シダーローズ第五弾 夏のグリーンぼっくりにもうっとり
冬に、薔薇のようなぼっくり(シダーローズ)を落とすヒマラヤ杉。
春夏秋はどうなっているの?
観察しました。
(以下、画像はクリックで拡大します)
6月2日、グリーンぼっくりを発見しました。
ただ、残念。すでに大きさは冬にみつける球果とほぼ同じ。
(もっと小さい時を知りたかった・・・)
白とビリジアン(緑色)の絵の具を混ぜたような色合い美しいです。
こんなものもありました。
この剣のようなものは球果のいわば芯。
先端がシダーローズとなって落ち、下部がばらばらになって落ちた球果の残骸です。
こちらは芯が見えませんが、おそらく、先端部がシーローズとなって落ちたあとの残骸。
茶色くなった球果は冬の間に全部落ちてしまうと思ったので半年経っても残っていることに驚きました。
6月14日。
グリーンぼっくりがあちこちに目立ちます。手に取って触ってみたい!
茶色いぼっくりもまだ残っています。
6月21日。
私が観察しているヒマラヤ杉の並木。植樹50年。
7月26日。
グリーンぼっくり。わずかですが茶色く色づいてきています。
8月20日。
球果の1枚1枚のヘリから茶色くなっているのがわかります。
クモの巣も見えます。
8月23日。
完全に茶色いぼっくり発見。
色づくには早過ぎます。
2014年から2015年の冬にできたものが無傷で枝に残っていたのでしょうか。
10月28日。
ヘリから茶色くなりつつあるぼっくりもあれば、
先シーズンのものか茶色いぼっくりも。茶色いものでも成長具合は2種類あります。
左下に比べ、右上のものはかなり1枚1枚が開いています。
形が尖っていること。小さいこと。筋が斜めの格子状に見えることから雄花でしょう。
こちらもまだミントガムのように爽やかなビリジアンホワイト色です。
こんな風に格子状に筋が見えます。
11月23日。
すっかり茶色くなったぼっくりたち。
12月15日。
初収穫のシダーローズ。
今年は暖冬でなかなかシダーローズが落ちてこず。
風雨が強かった日の影響か、15日にでかけてみたら、やっと落ちていました。
このあと美しいバラの形のぼっくりをいっぱい収穫しました!
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