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2016年11月30日 (水)

ガビチョウとはシリーズ(その4-6)秋(10月初め)と晩秋(11月終り)のガビチョウと里山の様子

明日からもう12月。
仕事の合間に晩秋の里山に出かけてみました。

ガビチョウが生息している場所です。

10月初めに訪ねた時と合わせてご紹介します。
(以下、画像はクリックで拡大します。はみでる場合はリンクを新しいタブで開く、を)

【10月初め】

夏は蝉しぐれで鳴き声がかき消されていただけなのでしょうか。
セミが減って10月になってからガビチョウの鳴き声が再び聞こえるようになりました。

里山もすっかり秋。
田んぼは実った稲穂がすでに刈られ、架掛けされているものもありました。
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一番目立っていたのが、稲穂の上空を舞うトンボたち。
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音もひところより静か。
一番うるさかったのは、ガビ、ウグイス、カエルの三重奏だった初夏。

今はガビ(以前より静か)、蝉(ほんのすこし)、ハト(この里山で鳴き声を聴くのは初)、
ひよどり、カラス、その他の鳥。

稲刈りのトラクターの音や牛のような鳴き声(かえるらしい)も。
今までで一番バラエティに富んだ音でした。
それでも、音の密度は薄いです。

ガビも鳴いているのですが、2方向から2羽ぐらいしか聞こえず。
「ガビの楽屋」と眼をつけている場所に近づくにつれ、ガビの鳴き声が聞こえてきたのですが、
茂った緑の中に居て、姿は見えず。


かろうじて手前の木に留まった時に撮れたのがこちらです。
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お尻。

20161005ji_gabi2
ブレブレですが、やっと撮れたお顔がこちら↑

【11月終り】

田んぼの稲穂はすべて刈り取られ、架掛けもなくなっていました。
20161130ji1

紅葉が綺麗。赤~黄色のグラデーションにこんなにも色合いがあるとは。
20161130ji2

音は静か。
一番目立ったのがヒヨドリ。
そのほかハクセキレイやシジュウカラやいろんな鳥、カラス。

ガビも鳴いてはいるのですが、春~初夏のように大音量でずっと鳴きっぱなし、
ではなく、「うれしいよね~うれしいよね~」と4小節分ぐらい鳴いて、そのあと4分ぐらい休むという
あっさりしたものでした。

虫の鳴き声はなし。

初めてコゲラを撮れました!
木をつついていました。
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ネットで、「縞模様の羽 小鳥」で検索してコゲラという鳥だと知ったのでした。
201611130ji_kogera2
目元に白い模様があるのですね。

紅葉が池に映って綺麗。
20161130ji3

ガビを目撃した場所の1つが、階段の両側にやぶが広がっている場所。
そこに向かうと、がさがさと両側のやぶから音がします。

熊や猪っていうことはないだろうけれど、凶暴な小動物だったらどうしようと思いながら
茂みを覗くと。茶色い姿が見えました。
ガビです。鳴くことも忘れ、地面に落ちている餌を一生懸命むさぼっているようです。
階段の左側の茂み、右側の茂みにも。
少なくとも5羽のガビがいる気配がします。

わずか1~2メートル先に居るのに、クマザサ?でさえぎられ、
やっと撮れた1枚がこちら。
ボケボケですが、←のところに白いアイラインがあります。
20161130gabi1

追いかけっこをしているガビも。
階段にいた私に気づかなかったのか
左の茂みから1羽が飛び出して(私のわずか50センチぐらい前を横切り)右の茂みに消えました。
それを追ってもう1羽も目の前を通過して右の茂みに。

あまりの速さにカメラで追えませんでしたが、最近距離の遭遇。
ばさばさと羽根が風を切る音も聞こえました!!

結局、ガビはまともに撮れず、 田んぼまで行くと。

あおさぎ発見!!
コゲラとヒヨドリしか撮れなかったので、うれしかったです。
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あおさぎって笑っているんだけど笑っていない表情。
ひるおびコメンテーターの福本容子氏にも似ているような。
3枚目は側溝に獲物がいたのでしょう。ゆっくりと片足を降ろす様子が
湯船に入る時の人間のような動作でした。
4枚目の後ろ姿。脚の先が三脚のよう。
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ガビたちは「北島康介を手ぶらで帰らせるわけにはいかねえ」という
五輪水泳アスリートたちの気持ちだったのでしょうか。


里山の出口まで着いたたところで、なんと目の前の木にガビがやってきたのです!!!

