コクトーツインズの「パンドラ」は魂のふるさと
昨日、商業施設を歩いていて、感動~したことが。
電気屋やdocomoや100円ショップが並ぶ生活感あふれるフロアを歩いていると、
天井のスピーカーから小さいボリュームで美しい調べが。
もしや!と足をとめ、耳を澄ますと。
私が30年ほど前に出会って以来、生涯のベスト10に入ると思う曲が流れていたのです!!!
曲名は「パンドラ/Pandora」。
イギリスのコクトーツインズというグループの曲です。
耽美系。女性ヴォーカリスト、エリザベス・フレイザーの声が何より素晴らしいのです。
浮遊感・飛翔感ハンパナイです。
ひゅるんひゅる~ん。
「音」を耳で聴くというよりも、いい香りを嗅ぐとか、肌を撫でるシフォン生地を感じるとか、
オーラを感じるとか。次元が違うというか。
彼女の歌声は、この世とあの世の間あたりから流れてくるエーテルのよう。
歌詞も英語ではないような不思議な言葉の響きなんですよ。
出だしからずっとギターの涼しげで、ゆらゆらんとしているのも心地よいです。
8枚目のアルバムぐらいから世界が少し変わってしまったけれど、それまでのコクト―ツインズは私の魂の故郷というくらい好きです。
根強いファンはいても、かなりマイナーなグループ。
しかも、もう30年前の楽曲なのに、なぜ、流れたのか不思議です。
しかも、「パンドラ」の後は普通のガチャガチャした洋楽でしたし。
ぜひ、耽美系、浮遊感ある歌声、がお好きな方は
ぜひぜひぜひ(しつこいっ)聴いてみてください~♪
アルバムは日本では「神々の愛した女たち」というタイトルがついていました。
Cocteau Twins' のアルバム「トレジャー/treasure」
捨て曲はありません。ジャケ写も幻想的でうっとり。
Treasure
« トンボと秋の月 | トップページ | 中秋の名月&スーパームーン&その後 »
「 星と楽しむ音楽」カテゴリの記事
- 幻の名曲の名前がわかりました。一風堂の「NEVER MIND」(2017.08.16)
- きらきら星 と なんて素敵な世界なんでしょう!!(その2)(2016.04.24)
- きらきら星 と なんて素敵な世界なんでしょう!!(その1)(2016.04.24)
- 春の雨や曇りの日に聴きたくなる音楽(2016.03.14)
- 可憐で力強い名曲 西村由紀江の「野ばら」(2016.02.07)
コメント