馬琴と画眉鳥シリーズ(その1)まずこの1枚を
今年になってからのマイブームの1つである画眉鳥。
画眉鳥は7月の下旬、蝉しぐれの中でも鳴いていました。
おそらく、ガビチョウ1羽VS蝉いっぱい。
蝉しぐれの音量に負けない画眉鳥の声量。おそるべし。
ただ翌日から鳴いていなかったんですよね。
ガビチョウは他の鳥の鳴き声をまねするといわれています。
まさか、一日で蝉の鳴き声をマスターして、蝉しぐれの一員になっているのかも
と一瞬思いましたが、さすがにそれはないでしょう。
さて、この絵は、この一か月の<画眉鳥しらべもの月間>で、私が一番興奮した絵です!!!
(東洋文庫所蔵「禽鏡」第三巻より)
画像はクリックで拡大します。
「南総里見八犬伝」でおなじみの馬琴が作った鳥類図鑑「禽鏡」の中のガビチョウなんです。
鳥好きの馬琴は、娘婿に絵を描かせて(いろんな鳥類図鑑から模写させたといわれています)
この図鑑を編んだそうです。
6つの巻物からなる「禽鏡」。
そのオリジナルが東洋文庫にありました。
現物をみさせていただいて感動しました。
複製ではありません。筆のタッチがリアルです!!
馬琴がこの絵を見ていたんだと思うとドキドキしました。
馬琴は画眉鳥を飼っていたこともあったようです。
彼の作品に画眉鳥は登場しているのでしょうか。
あの鳴き声をどう表現しているのでしょうか。
知りたい…。
詳細は馬琴と画眉鳥シリーズ(その2)に。
※公にご紹介しておいて恐縮ですが、東洋文庫さん所蔵の画像は二次利用はご遠慮くださいマセ
ガビチョウシリーズINDEXはこちら
« ガビチョウとはシリーズ(その2)画眉鳥とは&特定外来生物 | トップページ | リバティの2015秋冬ボタニカルコレクションにうっとり »
「 鳥見るシアワセ」カテゴリの記事
- 薬師池公園(町田市)は大名庭園のような風情(2024.05.25)
- 2024年春の里山ガーデン(その6)東入口の鯉のぼりと菜の花と四季の森公園。カワセミも!(No.11)(2024.04.29)
- 2024年の桃源郷と幸せのイソヒヨドリ(2024.03.26)
- オナガの子、かわいい~。オミジカでした♪(2020.07.19)
- ミチョペチョと鳴くウグイス。これがウグイスの谷渡り。(2020.07.18)
« ガビチョウとはシリーズ(その2)画眉鳥とは&特定外来生物 | トップページ | リバティの2015秋冬ボタニカルコレクションにうっとり »
コメント