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2016年1月31日 (日)

檸檬(レモン)の月、と木星の前に何か

満月のあと、少しほっそりした月がレモンのような形になる時があります。
小川美潮が歌う『檸檬の月』を思い出します。

こちらが2016年1月27日23:42頃の月。
ステラナビゲータでチェックすると輝面比は88%。
(以下、画像はクリックで拡大します)
160127_2342ese_175th_88_40a_3

1月28日03:40頃の月。輝面比87%。
少し立ち上がってきました。
160128_0338ssw_177th_87_55a

1月28日0520。輝面比86%。
右側に少し傾いて。
とんがり具合がレモンぽいと思いませんか?
160128_0520sww_178th_87_41a

こちらは1月28日朝6時30分過ぎの月。
輝面比86%。
このくらいの傾きが一番、レモンっぽいと思います。
160128_0639wsw_178th_86_26a

1月28日朝7時過ぎ。
すっかり明けた空に浮かぶレモンの月。
輝面比86%。
160128_0706ws_179th_86_21a

アップで。
160128_0708ws_179th_86_20a

レモンの月の見頃は
満月の4~5日後。
月齢なら18~19前後。
旧暦の日付なら19日前後。
そして、時間帯がポイント。
ぜひ、夜明け~朝。南西~西の空の少し右に傾いたレモンを見上げてみてください。

ステラナビゲータ10で調べてみると。
2016年2月27日(土)、3月28日(月)あたりもレモンの月になりそうです。

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さて、1月27日夜~28日朝は月と木星が接近していました。

28日03:40頃は月の左側に木星。
160128_0339ssw_177th_87_55a_moon_ju

6時12分頃は月の左上に木星。(月にピントを合わせたので空が真っ暗になっています)
160128_0614wsw_178th_86_31a

と月と木星の2ショットを撮っていたのですが、
06:12頃。木星の前に何かが写っています。
160128_0612wsw_178th_86_31a

アップで。
160128_0612wsw_178th_86_31a_2

なんだろと思いました。空を肉眼でみても何も見えません。
飛ぶ鳥も飛行機も点滅している灯りもなし。飛行機の音も聞こえません。

06:18頃に引いて撮った写真がこちら。
何かが空を飛んでいるようには見えません。
160128_0618wsw_178th_86_30a

06:20でも木星の前に写っています。
160128_0620

06:21でも写っています。移動しているのか06:20の時と形が変わっています。
160128_0621

(06:20 06:21の画像はカメラを縦に撮っていたかも=画像は左90度回転が正位置かもしれません)

こちらは06:30の月と木星。
この写真でも木星にわずかに影のようなものが見えます。
160128_0630wsw_178th_86_28a

アップで。
160128_0630wsw_178th_86_28a_2

気づいた6時12分から6時30分まで20分以上、影はありました。
なんだったのか気になります。





2016年1月30日 (土)

惑星なーらんだ。

【惑星なーらんだ】
早起き生活です。冬でも朝5時前に起きています。
このところの楽しみは惑星がベランダの向こうに一同に見えること。

東側から、水星、金星、土星、火星、木星と揃いぶみ。
ですが、私のところでは東の低い空の水星は見えず。

そこで1月28日早朝、見晴しのいいところに出かけてみました。

まずは、ステラナビゲータで再現した2016年1月28日5時48分頃の空。
(以下、画像はクリックで拡大します)
160128_0548planets


5時20分頃。月のすぐ左上に木星がいます。
160128_0521__2

まだ空は暗く。水星はまだ見えません。
手持ちのコンデジで火星も写りました。
160128_0536moon_m_m_moji__

金星、土星、火星。
160128_0537_1


6時前になると、東の空の下が少しずつオレンジ色になって
日の出が近いことを感じさせます。
160128_0559


水星も現れました。惑星揃いぶみ。

肉眼で見えた水星はかろうじて写りました。揃い踏みの3画像をコラージュ。
クリックしていただいても水星は見えづらいと思うのですが惑星の位置関係をお伝えできたら。
160128_0559planetsmoon_short_2

手品で帽子から旗を出すと糸でつながっていて次々旗が出てくる。あんな感じです。
月や惑星が糸でつながっていて、東の空から月をひっぱり出したら、
芋づる式で惑星がついてきたみたい!