ピントをうまくあわせられず、激写にはならなかったけれど。
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↑私を手ぶらで帰すわけにはいかねえな、という気配り?

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久々に対面したガビ助たち。
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↑このガビは少し羽根がグリーンがかっていました。

ガビチョウシリーズINDEXはこちら

 

2016年11月24日 (木)

2016年11月24日の雪で結晶は撮れるか

東京は54年ぶりの11月の雪。

結晶を撮りたかったのですが、
ベチャ雪のため、翼の折れたエンジェルばかり。

かろうじて結晶の形のまま舞い降りたものも瞬時に溶けていきました。

デジカメ&マクロレンズでの撮影に慣れるため撮ったものをご紹介します。
(小さいサイズ&不鮮明なのですが)
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セーターの三筋が爪の幅ぐらい。

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*の形になっています。

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先端が「未」のような形だったのかしら。

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こちらもかろうじて*の形が。

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上空どのくらいまでは綺麗な形のままだったのかしら。

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雪輪のような形。

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ずいぶん羽がもげています。

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ぎざぎざ。

というわけで、綺麗な結晶の形は撮れなかったけど、
雪が○ではなくて*の形であることは目でもわかるものですね。

【雪の結晶結晶撮影シリーズ】INDEXはこちら
雪の結晶全般はこちら

生まれてはじめてナナフシ(モドキ)を知りました

世界には知らないことがいっぱいあります。

朝から寒風が吹いていた昨日。

ヒマラヤ杉の薔薇のようなボックリ、
ジョロウグモの五線譜のような網、
パバロッティのような声量でさえずるガビチョウ
に出会ったお気に入りの場所に行ってみると。

こんなものが手すりに。
(画像はクリックで拡大します)
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最初は、虫か動物に見える枝を見つけた人が手すりに置いたのかと思いました。

家に帰って画像を見てみると、
枯れ枝にしてはあまりに線対称すぎます。

まさか、虫?と「木の枝みたいな虫」で検索。
「ナナフシ(モドキ)」だったことがわかりました。

びっくり! 生まれてはじめてみました!

少しだけアップで。
20161123nanafushi3

シマシマの長い脚。短い触角。
枝に見えた胴体も左側に頭らしきところもあります。

ジャコメッティの作品のよう。

「誰がこんな枝を手すりに置いたの」ってつままなくてよかったでした。

虫INDEXはこちら

2016年11月23日 (水)

ジブン手帳第二弾。「毒を持って毒を制す? ジブン手帳の苦手な配色を快感に

「2017年版のジブン手帳。
2016年11月はじまりなことから
書き方や色、マイルールを確立するために試運転を始めています。
(ジブン手帳第一弾はこちら

24時間の時間軸だから、ステラナビゲータで調べた月の出、月の入り時間を簡単にメモできますし、
天候や月の満ち欠けの絵があるから、今日の天気や<月を撮った>記入もできて楽しいです!

ジブン手帳、ものすご~く気に入っているのですが、
相変わらず書体と色使いは慣れません。

特に土曜の水色と日祝のオレンジが嫌い
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この2色が並ぶ配色はピアノの鍵盤のドとレを一緒に弾くような不協和音!

「いっそ2017年に日祝がなければいいのに」と思うくらい
手帳を開けるたびに目に飛び込むオレンジ色&水色にゲンナリしていました。

この配色が目に入らないようにと、
土日を隠すようにページの右側を谷折りにしてみました。
すべての週を同じように折りこんだら
折ったページがかさばって、書きづらくなってしまったのでやめました。

