは身をただしおのが恥をやわらげた
そしていまでは彼は――幸いにトランプの席の泥棒にすぎない

と記して侮辱していると書いています。

さて、こちらがフョードル・イワノーヴィッチ・トスルトイです。
F_i_tolstoyamericanets_young_2

なぜ、マリア・ロプーヒナ(その2)でこのフョードルが出てくるかと言いますと。

マリアの旧姓がマリア・イワノーヴナ・トルスタヤ。
フョードルのフルネームはフョードル・イワノーヴィッチ・トルストイ。

ロシア人の名前は、名前・父称・苗字で構成されています。
マリアもフョードルも父親がイワンであることがわかります。
つまり、二人は姉弟なんですwobbly

びっくりしました。ロシアのなぜか無性に気になる絵の女性と、ロシアのなぜか無性に気になるキャラクターが姉弟。

つづきはその3に。
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♪私メモ

フョードル・イワノーヴィッチ・トルストイ
Фёдор Иванович Толстой/Fyodor Ivanovich Tolstoy)
Американецアメリカニェツのあだなを持つ。   

ロプーヒナ その1 その2 その3                

2015年5月14日 (木)

ロプーヒナ(その1)ロシアのトレチャコフ美術館にあるマリア・ロプーヒナの肖像画

ほとんどの方が興味を持たない人物のお話です。
何か検索をされて、こちらに行きあたった方は相当マニアック(^_^.)

中学時代。美術の時間か選択の美術クラブの時間だったでしょうか。
学校にある画集から気になる絵を選んで模写するという課題がありました。

海外のいろんな美術館の画集を手に取ってパラパラ。
その時、ガーンと打たれた絵がありました。まるでヘレンケラーがWATERを思い出した時のように。
私、この人知ってる!!! このまなざしを…。

それがロシアのトレチャコフ美術館所蔵の、マリア・ロプーヒナの肖像でした。
Maria_ivanovna_lopukhina

白いドレスのやわらかな質感が伝わってくるようで、ベルトのように巻いた布の水色も美しくて、そして何よりロプーヒナがうっとりとした表情なのが印象的なんです。

実際にトレチャコフ美術館にこの絵を見にいった時は、画集で見ている以上に色合いが豊かで感動しました。
芍薬の淡いピンクや背景の緑色、そしてストールでしょうか、淡いラベンダーも。

トレチャコフ美術館のHPではこちら
ttp://www.tretyakovgallery.ru/en/collection/_show/image/_id/403
で、この絵と解説がご覧いただけます(英語)。

私がこの絵に惹かれたのはウン十年前。
画集では文豪レフ・トルストイの親戚と紹介されているくらいで
この女性についてそれ以上の情報を得ることはできませんでした。

ですが、私がロシア語文献を読めるようになり、ロシア語のサイトも訪ねられるようにもなり、
今では随分この女性についてわかるようになりました。

得た情報をまとめてみますと。

画家は
ボロヴィコフスキー(1757—1825)
制作年は1797年。

モデルは
マリア・イワノーヴナ・ロプーヒナ(1779~1803)
狩猟官アブラム・ロプーヒンの妻だったマリアは24歳の若さで結核で亡くなったようです。
絵が描かれたのは18歳の頃でしょうか。

絵はパーベル・トレチャコフがモスクワ知事のペルフィレフと
その妻プラスコーヴィヤ(ロプーヒナの姪)から取得したようです。

上記のトレチャコフ美術館のサイトでは、この作品がかなりのズームアップでご覧いただけます。
背景のヤグルマギクの青も美しいですlovely。ニュアンスのある色彩をぜひお愉しみください。

拙いですし、書きかけですし、保存が悪くて紙が折れていてお恥ずかしいのですが、
こちらが私が中3の時に描いたロプーヒナです。
20150514lopukhina

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♪私メモ
ウラジーミル・ルーキチ・ボロヴィコフスキー
Владимир Лукич Боровиковский/Vladimir Lukich Borovikovsky)

マリア・イワノーヴナ・ロプーヒナ
Мария Ивановна Лопухина/Maria Ivanovna Lopukhina)
※旧姓はマリア・イワノーヴナ・トルスタヤ