拙いですがそのイメージ図↓
160128_0548planets_magic



早朝の空眺め、まだまだ楽しみが続きます。


2016年1月28日 (木)

月と文学 『金色夜叉』今月今夜のこの月を どんな月?

「今月今夜のこの月を~」といえば、 貫一(かんいち)とお宮(おみや)でおなじみの尾崎紅葉『金色夜叉(こんじきやしゃ)』の有名なセリフですね。
カンイチオミヤといえばユニコーンの「大迷惑」の歌詞で知った方もいらっしゃるかも。

今月今夜っていつ? どんな形の月だったの? 
気になって調べてみました。

【有名な場面の原文を】
熱海の海で貫一がお宮を足蹴(あしげ)にする。
映画などでもおなじみのこの場面、 まずは原文を。
「ああ、宮さんこうして二人が一処にいるのも今夜限だ。 (私による略)
一月の十七日、宮さん、善く覚えてお置き。
来年の今月今夜は、貫一は何処でこの月を見るのだか! 
再来年の今月今夜……十年後の今月今夜……
一生を通して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死でも僕は忘れんよ! 
いいか、宮さん、一月の十七日だ。
来年の今月今夜になったらば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、
月が……月が……月が……曇ったならば、宮さん、
貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ。」

『金色夜叉 上』前篇第八章p81 尾崎紅葉作(岩波文庫 2003)

【簡単に解説を】
両親を亡くした貫一は宮の両親に育ててもらいます。
学業優秀な貫一は宮一家に気に入られ、宮のいいなづけとなります。
が、そこに現れたのが銀行の御曹司の富山。
貫一をなんとなく好きではあったけど、自分の美貌を誇りに感じ、セレブな生活にも憧れていた宮は
富山との結婚を決めることに。
貫一を裏切る形となり気が塞ぐ宮は熱海で静養します。
宮が自分を避けていると感じた貫一は1月17日、宮の元を訪ねます。

その熱海の浜辺で、宮が自分を裏切り、富山との結婚を選んだことを知った貫一が言い放つのが上記のセリフなのです。

俺の今日の苦しみを忘れさせるもんか。
この先ずっと1月17日、月が曇ったら俺が恨んでいる証
だと語る貫一。
ドラマチックな愛憎劇だったのですね。

【日時は1月17日と判明。年がわかれば月の形がわかります】
第八章を読むと、少なくとも昼間(午後)に月が出ている。
夜にも月が出ている。
このことから三日月(夕方に沈んでしまう)ではないとわかります。
十五夜(月の出が夕方)以降でないこともわかりますが、もっと突き詰めてみましょう。

この小説は1897年(明治30年)1月1日の読売新聞で連載が始まりました。

未だ宵ながら松立てる門は一様に鎖籠めて(さしこめて)
という文章から作品は始まります。
まだ宵の時間であるのに門松が飾られている門はみんな閉じられて、という意味でしょうか。
元日快晴、二日快晴、三日快晴
というくだりもあります。 つまり、お正月の場面から物語が始まっているのです。

私たちが連ドラを見る時、たとえば2016年1月から始まるドラマで、お正月の場面から始まればそれは16年のお正月と思うでしょう。
もし過去の年のことであれば、平成20年1月というようにテロップが出るのがお約束だと思うのです。

となれば、『金色夜叉』は明治30年の1月のリアルタイムな物語と判断していいでしょう。
となると、熱海での貫一とお宮の別離のこの場面は、明治30年1月17日の出来事。

【明治30年1月17日の月の形を調べてみました】

ステラナビゲータ10で1897年1月17日(場所は熱海)で調べてみると、
1月17日は旧暦12月15日、十五夜だったことがわかりました。
ただし、満月は1月19日。17日は満月二日前の月となります。月齢は14。輝面比は98%。
見た目では丸い月に見えたでしょう。