「どうして水色とオレンジ色を隣りあわせにするかな」と手帳を開くたびに思っていた先日。

出会ったのがミナペルホネンのマステ、ネイバー(neighbor)。

とんがり帽子をかぶった人たちが手をつなぎあっている柄なのですが、
水色とオレンジの配色なんです。
20161123jibun2

「この2色づかいでもうるさくならず、かわいくなるんだ~。」
とネイバーのマステを手帳に貼ってみることにしました。

各週末に貼っていきました。
20161123jibun3

すると。
不思議。あんなに嫌いだった配色が、その2色をつなぐ柄のおかげで
不快にならなくなりました。

毒を持って毒を制すといいますが、
苦手な配色を、「苦手な配色だけどかわいい」柄を加えることで
OKになるなんて。

こんな色合いにすると
レトロな木の積木みたいな感じで、うっとりすらします。
20161123jibun4

水色の土曜日、オレンジ色の日曜日。
いずれも上から
マイルドライナーのグレー、スモークブルー、ゴールド。

ペンはサラサのグレー、ブラウングレー、ブルーグレー。

マステは左が灰紫、右側が青鈍。

右に貼ったのはミナペルホネンのちょうちょのマステ。
私は栞紐を使わず、マステをインデックスにして「今週」のところに貼っています。
マステなので貼りかえOK。
一週間ずつ、次の週に移し変えています。

もしジブン手帳を愛用しながら、水色とオレンジがいやだな~と思う方、
だけど、ミナペルホネンがお好きな方がいらしたら、
だめもとでぜひネイバーを貼ってみてはいかがでしょうか。

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グレーや少しニュアンスのある色のステーショナリーが増えるのは
うれしいですね。
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アップで。
20161118jibun9up

↑下の紙にはマイルドライナーの3色を紹介。
左端がブラウン(ンが重なったのはタイプミス)
右端がゴールド、左隣がグレー。


わかりづらいと思うのですが「グ」の文字の最初の2画がサラサのグレー。
3画目の「ノ」の文字がジュースのグレー。
サラサ→青み寄りのグレー。ジュース→赤み寄りのグレーです。
濁点はサラサのブラウングレーです。


2016年11月20日 (日)

2017年はジブン手帳miniに決定! 11月から始動中

今まで愛用してきた能率手帳のエクセル4がまさかの廃番(詳細はこちら)。
新たな手帳探しをしていました。

私が求めている条件が
1)バーチカル。
2)月曜始まり。7曜日均等。
3)朝7時から24時まで書けることが望ましい。できれば30分単位で。
4)できる限りコンパクト。
5)すっきりしたデザイン。落ち着いた色。

候補は3つ。

A)ジブン手帳mini(コクヨ)
B)ジブン手帳BIZ(コクヨ)
C)リスティ1(日本能率協会)

Aのジブン手帳miniは。
1)○
2)○
3)◎ 0時から24時までの目盛入りなのがGOOD!
    方眼で30分単位の区切りも(0~朝7時までは1目盛が1時間)
4)△ エクセル4より大きい。今まで使っていた手帳カバーに入らない。
5)△ 色がうるさい。オレンジとピンクが要らない。書体も美しくない。

Bのジブン手帳BIZは。
1)○
2)○
3)◎
4)× 大きい。重い。
5)◎ 色がすっきり。書体もGOOD。紙質もいい。

Cのリスティ1は。
1)○
2)○
3)△ 自分で工夫すれば24時間の目盛を作れる
4)× 大きい。重い。
5)◎ 色がすっきり。書体もGOOD。紙質もいい。


デザインはB)ジブン手帳BIZやC)リスティ1がいいのですが、
大きさが手ごろで重くないことを重視して
A)のジブン手帳miniにしました。

2016年11月からページが始まっているので、すでに始動中。
色ほかのマイルールを確立するため、いろいろトライ中です。

土曜の水色の隣に日曜のオレンジ色が並ぶのがとんでもない不協和音。
それが一番許せないのですが、あとは大満足です!!

最高に魅力的なのが、
毎日の月の満ち欠けが絵で描かれていること
毎日の日の出日の入り時間が記されていること。
天気の絵が描かれているので「レ」を入れるだけで毎日の天気記録ができること。


時の流れや季節感を感じられる要素が織り込まれているのが「秀逸」。

こんな風に活用しています。
20161118jibun1

月を撮った日は月マークに「レ」を入れています。
点で記入しています。
24時間の時間軸があるからこそ、できるのです!

