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2015年12月 9日 (水)

田毎の月(たごとのつき)シリーズ(その7)広辞苑では

田毎の月(たごとのつき)。

棚田の一つ一つに月が描かれた浮世絵があることから、
そういう眺めが実在すると思われてきました。
でも今は同じ視点からいくつもの田んぼに月が映るのが見えることはありえないと言われています。

興味深いのは広辞苑。

第四版(1991年)ではp1582にこう書かれています。
長野県千曲市冠着山かむりきやま(伝説では姥捨山)の山腹の、段々に小さく区切った水田の一つ一つにうつる月。

第六版(2008年)では
長野県千曲市冠着山かむりきやま(伝説では姥捨山)の山腹の、段々に小さく区切った水田にうつる月。

違いは。
そうです。「一つ一つに」という言葉がなくなっているのでした。


田ごとの月シリーズ
1 浮世絵(広重)
2 my写真。田んぼに映る月(6月。田植え前)
3 俳句(芭蕉、蕪村、正岡子規ほか)
4 童話(後藤楢根)、絵本(野田知佑 文・藤岡牧夫 絵)
5 my写真。田んぼに映る月(8月~9月)
6 my写真。。秋の田んぼに月は映るか。10~11月の田んぼの様子。
7 広辞苑で
8 田ごとの月ならぬ、田ごとの太陽

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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