七日月。クレーターは俳優。太陽はアカデミー賞受賞の照明さん。
以前は月のクレーターにはあんまり興味がありませんでした。
でも、PowerShot SX50のおかげで簡単にクレーターを写せるようになって興味が出てきました。
撮った画像のクレーターを見ていると、
「太陽にアカデミー賞最優秀照明賞をあげたい」と思ってしまいます。
たとえば、こちらは2016年2月14日(旧暦1月7日)の七日月。
17時30分頃。月齢5.7。輝面率39%。
(以下、鮮明ではないのですが画像はクリックで拡大します)
太陽に照らされた面と暗い面との境目がかなりギザギザしています。
クレーターが相当でこぼこしていることがわかります。
ひときわ目立つのが上部、暗い面の中で⊂状に浮かび上がったところ。
調べると、アレキサンダーというクレーターであることがわかりました。
ですが、月齢5~6頃の晴れの海付近では、
アリストテレスとエウドクソスが有名。
アレキサンダーが月の地形の本で大きく取り上げられることはありません。
きっと、月面に数多くあるクレーターの中で「大部屋俳優」ぐらいの存在。
でも、太陽はトップクラスの役者(コペルニクスや静かの海など)とその他大勢を差別することはありません。
いつでも絶えず、月面のすべてのものにライトを当て続けているのです。
そして、照らされた面と暗い面の境目がいわば舞台のセンター。
どんな大部屋俳優クレーターでも、境目に位置した時、主役級に存在感を放つのです。
月齢6前後のほかの主役たちを。
静かの海にポツポツある小さなクレーターもくっきり。
こちらは3つのクレーターがつながっているように見える
テオフィルス、キリルス、カタリーナ。
月の満ち欠けとともに日々、主役のクレーターが変わるから
毎日、月にデジカメを向けていて飽きることがありません。
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