「シック、渋色>ポップ、カラフル」が好みなので
手帳の色合いは
【ペン】
サラサのグレーとブラウングレーを中心に
スタイルフィットのブルーブラックorサラサのブルーグレー

【ラインマーカー】
マイルドライナーのグレー&スモークブルー&ゴールド。

【マステ】
カモ井加工紙の灰紫と青鈍。
灰紫は赤みがかったグレー。青鈍は落ち着いた藍色。
仕事やオフの予定が時間がかわったり、天候によって延期になったりするので
ペンやラインマーカーで引いてしまうと書き直しが大変。
それで貼り直しが簡単なマステで「ここからここまで」と時間軸に合わせて貼っています。

マイルドライナーのゴールドやサラサのブルーグレーを足すと
このような色合いに。
20161118jibun3

冬や北欧チックな落ち着いた色合いで手帳をまとめたいな~と
思っているのですが、

それにしても、土日の水色とオレンジ色がうるさい!


10月31日から使いはじめて、不満だったのですが
先日この問題を解決できました。続きは近日に。

2016年11月19日 (土)

はなもっこの時計、革バンドを新調しました

はなもっこの時計はいろんな色の文字盤と革バンドが簡単に着せ替えできるのが魅力。
第一弾第二弾につづき第三弾です。

今まで文字盤2つ、革バンド4つで合計8通りの着せ替えを楽しんできました。
そろそろ水色系の文字盤もほしいな~と思いながら、超倹約月間。

ヒカリエ(渋谷)のクラスカさんを通りかかったら、
ちょうどはなもっこのフェアをやっていて、吸い寄せられてしまいました。

カタログに載っていない革バンドもありました。
革の両側に2本のステッチがあるもの。真中に1本のライン状にステッチがあるものなど。

革大好き。
革にカタカナの「ミ」の字を縦に並べたようなステッチのラインを見ると
その規則正しさにうっとりしてしまうぐらい「革&ステッチ」の眺めも好きなんです。

で、こげ茶色の革バンドを買ってしまいました~。
マニッシュです。

赤の文字盤と組み合わせると。
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ダークチョコケーキにイチゴを乗せたような、抑えたラブリーさ。
こないろのシリーズは文字盤がキラキラして美しいです。
赤であってもキラキラのせいか抜け感があってどぎつくなりません。

紫(菫)の文字盤と組み合わせると。
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画像では色合いがわかりづらいかと思いますが、
こげ茶×紫はとってもクール。

デメルのザッハトルテが入っていた木の箱に保存しています。
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100均で買った仕切り板で区分けして。

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文字盤2個、革バンド5つ、なーらんだー♪

文字盤を置くポケットを木箱のふたの裏につけたのですが、
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時計を手首からはずしたあと、
そのまま戻してしまうことが多いです。

はなもっこの時計は配色マニア、鉱物好きにはたまらない逸品です

2016年11月17日 (木)

コスモスは多年草? 見事な木質化

コスモスというと、秋、風に揺れて咲く可憐な花のイメージ。
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細い花びらのものもあれば
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幅広のものも。
この濃いピンクのコスモスは
まるでピンキングばさみでカットしたようなギザギザが見事。


こぼれ種で翌年も咲くので、一時期、自宅の庭もミニコスモス畑になったこともありました。

発芽から細い茎がぐんぐん育つ様子を見るのも楽しく、
ずっと一年草と思いこんでいたのですが。

こちらは昨日みかけたコスモス。
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なんの変哲もないように見えますが、
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引いてみると。(この画像は、リンクを新しいタブで開くを、で拡大します)
迫力ある根元の様子をご覧いただけましたら。
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丈が150㎝ぐらいはあります。
倒れないように紐で支えられています。

茎は赤紫色。

私の小指ぐらいの太さがあります。
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こんな風に節から葉が生えています。
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びっくりしました!

こんな風に育つコスモスもあるのですね!

ふと、10月下旬にコスモス畑(別の場所)で撮ったコスモスの画像を見たら、
赤紫色の茎が写っています。
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見逃していただけで、多年草コスモスはいっぱいあったのかもしれないですね。

2016年11月13日 (日)

4年目の南部鉄器の急須、カモミールの様子を

南部鉄器の急須を2012年の夏に買いました。
ですので、早4年となります。

私の使用頻度は夏は週一ぐらい。冬場は毎日。

扱い方が丁寧な方なのか、雑な方なのか自分ではわからないのですが、
4年経った姿をご紹介します。

以下、画像はクリックで拡大します。
細部をご覧いただけたらと大きなサイズのものもあります。
画像がはみでる場合は、リンクを新しいタブで開く、を。

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カモミール。色はアジュールです。

このカラーポットはシルバーの上に藍色の塗装なのでしょう。
藍色が剥げるとシルバーの面積が増えてきます。

蓋部分。2014年頃にシルバー部分の面積が増えてしまったのですが、
それ以降はあまり変化はないと思います。
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側面も特に大幅に色が変わった様子はありません。
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2年前の段階で「しまった」と思ったのがここ。垂れたお茶なのでしょう。
塗装が剥げない方がいいと思い、こすってはいません。
2014年からの2年間ではあまり悪化はしていない気がします。
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かま敷きはよく見ると、少し茶色い点のようなものが2か所ほどあります。
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サビなのかも。

