関井一夫さんの万華鏡。あでやかな色彩が満開です(その1)
横浜の高島屋で関井一夫さんの万華鏡展に行ってきました!
(会期詳細はこちら)
関井一夫さんと高島屋さんのご許可をいただいてその作品をご紹介します。
今回、カメラは2種類を使用。一つは筒の中全体が写せるもの。
もう一つは、覗き穴から撮れるのは一部分だけれども繊細な色合いが写しやすいものと。
画像でまわりが少し黒っぽくなっているのは覗き穴などの影。
私たちが作品を覗く時は無限に広がる世界を楽しめます。
画像はクリックで拡大します。
(大きいサイズのものは右クリック→新しいタブで開くを)
美しく凛とした面影の「宙の天女」。
オーラがあります。
星の河が流れるよう。
帽子部分にも。
ひろがるのは青の世界。
こちらは鎚起春蕾妖精万華鏡。
うっとりとします。
ラブリーというよりもバレエの「シルフィード」のような大人っぽさを感じさせる妖精。
花びらの先が光りに照らされて輝いています。
容器他、この妖精をモチーフにしたコスメラインがあったら、女子力アップすると思います!
ひろがるのはあでやかなボルドーの世界。
こちらは鎚起花蕾妖精万華鏡。
胴体の部分の色が春蕾とは違います。春蕾が黄金色なのに対し、
じっくり煮たりんごのような色。あたたかみのある色に引き込まれます。
妖精シリーズ。凛としたその姿を眺めていると仏像を眺めている時のような
気持ちになります。エキゾチックでそこにあるのに、少し異世界のような。
敬虔さが宿っているような。
ひろがるのは深淵なブルーグリーンの世界。
こちらは桜の万華鏡。
晴れたお花見日和そのもの。
明るいピンク色の花々と水色の空のような景色が広がります。人生の最期
にしあわせな日々として浮かんでくるのはきっとこんな世界。
色が作品名になっているシリーズ。
リトルピンク。
ルチルグリーン。
ジェントルブルー。
カリビアンイエロー。
リトルピンクにはいろんなハート型が現れ、とてもキュート。明るいピンクと若草色で春の雰囲気。
ルチルグリーンはステンドグラスのよう。繊細な直線ラインの重なりがモダンです。
ジェントルブルーはスペイシー。瑠璃色、スカイブルー、金色が華やか。
カリビアンイエローはカナリア色と補色のワイン色の組み合わせが素敵。宝石のよう。
その2に続きます。
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