アブラム・ステパノヴィッチ・ロプーヒン
Авраам Степанович Лопухин/Abraham Stepanovich Lopukhin)

パーベル・ミハイロヴィッチ・トレチャコフ
Павел Михайлович Третьяков/Pavel Mikhailovich Tretyakov)

ヴァシリー・ステパノヴィッチ・ペルフィレフ(1826—1890)
Василий Степанович Перфильев/Vasily Stepanovich Perfilyev

プラスコーヴィヤ・フョードロヴナ・ペルフィレーヴァ(1831-1887)
Прасковья Фёдоровна Перфильева /Prascovia Feodorovna Perfilyeva)


ロプーヒナ その1 その2 その3

2015年5月10日 (日)

青葉農園では薔薇が満開をちょっとすぎた頃

大好きな青葉農園(横浜市)に今日行きました。

いろんな苗木を販売しているところで、バラがとにかく素晴らしいのです。
観賞用の薔薇を地植えにしている、というわけではなく、あくまでも販売のための苗なので「鉢植え」で育てていらっしゃいます。
スペースを取らない鉢植えだからこそ、ものすごくたくさんの薔薇の品種をみてまわることができるのです。
20150510aobanouen02

薔薇をまだ買う予定がない私は、いろんな種類の薔薇を見て、香りを嗅いで、お気に入りをみつけるために出かけます。
でも多くの方が、連れてかえるバラを探しに来ています。

さてこちらが私が一番好きなピエール・ド・ロンサール。
20150510pierre_de_ronsard
ふっくらした形。ごく淡いピンクの花びらが重なるその中央は少し濃い目のピンク。
ゴージャズではない「可憐」さがたまりません。

こちらは真宙(まそら)。
20150510masora
フルーティーないい香りでした。
カップ咲きで中央部分がフリルを寄せたドレスのようにクシュクシュでかわいいです。

こちらもふっくらした形がかわいいナエマ。
20150510nahema
タグには
明るくエレガントに咲く、ソフトピンクのディープカップ咲き。
生育強健で四季咲きの強いつるバラ。ゲランの同盟の香水から命名。

と書かれています。

ジェントル・ハーマイオニー。
20150510gentle_hermione03
タグには
真のオールドローズの特徴を持つ完璧な花型で愛らしい淡いピンク色の花。
とても丈夫で、丸みを帯びた樹ラブになる。典型的なオールドローズとミルラの香り。

と書かれています。
香りもとてもよく、花びらがほどけかけた花の形が美しかったです。

少し離れたところからでも香りがしたシャーロット・オースティン。
20150510charlotte_austin


こちらは茶々。
20150510chacha
レンガ色で少しマットな質感の花びらに惹かれました。
GWを過ぎて、ほとんどの薔薇が満開を過ぎた頃でした。
開花が遅い方だと私が思っているピエールドロンサールも7分咲きでした。

薔薇は、つぼみ、3分咲き、満開の時の形が驚くほどかわりますよね。
薔薇を買おうと思っていらっしゃる方は、今日以降の青葉農園にいらしても、
見ごろは少し過ぎているかもしれませんが、
薔薇が咲いたあとにどんな形になるかがわかって参考になるのではと思いました。

青葉農園シリーズINDEXはこちら

2015年5月 3日 (日)

なぜ桃太郎ブーム?と宝物の桃太郎マトリョーシカ

桃太郎がブームですよね。
小栗旬のかっこいいCMを去年見たと思ったら、今年はauの桃太郎金太郎浦島太郎シリーズが絶好調。
そして先月あたりからハイチュウのCMにも桃太郎が登場。

さて、以前にもご紹介しましたが、これは私の宝物の一つ。20150430momotaro_01_6963

桃太郎の入れ子人形です。(いわゆるマトリョーシカタイプ)

祖父母が持っていたものです。
子供の頃、祖父母の部屋にいくと、
コケシがいっぱい並んでいるガラスのケース棚の扉をあけて、
この桃を取り出して遊ぶのが好きでした。

桃を割って、桃太郎を取り出し、桃太郎を割って・・・と全部出したら、
それぞれ蓋部分をかぶせます。

上下でうまく模様が合うようにするのですが、キュキュキュと音を立てる木の感触が楽しくて、
模様をちゃんと合わせられた時が楽しくて。
そして桃から順番に整列させます。