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南部鉄器はなにより割れないことがありがたいです。
何度、蓋を落としたことか。

また保温性も優れているように思います。

剥げるのは宿命かなと思うので、
緑の塗装が剥げて、黒い地が見えるのがいいとか、
塗装と地の色の組み合わせを好みのものにするのがいいのかもしれません。

【色うっとり】アート・雑貨INDEXはこちら

2016年11月10日 (木)

晩秋の桃源郷は渋い

晩秋と呼ぶにはまだ早いのですが、木枯らし1号の吹いた昨日、桃源郷に行ってきました。

病院の診察時間待ちを利用して。

春(桃が見ごろ)と初夏は訪ねましたが、それ以外の季節は初めて。

どうかな~と坂をハアハア登ってみると。

眼下に広がるのは深緑、黒、茶。
渋い。江戸時代の男前な色合いのような、織部焼のような。

もっと、紅葉メインの赤、茶、黄色の世界だと思っていたのです。
(以下、画像はクリックで拡大します。はみでる場合はリンクを新しいタブで開くを)
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常緑樹が思いっきり濃い深緑。
地面は茶色。
そして陽射しが作る影が濃くて。

■■■■■■

という色バランスの印象。

パノラマ感がでるかしら。3つの画像を並べてみました。
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似たアングルで春に録った画像を並べてみます。
20150322togenkyo08shortImg_0338_img_648420161109togenkyo01_2








醸し出す空気が全然違います。
春はやわらかくのどか。淡いピンク、濃い桃色、明るい黄緑。女性的。
秋は勇ましく渋い。濃い緑。黒い影。カーキ。男性的。

昨日は木枯らしの中でも陽射しがあたたかだったのですが、のどかさはあまりありません。
きりり。それは鳥の違いかもしれません。ひよどりほかは鳴いていたのですが、
ひばりがいません(あたりまえですが)。
ひばりのさえずりがのどかさ演出の「キモ」だったと実感しました。

さて、桃源郷と言えばフォトジェニックで、AKBのセンター的役割を果たす
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この桃の木がどんな風になっているかというと。
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木々の緑が濃い季節は夏と思っていたので、
昨日の深緑と黒(幹や影)が支配する桃源郷の眺めは本当にびっくりでした。
威厳すら漂う気配。惹かれました。
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矢印の所の木が特に印象的。
光背のように陽をまとって、立つ姿。印象的でした。

ピンボケですが
桃の枝の様子です。
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秋晴れで影の濃い桃源郷も気に入りました!

あとは真冬の晴れの日、雪の日の眺めも見ていたいです。

おまけ。桃源郷のまわりでは
菊の黄色、鶏頭のオレンジ~赤、大根?の明るい緑の葉の色もありました。
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桃源郷シリーズINDEXはこちら

2016年11月 9日 (水)

月&クリスマスのイルミネーションがテキスタイルのよう

今日は木枯らし一号が吹く空に月がぽっかり。
いろんな時刻の月は月の備忘録を見ていただくことにして、
夕方の月をこのページでご紹介。

クリスマスのイルミネーション越しに月を撮って、画像チェックしたら。
面白いことになっていたのです。
なぜか灯りが丸になったり、月と同じような形になったり。
月とダンスをしているよう。

その画像をパソコンに落とし込んで並んでいる様子をみたら、
ドットが並ぶテキスタイルに見えてきました。

そこで合計9個の画像を並べてみます。
画像はクリックで拡大します。
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黒地に黄色と白の玉模様。 レモンスカッシュのよう

木に巻きつけられたイルミネーションと月があります。これをアップで撮ったら↑のようになったのです。
Img_0416








木は桜です。梢の先端がふっくらとしてみえます。
もう来年の花の準備がはじまっているということでしょうか・・・?
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2016年11月 6日 (日)

日本能率協会さん、25年間ありがとう!

