なぜ桃太郎ブーム?と宝物の桃太郎マトリョーシカ
桃太郎がブームですよね。
小栗旬のかっこいいCMを去年見たと思ったら、今年はauの桃太郎金太郎浦島太郎シリーズが絶好調。
そして先月あたりからハイチュウのCMにも桃太郎が登場。
さて、
以前にもご紹介しましたが、これは私の宝物の一つ。
桃太郎の入れ子人形です。(いわゆるマトリョーシカタイプ)
祖父母が持っていたものです。
子供の頃、祖父母の部屋にいくと、
コケシがいっぱい並んでいるガラスのケース棚の扉をあけて、
この桃を取り出して遊ぶのが好きでした。
桃を割って、桃太郎を取り出し、桃太郎を割って・・・と全部出したら、
それぞれ蓋部分をかぶせます。
上下でうまく模様が合うようにするのですが、キュキュキュと音を立てる木の感触が楽しくて、
模様をちゃんと合わせられた時が楽しくて。
そして桃から順番に整列させます。
それだけなのに、何度もしまっては取りだして、並べて。と飽きがきませんでした。
↑レトロな雰囲気です。
おそらく昭和40年代以前の民芸品だと思うのです。
祖父母が生きている間に、どうして、いつどこで手に入れたものなのかを
確かめなかったのかと後悔しています。
常田富二男似の犬
ガッツ石松似のサルと雉。
作家さんが作ったたった一つのもの、ではないと思うので、
どなたかのおうちに同じものがあったら、ぜひ教えていただけたらと思います。
後ろ姿。
さて、桃太郎と言えば、
古典エッセイストの大塚ひかりさんの最新の著書
『昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか 』(草思社)にも桃太郎は登場します。
昔話はなぜ、お爺さんとお婆さんが主役なのか
江戸時代には今、私たちが知っている桃太郎とは違う筋書きがあったことも紹介されています。
桃太郎の出生秘話も。
その一つは以前、テレビ番組のトリビアで紹介されたことがあるので、覚えている方もいらっしゃるかも。
桃は若返りのパワーがある食べ物と思われていたのですね。
桃の季節になったら私もたくさん食べねば。
« 大根の月を狙いました | トップページ | 青葉農園では薔薇が満開をちょっとすぎた頃 »
「 others」カテゴリの記事
- しびれる『葬送のフリーレン』(その2)第10話。アウラとの対決に忠臣蔵を思い出しました(2023.11.18)
- 元気です~(2023.05.21)
- ちょっと撮り鉄子になった日の話。(2023.03.07)
- 61才。まだ3時のおやつ前(2023.01.15)
私の本をご紹介くださってありがとうございます!
マトリョーシカ桃太郎たち、味わい深いお姿ですね。
桃太郎だから、岡山の民芸品なのでしょうか……。
その来歴というか、由来を、私もぜひ知りたいです。
投稿: ポポ手 | 2015年5月 5日 (火) 18:04
ポポ手さん。桃太郎以外も浦島太郎が40歳独身とか、シニア世代の今と共通する問題がいくつもみられて興味深かったです。
桃太郎、土産として買ったとしたらやはり岡山でしょうか。
日本でもう何家族かは同じものを持っていると思うのですが、ネットでもヒットしませんし。
来歴気になります~
投稿: emi | 2015年5月 5日 (火) 18:38