それだけなのに、何度もしまっては取りだして、並べて。と飽きがきませんでした。

20150430momotaro_6970
↑レトロな雰囲気です。

おそらく昭和40年代以前の民芸品だと思うのです。
祖父母が生きている間に、どうして、いつどこで手に入れたものなのかを
確かめなかったのかと後悔しています。

常田富二男似の犬
20150430momotaro_6969

ガッツ石松似のサルと雉。
20150430momotaro_02_6967

作家さんが作ったたった一つのもの、ではないと思うので、
どなたかのおうちに同じものがあったら、ぜひ教えていただけたらと思います。

後ろ姿。
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20150430momotaro_6937


さて、桃太郎と言えば、
古典エッセイストの大塚ひかりさんの最新の著書
『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか 』(草思社)にも桃太郎は登場します。

昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか

江戸時代には今、私たちが知っている桃太郎とは違う筋書きがあったことも紹介されています。
桃太郎の出生秘話も。
その一つは以前、テレビ番組のトリビアで紹介されたことがあるので、覚えている方もいらっしゃるかも。

桃は若返りのパワーがある食べ物と思われていたのですね。
桃の季節になったら私もたくさん食べねば。

2015年5月 2日 (土)

大根の月を狙いました

友人のフェイスブックで「大根の月」なるものを教えていただきました。

向田邦子の言葉です。
早速調べてみると。 『思い出トランプ』に短編「大根の月」がありました。


ビルの上にうす青い空があり、白い透き通った半月形の月が浮かんでいた。
「あの月、大根みたいじゃない? 切り損った薄切りの大根」


というくだりがありました。
(引用 向田邦子全集 新版 第一巻『思い出トランプ』p125)


向田邦子全集〈1〉小説1 思い出トランプ

透けるような紙のように薄い輪切りにしようとして切り損なったのが「大根の月」なんですね。

4月26日が半月(上弦の月)。5月4日が満月。
今はちょうど昼間の空に半月から満月になりかけの月が見える時期。

曇り続きだったのですが、29日、昼間の月を撮ることができました。
青い空に、白い月の透け感、いかがでしょうか。
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アップで。
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月が白ではなくて、淡い水色に見えていることも、青空が透けているように思わせるポイントですね。

こちらは私が大根で試した「大根の月」。あまり薄切りにできず。
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こちらは住宅街のハナミズキ越しの大根の月。
150429_1547es_105th_80_20a_7229

この写真を撮っていたら、「お花がお好きなの?」と声をかけられました。

道路にほうきを持ってあらわれたおばあちゃまでした。

このハナミズキの脇の家の方でした。
庭にある八重桜の花びらがたくさん道路に舞い散るのでその掃除に出てこられたところだったのです。

「八重桜がもう終わりかけだけど、庭からだとまだ花がついているのをご覧いただけるわ。
よろしかったらどうぞ」

ハナミズキを撮っていたのは、「月」を狙っていたからでもあったのですが、
石段を登ってお庭に上がらせていただきました。

見せていただいた八重桜は、フリルひらひら。とても可憐です。
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地元に47年住んでいらっしゃるというおばあちゃまは
立派な八重桜を見せてくださっただけではなく、
「たくさん生えているからどうぞ持っていらして」と
お庭に植えられている三つ葉を次々摘み取ってくださり、
見ず知らずの私にくださったのでした。

摘みたての三つ葉。とても香り高いです。
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この夜は大根と鶏の煮物に三つ葉をちらしていただきました~。

宮崎駿アニメの『魔女の宅急便』にでてきそうなかわいらしいおばあちゃまとの出会いに

心がほっこりしました。

さて、「大根の月」。青空の中ですと輪郭がわかりづらいですよ。
こちらが29日23時40分ぐらいの様子です。
150429_2341wsw_108th_82_34a_7241

昼間の月と違い、丸みを帯びて「球体」感があります。
輝面比は82%。
このくらいのふっくらした形をみると、長崎角煮まんじゅうの形だな~と思ってしまいます。

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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
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