ヒマラヤ杉の杉ちゃん観察日記(その4)埋もれてしまいました
この春発芽したヒマラヤ杉の杉ちゃんのその後です。
フェイスブックにはアップしていたのですがブログでは取り上げていませんでした。
まとめてご紹介します。
(画像はクリックで拡大します)
今年の3月11日に発芽を発見した杉ちゃん。(cf.その1)
順調に育ち(cf.その2)
4月10日、種の帽子が取れました。(cf.その3)
そして、こちらが4月22日の杉ちゃん。
おそらく生後1ケ月半ぐらい。
前日の雨風で倒れているかな~と思ったら、すくっと立っていました。
身長はあまりかわらず。
でも、中央の葉も伸びている気がします。
杉ちゃんのまわりにはヒマラヤ杉の雄花や葉がいっぱい落ちていました。
お父さん杉、おじさん杉から落ちたものでしょう。
5月10日。
杉ちゃん、少し倒れています。伸びた葉を支えるには茎が細すぎるのでしょうか。
6月2日。
完全にダウン。葉もところどころ枯れかけて茶色になっています。
6月14日。
横たわる杉ちゃんの上に容赦なく、お父さん杉たちからの落ち葉は降り注ぎ・・・。
6月28日。
埋れていきます。
落ち葉に埋れさせて夏の日差しや乾燥から守るというお父さん杉たちの愛情なのでしょうか。
それとも、ライオンが我が子を崖から突き落とすように、
この仕打ちにも負けずに成長しろという厳しさでしょうか。
7月26日。
ほどんと埋れてしまいました。
矢印の2か所に葉がかろうじて見えるだけ。
8月22日。
雑草に埋もれすぎてどこにいるのかわかりません!
生存確認できず。
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さて、杉ちゃんと同期(つまり今年生まれ)かなと思うものを発見。
杉Bと呼ぶことにします。
5月10日。
同じヒマラヤ杉の並木道。50メートルほど離れたところで発見した杉Bちゃん。
杉ちゃんより身長は低いです。
5月19日の様子。
6月2日。
葉先が茶色くなりかけています。
人差し指と比べてみると。
身長は5センチほどでしょうか。
6月28日。
杉Bちゃんも容赦なく降り積もる落ち葉に埋れていきます。
7月26日。
首までうずまり、苦しい・・・という声がきこえてきそう。
花と違って木が育つのって難しいのかもしれませんね。
種をたくさん飛ばしても発芽するのもごくわずか。さらに無事育つのはもっとわずか。
考えてみたらつぎつぎ発芽して育ってしまったら、今大木になっている杉たちは自分たちの身が危なくなるわけで。
大きくなる植物、樹齢の長い植物ほど簡単に増えないようになっているのかもしれませんね。
自然の摂理でしょうか。
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さて8月22日に落ち葉にも動じない若杉を発見。
何歳ぐらいでしょうか。
背丈50センチほど。
ここまで成長したなんてたくましい。
こんなふうに杉ちゃんも育ってくれるとうれしいのですが。
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