10月11月になると、来年の手帳コーナーが設けられて、
悩む方はどれにしようかといろんな手帳をご覧になりますよね。

私は25年間迷うことはありませんでした。
日本能率協会さんのエクセル4にずっと決めていたので。

私が手帳に求めるポイントは。
1)バーチカル。
2)月曜始まり。7曜日均等。
3)朝7時から24時まで書けることが望ましい。
 できれば30分単位で。
4)できる限りコンパクト。
5)すっきりしたデザイン。落ち着いた色。

それにエクセル4はすべて適っていたのです。

バーチカルの目盛は8時から20時までですが、
朝8時の上に余白があるので5時ぐらいからの予定を入れられます。
(画像はクリックで拡大します)
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20時以降は罫線が5つあるので、1つ1時間とすれば25時まで、欄外まで考えれば26時まで書けます。
20161106techo2_2

4)こちらも満たしています。gentenの文庫本カバーに入れられます。
手帳だけで足りないメモや切手、こまかなものは別のケースに入れて文庫本カバーにセット。

5)も満たしていました。白ではなくクリーム色の紙。
文字の色もカーキがかったグレー系と赤茶系の2色づかい。
いたってシンプルで渋い色合いが秀逸でした。
書体もすっきり。
ページにはさむリボンも2つついているのですが、これも超ツボ。
20161106techo4

光沢のある明るいブラウンとグレー。
鳥の山雀(ヤマガラ)ちゃんカラーではありませんか!

ミニマリズムを追求したすっばらしい手帳。
25年間使いつづけてきてもそれでも毎日ページを開くたびに、
その秀逸さにうれしくなるほどの手帳でした。

少なくとも1991年から使いはじめ、未来永劫使い続けると思っていたのに
2016年版を買った時に知りました。廃番になり2017年版は発行されないと。

落胆しました。後継は2つ紹介されていますが、どちらも私にとっては不便になるものでした。
・土日のバーチカルが均等でない。
・30分刻みの時間目盛が罫線で分けてくれていない。

2016年をエクセル4で過ごしながら、2017年版の手帳を求める放浪の旅となりましたが、
2017年版はジブン手帳に決定しました。ジブン手帳は後日あらためてご紹介します。

手帳の最高傑作と思っていたエクセル4なのにあまり支持者がいなかったということなのでしょうか。
廃番は残念ですが、最高傑作!と愛用させていただいた者がいることをお伝えしたいです。
今までありがとうございました!

2016年11月 5日 (土)

大名か殿様になった気分。20色のマステのグラデーションにうっとり

大名か殿様になった気分。
20色のマスキングテープを買いました~。
太さは細め7ミリの20色パックと、一般的な1.5ミリ幅のものを購入しました。
(以下画像はクリックで拡大します)

カモ井加工紙さんのマステです。
20161102maskingtape1

ばらしてみました~。

20161102maskingtape2

7ミリの方は渋い色と手帳に貼るために使います。
1.5ミリの方は冷凍庫にタッパー系容器をしまう時のラベルにします。
貼っても剥がすのが楽なので、使用して、剥がして洗って別の食材を入れて、
また新たなテープを貼ってがとっても便利。
(10月はこの色、11月はこの色と決めてしまうと、古いものをしまいっぱなし防止にもなります)

私の習性。
グラデーション順に並べてみました~。
色は商品説明などを参考に当てはめてみました。
20161102maskingtape3name

引き出しの中にこんな風に入れています。
1.5センチ幅の方は、TWGの紅茶缶が入っていた雪の結晶のパッケージに収納。

7ミリの方は、商品が入っていた順ではなく、マイルールのグラデーション順に。
20161102maskingtape5

引き出しを開けるたびに、眼福眼福。
予は満足じゃ~~。

7ミリマステはこちらです。↓渋い色10色と明るい色10色のセット。


マスキングテープ mt カモ井加工紙 20色セット7mm 明るい色2・渋い色 2 MT20P002

2016年11月 4日 (金)

月の満ち欠け日記 2016年10月31日~11月28日

「綺麗だな~」と心に残る月に出会った時、
お訪ねいただけるとうれしいです。
ご覧になられたのと同じ月があるかもしれません。
別の空、同じ時間、同じ形の月が。

最近天候不良で月が見られずサミシイという時にも
ぜひお訪ねいただけたら。
(以下、画像はクリックで拡大します。
はみでたら新しいタブで開く、を)