↓イメージ画像として、私が過去に撮ったものから98%の月(夕方、夜)を。
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月の出は15時過ぎ。月の入りは翌18日の朝5時30分過ぎ。
南中する夜23時頃は高度は80。頭上高いところに白い月が輝いていたことになります。
暮れる前の明るい内に空に月が現れ、夜も二人を照らしていたという設定とぴったり合いますね。

ちなみに岩波文庫の表紙は『金色夜叉』初版本の口絵になっています。
←Amazonより。

海の上に丸い月がありますね。尾崎紅葉がイメージした通りの設定になっていると言えます。


【丸い月を想いうかべながら読者はこの場面を読んだ】

さて、読売新聞の連載ではこの1月17日の場面は、実は1月17日の誌面には掲載されていないのです。
掲載はほぼ一か月後の2月18日。
尾崎紅葉はいつこの原稿を書いたのでしょう。
1月17日より前だとしたら→17日は旧暦で15日だから丸い月が昇ると知って書いたのかもしれません。
1月17日より後だとしたら→17日の綺麗な月を見て、これだ!と思いついたのか。

気象庁の過去の記録を見ると、少なくとも関東では明治30年1月17日は雨降らず。月が眺められたようです。
他の地域はわかりませんが、1月17日の月を見ていたから、すんなりと丸い月を思い浮かべてこの場面を読んだという新聞購読者も少なくないでしょう。(※新聞連載時にこの場面の挿絵無し)

【貫一の呪い通り、翌年からの1月17日の月は曇ったのか】

『金色夜叉』での記述を追ってみましょう。
宮が別れた4年目の1月17日に過去を回想する場面があります。

掩(おお)えども宮が耳は常にこの声を聞かざるなし。彼はその日のその夜に会うごとに、果たして月の曇るか、あらぬかを試みしに、かつてその人の余所に泣ける徴もあらざりければ、有繋(さすが)に恨は忘られしかと、それには心安きにつけて、諸共に今は我をも思わでや、さては何処に如何にしてなど、更に打嘆かるるなりき。
『金色夜叉 上』後編 弐の二p260 尾崎紅葉作(岩波文庫 2003)

富山と結婚生活を続けながらも、貫一を忘れることができない宮が彼の言葉を思い出すくだりです。
「泣ける徴もあらざりければ」とあります。
つまり、別れた翌年も翌々年もその次の年も月が曇ったことはなかった。貫一が泣いている証はなかったというのです。
宮は貫一はもう自分を恨んではいないんだとホッとします。でも、その一方、「もう自分には未練がなく、どこかで暮らしているんだ」と少しさみしくなるのです。
これこそ女心と言えるでしょう。

【実際には1月17日に月は出たの?】

明治31年、32年、33年の1月17日の月相をステラナビゲータで調べてみました。

1898年(明治31年)1月17日→熱海での別離から1年後。
半月(下弦)より少しやせた月が夜中の1時過ぎに昇り午前中に沈みます。
夕方~夜に月が見えることはありません。
1899年(明治32年)1月17日→熱海での別離から2年後。
三日月より少しふっくらした月が夕方から夜にかけて見えます。
1900年(明治33年)1月17日→熱海での別離から3年後。

満月の翌日なのでほぼ丸い月が18時過ぎから一晩中見られます。

4年目の1月17日は小説の中では晴れていたのに午後から曇ってその後雪になった、と設定されています。
この日もステラナビゲータで見てみると、1901年(明治34年)1月17日は新月の三日前になります。
月が昇るのは夜中の3時過ぎ。
たとえ晴れていたとしても、宮が夕方から夜の空に月を探すのだとしたらみつけることはありえなかったことがわかりました。

※あくまでも熱海での名場面が明治30年1月17日と過程して、月の形を推測してみただけです。
一つの仮定としてお読みいただければ幸いです。

2016年1月19日 (火)

月の備忘録 2015年12月11日~2016年1月9日

新月から新月までを1クールとして月の備忘録を記すことにしました。
写真を撮りっぱなしだと忘れてしまうので。
(画像はクリックで拡大します。
 月齢は正午月齢ではなく、ステラナビゲータ10で調べた撮影時刻の月齢です)

