つばめ(その1)毛のはえたウーパール―パーに見えるけど。
とんでもなくかわいい生き物です。
(以下画像はクリックで拡大します。はみでる場合はリンクを新しいタブで開くを)
コアラ? 毛の生えたウーパール―パー?
答えはツバメのひなです。
白いくちばしには鼻腔と呼ばれる2つの穴がありますね。
くちばしの上がチャコールグレーのような毛並。
くちばしの下が茶色の毛並になっています。
よく見ると目頭そばにも茶色いのぼかしのような模様が。
巣があるのは駅併設のショップの屋外照明機の上。
5羽いますね。
丸い頭が並ぶ様子は、大仏さまの螺髪(らほつ)のよう。
餌を持って帰る親ツバメの姿を見るや、
一斉に体を伸ばします。
↑白いお腹に黒い筋が見えますね。
羽根を広げているようにも見えます。
興奮ぶりがわかりますね。
親ツバメが1回に運んでくる餌は1羽分。
今回、餌にありつけたのは左端のヒナでした~。
親ツバメは瞬時に餌を与えてすぐにまた飛び立ちます。
餌を運んでくる頻度は3~5分に1回くらい。
親ツバメが戻ってくると、また、一斉に身を乗り出します。黄色い口ががばっと開きます。
猫もそうですが、顎の下って可愛いですね。もしゃもしゃっとした毛並が。
身を乗り出す左のヒナ。右のヒナは眠そう。
中央のヒナが人一倍、いえ鳥一倍、身を乗り出すのですが
親は左隣のしゃがんでいた?ヒナに餌をあげたように見えます。
↑親ツバメの尾に白い模様があります。
私は2つの駅のツバメ観察をしているのですが、
どちらも親は右側のヒナから順に餌をあげていました。
(最後に餌をもらうのは一番左のヒナ)
目がぱっちりのヒナと左側の眠そうなヒナ。
親が眠そうなヒナに餌をあげたので、
ぱっちりのヒナは「そんな!」と叫んでいるようにも見えます。
餌が落ちないような配慮なんでしょうね。
親ツバメはくちばしを完全にヒナの口の中につっこんでいます。
この写真は6分後。ぱっちり目のヒナは臨戦態勢で身を乗り出しています。
左のヒナは完全にうとうと状態のよう。
親ツバメのお顔をパチリ。
ヒナの必死さと、親ツバメのかいがいしさ。
見ていて飽きないです。
(追記)
7月13日に訪ねてみると。
さすがにもう全員巣立って、もぬけのからでした。
そして、あらと思ったのが、巣の下に板がしつらえてあったこと。
6月15日の時はこの板がまだなかったのでしょうか。気づきませんでした。
ツバメが巣から落ちても地上に墜落しないですむようにというはからいでしょう。
駅(もしくはショップ)の方の愛情を感じました。
« 青い鳥と青い卵を見てみた~い | トップページ | つばめ(その2)A駅のツバメ第一弾(6月14日) »
コメント