田毎の月(たごとのつき)シリーズ(その5)月が映った田んぼのその後と実りの秋
昨日久しぶりに月を見ました。一か月ぶりぐらいでしょうか。
そして今日はオフの日。月の出を見ようと田んぼに出かけました。
「田ごとの月」について調べていた時に出かけた田んぼです。
6月4日は水は張られているけれど田植えはまだでした。
満月を一日過ぎた十六夜の月が
模様がちゃんと反対に見えることに感激。
8月1日に出かけた時は。
空に浮かぶうさぎが
仰向けに。
水面に映る月。ピント合わせは難しかったのですが撮れました。
稲は随分生長しています。
「田毎の月」は秋の季語なので、稲が育っていても葉に月の光が反射するのかな~と
思ったのですが、その様子はありません。
8月24日、稲穂がこのくらい実っています。
今日、9月20日、稲穂は黄金色。
収穫されている区画もありました。
カラスよけも最近は進化しているのですね。
牛丼の吉野家の田んぼは品種が違うのでしょうか。
まだ緑色の稲穂がすくっと立っていました。
この田んぼで月の出を待ったのですが、目視できたのは月の出から約50分後。
出ているはずの方角にやっと目を凝らして発見できました。
12時15分。
矢印のところです。(この画像はクリックで拡大します)
アップで。
さて、「田毎の月」が秋の季語というのは今なお、謎です。
やはり田植え前後の水がなみなみ張られた田んぼでないと月を映せないと思うので。
二期作のところなら、秋の田んぼに月が映るかもしれませんが。
それとも人工の灯りのない昔は、実った稲穂を照らす月でさえ、
水に映る月くらいはっきりと見えたのでしょうか。
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田んぼのまわりでみつけた初秋の風景を。
白い彼岸花。ちゃんとお彼岸の時期に咲くのがGJ。
鶏頭。ベルベットのような花びら。秋冬モードを先取り。
オレンジの鶏頭も。
リスのような顔立ちの鳥を発見。
モズでしょうか。
初秋といえばコスモス。
栗のイガはまだ緑色。
名前わからずですが、シルバーがかったハート型の葉がかわいいです。
田ごとの月シリーズ
1 浮世絵(広重)
2 my写真。田んぼに映る月(6月。田植え前)
3 俳句(芭蕉、蕪村、正岡子規ほか)
4 童話(後藤楢根)、絵本(野田知佑 文・藤岡牧夫 絵)
5 my写真。田んぼに映る月(8月~9月)
6 my写真。。秋の田んぼに月は映るか。10~11月の田んぼの様子。
7 広辞苑では
8 田ごとの月ならぬ、田ごとの太陽
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emiさん
田んぼに映る月、綺麗ですね。。。
田毎の月が、秋の季語とは!
旧暦で数えても、ちょっと合いませんよね。。。
秋の稲穂の金色は、中秋の名月の色に似てるのかも知れませんが
それも関係ないでしょうし。
それにしても、
月の名称、沢山あるのですね:http://www.astroarts.co.jp/special/2015moon/index-j.shtml
月を名づけた昔の人の心のひだの数は、きっとemiさんと同じくらいだったのだろうと
推測しております。
これだけ電気も発達した現代の日本では、月へ思いを馳せる人は、
そんなに(昔と違って)多くはない筈。。。
今回伯母が亡くなり、悲しみが物事を観る時の
無意識のベースになってはいないか。。。
と、そこまでは気づくのですが、かと言って
すぐ悲しみはなくならない中、
一気に新月から満月にならないように、
emiさんからのコメントを読ませて頂いたり
月に関して検索をかけている内に、
これで良いのだと 改めて思えました。
どうもありがとうございます☆
投稿: おんぽたんぽ | 2015年10月 6日 (火) 08:20
おんぽたんぽさん。ほんと、秋の季語なのは不思議ですよね。
おばさまを突然失ったかなしみ、どうぞ無理に癒そうとなさらずに、でも、何かに夢中になって楽しんでしまった時はそんなご自分も受け入れて、月の光を浴びたり、美しいことに触れたり、おいしいものを食べたりなさってくださいね。
投稿: emi | 2015年10月 8日 (木) 23:04