2015年12月16日。
暮れかけた空。クリスマスイルミネーションとお月様。(左)
月齢4.9。輝面比25%。花王さんのマークのように少し鼻の尖ったお月様です。(右)
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2015年12月18日。
夕方16時頃の月。黄金色のイチョウ越しに。(左)
22時30分過ぎの西の空の月。月齢7.1。赤い信号と。(右)
上弦が19日の00:14なので、この月は輝面比が49%。ほぼ半月となっています。
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2015年12月19日。
濃い青空に白い月。14:44頃。(左)
アップで。19日は半月(上弦)ですが、すでに輝面比は57%。ややふっくら。月齢7.8。(右)
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2015年12月20日。
00:18頃。月の入り20分前の月です。木の向こうに大きく見えて、異様な感じです。
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2015年12月22日。冬至。
午前1時過ぎの西の空の月。月齢10.2、輝面比82%。
満月の三日前。角煮バーガーのような形です。
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2015年12月24日はクリスマスイブ、そして満月イブ。
夕方。月の出から50分経った頃の東の空。月もほんのりロゼ色に染まっていました。(左)
森と月。静かな空気が流れています。(中央)
内側から灯るように輝いていきます。(右)
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2015年12月26日。
クリスマスの満月は撮れず。日付変わって26日00:27の月。輝面比はまだ100%。
南南西の空の高いところで皓皓と輝いていました。(左)
サンタさんと2ショット。(右)
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2015年12月26日夕方~27日朝。
月撮り、コンプリートしました!!
コンプリートとはマイルールで、月の出、月の入り。そしてもう一つ別の時間帯の月を撮ること。
(なかなか月の出と月の入り両方を撮れることってないのです)

26日夕方。森の向こうに顔を出した月の出から15分ごろの月。(左)
大きく迫力があります。(中央)
みるみる昇っていきます。(右)
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19時過ぎ。もみの木のてっぺんに月。画像は少し明るくしています。(左)
もみの木のてっぺんにオリオン座のベテルギウス。
一日遅れのクリスマスツリーのようでした。画像は少し明るくしています。(右)
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日付変わって27日06:28。まわりが黒くなっているのは夜明け前なのではなくてアップで撮っているため。
淡い朝焼けの空に浮かぶ月でした。(左)
07:28。西北西の空の。雲の上に半円の月がかろうじて見えます。(中央)
07:29。月の入り20分前です。透明のしゃぼん玉のよう。(右)
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2015年12月28日。
朝07:21。西の空低いところの月。白さがまぶしいです。
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2015年12月29日。
朝7時頃の月。アップなのでまわりが少し暗く写っています。(左)
朝焼けに染まる鉄塔と。
このくらい引いて撮っても月の模様がはっきり映ってうれしいです。(右)
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2015年12月31日。
02:18の月。(左)
アップで。クレーター、テオフィルスの中央丘がはっきり写ってうれしいです。(中央)
ピンぼけですが、月と木星(右)。
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23:12頃。紅白歌合戦の最中に月が昇ってきました。
2015年最後の月の出です。
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2016年1月1日。
00:10頃。新しい年。太陽よりも月を先に見ました。
高度も少し上がり、色も若干白くなった月。(左)
月と木星。一日前よりもずいぶん接近しています。
木星は占星術では幸運の星。2ショットが撮れて新年早々、縁起がいいです!!(右)
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朝8時過ぎの月。お正月にふさわしく青空にきりりと白く。(左)
モフモフしていてネコヤナギのような姫こぶしの芽と月をセットで。こぶしにピントを。(中央)
月にピントを。(右)
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2016年1月2日。
「月の出」「月の入り」をおさえられました。新年早々初コンプリートです。

00:16の月。厳密には月の出から1時間ちょっと経っているのですが、
まだ東の空低いところにいるので月の出と認定。
160102_0016es_212th_55_11a_1550

