つばめ(その5)A駅のツバメ第四弾(6月21日~)
ツバメシリーズ。
6月20日にはトドのように成長した子ツバメ4羽がいましたが、その後どうなったでしょうか。
(以下、画像はクリックで拡大します。はみでる場合はリンクを新しいタブで開くを)
6月21日。
なんと。1羽だけになっていました。3羽巣立ったということでしょうか。
まわりを見渡すと、交差点にかかる電線に3羽。
曇り空であまりはっきり見えませんが、スズメではなく、あきらかにツバメ。
キュリキュリ聞こえてきます。
間違いなく、昨日まで巣にいた4羽のうちの3羽でしょう。
残りの1羽は巣の上でもぞもぞしています。
時折、下を見下ろしたり。
飛べるかな。でも怖いなあ。と迷っているのでしょうか。
親ツバメが餌を持ってくる頻度は随分少なくなりました。10分に1回くらいでしょうか。
カタカナで書くとしたら「キュンキュン」「ミュンミュン」でしょうか。
少し、小猫っぽい鳴き声をだしていました。
「早く一緒に飛ぼうよ」と励ましに来るのか、
親ツバメやお兄ちゃんツバメたちが近くまで飛んできた時は
巣から身を乗り出してさらに鳴きます。
でも、飛び立つのって怖いですよね。
地上に巣があるのなら、20センチぐらい浮いて、でもすぐ足がついちゃって、
次は50センチ2分間ぐらい浮くことができて。
その次は3分ずっと浮いていられた、というような段階を経て飛ぶことができるでしょうけれど、
巣が高いところにあるツバメは。
飛べるかなと思って飛べなかったら最後、地上に墜落するしかないのです。
「飛べる」か「死ぬ(大けが)」か。
どうやって、「今日、僕は飛べる」って判断するのでしょう。
がんばれ~。最後の1羽。
と思っていたところ。
6月23日。
巣に誰もいなくなっていました。
無事、最後の1羽も巣立ったということなのでしょう。
一安心しました。
まわりをみてもツバメらしき姿はみつけられず。
みんなもう遠くへ旅立ってしまったのでしょうか。
ちょっとした「ツバメロス」になりました。
ヒナの姿をみつけてからあっという間、一週間の出来事。
一人で食い扶持を確保して、生活できる=巣立ちとすると、
人間の場合は学校を卒業して、大学進学で一人暮らしをしたり、社会人生活になる時。
となると、15~18年かかるわけですね。
それに比べ、ツバメはあっという間に独り立ち。
すごいなあと思いました。
(追記)
7月5日。巣のすぐ下の銅像に一羽のツバメがいました。
巣立ったうちの1羽でしょう。
絵になっていました。
次回は親ツバメの様子、A駅ツバメダイジェス、ツバメの本で知ってびっくりしたことのご紹介を。
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