10:14。西の空。たなびく雲と月。(左)
アップで。(中央)
10:53。青空に溶けていくしゃぼん玉のよう。(右)
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11:02。電線の下に消えていきます。月の入り25分前なので月の入りと認定。(左)
月の位置に丸をつけてみました。(右)
Short160102_1102ws_216th_52_4a_1575Shortyajirushi160102_1102ws_216th_5





2016年1月4日。
朝7時頃の月。月齢23.5。輝面比34%。月の模様といい形といい、ほどよく焼けた餃子のよう。
160104_0704s_235th_34_45a_2

2016年1月5日。
朝7時前の月。月齢24.5。輝面比26%。柿の種のよう。(左)
虹の入江もはっきり。(右)
160105_0642se_245th_26_40aShortup160105_0642se_245th_26_40a







2016年1月7日。
早朝。まだ暗い空に細い月。月齢26.4。輝面比11%。地球照も見えました。
Short160107_0529see_264th_11_17a_16

右下には金星が。
「金星と月の位置が逆だったら顔になるのに。福笑いを失敗したみたい」と、
思いましたが、地球照になっている月はまぶたを閉じた目のよう。(左)
まつ毛を加えてみると。顔のようになりました。(右)
Short160107_0531see_264th_11_17a_16Short160107_0531see_264th_11_17a__2








「不思議の国のアリス」に出てくるチェシャ猫の笑い口にも見えます。
ペイントでお絵かきしてみました。
Short160107_0531see_264th_11_17a__3

デジカメは一眼レフではなくて大型のコンデジです。
精密な撮影は難しいのですが、火星も写ってうれしいです。(左) 
06:30。明けてきた空。月と金星。(右)
Short160107_0614se_264th_11_23a_172Short160107_0631se_265th_11_25a_173









2016年1月8日。
朝6時過ぎ。まだ真っ暗な空に浮かぶ新月二日前の月です。月齢27.4。輝面比5%。
地球照が美しかったです。(左)
わずか一日で月と金星がずいぶん離れています。(右)
Short160108_0608see_274th_5_14a_2160108_0621see_275th_5_16a_2







少し明けた頃の空の地球照は真っ暗な空の地球照より幻想的。(左)
朝を迎え空が明るくなるにつれ、細い月はどんどん見えづらくなります。
7時前。かろうじて東南の空の月を撮れました。(右)
Short160108_0622see_275th_5_16aShort160108_0653se_275th_5_20a








年末年始のお休みもあり、クール(12/11~1/9)はいろんな月がみられました。
デジカメはキャノンのPowerShot SX50を使用。三脚なしの手持ちです。

月の備忘録INDEXはこちら

2016年1月10日 (日)

雷が形になった石

うん十年生きていても知らなかったものってたくさんあります。
そして、知った途端に魅せられて、ぐいぐい調べものをしてしまうものってあります。

2016年、はやくも現れました。

それはshine雷管石shine

こちらです。
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ゴツゴツ「しています。軽いです。

アップで。
20160106fulgurite1up

何かに似ていると思ったらピグモンの足!
海辺の岩に張りついているフジツボにも似ているかも。

別の角度から。
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雷管石は、大地に雷が落ちた時に生まれます。
高電流、高電圧の雷の威力が砂などを一瞬で変容してこんな形をつくりだすのです。

注目すべきはこの空洞。
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これは雷が走ったあとなのです。

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鉱物に造形が深い方が手がけた本にこの雷管石が登場していたことで初めて知りました。
そしてありがたいことに雷管石をいただいたのです。

ききかじり&にわかで調べて知識を披露いたしますと。

雷管石はいわば「雷さまの化石」。別名「閃雷石」。
英語でのフルグライト(fulgurite)はラテン語のfulgur(雷)+ite(石)から名前がつけられています。
フルグラといえばフルーツグラノーラ、と思っていたのですが、「フルグライト」なるものがあったのですね。

岩の上で形成されるものと砂漠の砂の上で形成されるものとの2種類があるそうです。
私がいただいたのはサハラ砂漠のフルグライト。

雷は目で見えますし、轟く音が聴こえます。近くに落ちた時は震動が体に伝わります。
けれど、決して触れることはできません。

だからこそ、フルグライトの空洞を見ていると、「ここを雷が走ったんだ~」と、「雷」の実体を感じられて不思議な気持ちがします。

フルグライトの表面を接写で。
雷おこしのように粒々が固まっています。
20160106fulgurite5

こちらは空洞の内側。
外がゴツゴツしているのと違い、ツヤツヤなめらか。ガラス質のよう。
グレーの色が綺麗。
こんなにも質感が違うことにもびっくり。
20160106fulgurite7

人はいつの時代から、フルグライトの存在を知ったのでしょう。
砂漠で雷に出会ったら、嵐が過ぎたあとフルグライトを探してみたくなりました。

2016年1月 3日 (日)

元日に富士山、縁起がいいわいわい

元日、↓こんな陸橋の上からの富士山を狙って外出。
20160101mtfuji00
陸橋のところにエレベーターがあるのですが、私が乗ったあと、こちらに向かっていらっしゃる方が見えたので「開」を押して待ちました。
乗り込んでいらしたのは70代と思われる女性。
乗り込む方に気づいたら待つというのは当たり前のことと思うのですが「元旦から親切な方に出会って縁起がいいわ~」とおっしゃってくださり、お話をすることに。
私が富士山を撮りに陸橋にきたことを申し上げると、
「近くに電線がはいらないもっといい場所がありますよ。
これから行くところですのでよろしかったらご一緒にいかがですか」と。

お言葉に甘えて案内していただきました。

素晴らしい眺めが待っていました。
私が富士山ポイントと思っていた上記の場所(電線入り写真)からわずか10分ほどなのに
何十倍も絶景です。
(クリックで拡大します)
20160101mtfuji01short_2
埼玉なのに、こんなになだらかな稜線まで見えるなんて。
まるで山梨あたりまで出かけたみたい!

最大のズームでここまで寄れました。
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白い雪が青空に映えます。

この場所は少し高台とはいえ、一応地上で無料で誰もが行ける場所です。
新幹線も間近を走ります。
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近くの建物の15階からの富士山の眺めです。
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さすがに高い場所からだと見晴らしがいいですね。

これは夕富士も綺麗に見えるに違いない、と元日の夕方、もう一度出かけてみました。
15:50ぐらい。
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まだ空が明るく、富士山はかすかに見えるだけ。

太陽は富士山の少し右側に傾いていきます。
16:20ごろ、オレンジ色に染まる富士。(クリックで拡大します)
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少しずつ富士山の色が濃くなっていきます。(クリックで拡大します)
20160101mtfuji06_1537short_2
夕焼けに染まる先端部と濃いすみれ色に見える下の部分のグレデーションが美しいです。

場所はさいたまのアリーナの近く。
地元の方達の知る人ぞ知るスポットなのでしょう。
サンセットの時間にあわせて、犬の散歩の方、ジョギング中の方、ベビーカーを押した方、携帯片手の方、老若男女さまざまな方がいらっしゃいました。

なんどか狙って、富士山と新幹線を撮れました!
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小さな男の子が緑色のこの新幹線ははやぶさだよと教えてくれました。
富士山とはやぶさの頭↑

富士山とはやぶさのお尻↓
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この場所がすごいのは、新幹線と富士山がセットで撮れるだけなく、
駅が近いために減速しているから撮りやすいということもあるのです!!!

撮り鉄ではないのに、なんだかうれしくなりました!
この場所を教えてくださった女性との出会いに感謝です。
もしかしたら富士山に棲む仙人だったりして。
心温かくなる出会いがあって、お正月から縁起がいいな~と思います。

今年もよろしくお願いいたします

2016年がはじまりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年の干支をモチーフに切り紙工作しました。
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2016nengajo_saru2



雪の結晶にも見えたらうれしいです。

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emi (秋田恵美)

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。
    コンタクト: メールアドレスはhoshibiyorihappy*yahoo.co.jp このyahooの前の*を@に変えてご連絡下さいませ
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