※スマホではレイアウトが崩れる場合は
「PC版サイトを見る」モードで開いてくださいませ。
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11月3日
久しぶりの晴れ。絶好の月日和となりました。
左)12時頃。雲一つない青空。
 南南東の東寄りの空に目を凝らしてやっと発見。
 月齢3.4。輝面率10%。
 目を離すとすぐに見失うほどかすかな四日月。
中左)14;20頃の南の空。月齢3.5。輝面率11%。
 肉眼でやっとみつけてもデジカメのファインダーには
 なかなかおさめられないほどのささやかな光です。
中右)16時過ぎの南西の空。
 暮れてきて、月が目立ちはじめました。
右)16:54頃。危機の海もはっきり。
161103_1158ses_34th_10_29ashort 161103_1421s_35th_11_36ashort 161103_1653sw_36th_11_23ashort 161103_1654_1sw_36th_11_23ashort

左)月の下に金星も。
中)17:35頃。日が暮れるのが早くなりました。
 日没後50分経っています。
右)地球照も見えました。
161103_1655sw_36th_11_23akinseishor 161103_1735sw_36th_11_17ashort161103_1736sw_36th_11_17a

左)18:59の南西の空。月齢3.7。輝面率12%。
 どんどんオレンジ色が濃くなっていきます。
中)19時。森の木の向こうに沈んでいきます。
右)19:02。月の入り17分ほど前。角がにょきっ。
 1分後には見えなくなりました。
161103_1859wsw_37th_12_3a161103_1900wsw_37th_12_28a 161103_1902wsw_37th_12_25a

11月4日
左)11:14頃の南東の空。月齢4.4。輝面率17%。
 昨日よりは少し太った月なので、
 若干みつけやすいです。
中)14:08の南やや東寄りの空。
 昼間の空でも月はみつけられますが
 さすがに金星は無理でした。
右)16時過ぎの南南西の空。月齢4.6。輝面率18%。
161104_1114se_44th_17_16ashort 161104_1408se_45th_17_34ashort161104_1604ssw_46th_18_33ashort
左)18:50頃の南西やや北寄りの空。
中)鼻が少し尖って見えます。
右)地球照もかすかに輪郭が識別できます。
161104_1850sww_47th_18_12a 161104_1850sww_47th_18_12ahana 161104_1852sww_47th_18_12a

11月5日
左)11:23頃の南東やや左寄りの空。
 かすかに見える六日月。月齢5.4。輝面率25%。
中)13時過ぎの南東の空。少し見えやすくなりました。
右)14:46頃の南の空。危機の海がはっきり見えます。
161105_1123see_54th_25_92ashort 161105_1308se_54th_25_25ashort 161105_1446se_55th_25_34ashort

左)17:21頃。すっかり暮れるのが早くなりました。
 月齢5.6。輝面率26%。
 やった~♪ 鼻が尖ったお月さまになっています。
右)地球照とともに。お鼻がツン。
161105_1721ssw_56th_26_31ashort161105_1724ssw_56_26_30ashort

11月6日
左)12:27頃の南東やや東寄りの空低く。
 かろうじて見える月齢6.4。輝面率34%。
右)14:33頃の南南東やや東寄りの空。
 少し高く昇って、月の模様もはっきり見えます。
161106_1227see_64th_34_12ashort 161106_1433ses_65th_34_30ashort

夕方以降は雲に覆われて月が見られず。
昼間の間に見ておいてよかったでした。

11月7日
左)14時前の南東の空。月齢7.5。輝面率44%。
 月はだいぶ太ってきて
 真昼の青空でも探しやすくなりました。
中)15時過ぎ。
 1時間経って月の模様も見えはじめてきました。
右)16時過ぎの南南東の空。月齢7.6。輝面率45%。
 草野球をする人もはっきり。
161107_1357se_75th_44_20ashort 161107_1502ses_75th_44_29ashort 161107_1603sse_76th_45_35ashort

左)19:21頃の南南西の西寄りの空。
 月齢7.7。輝面率46%。
中左)月の欠けている部分も見えるようにぱしゃり。
 半円より4%分足りません。
中右)21:19頃の南西の西寄りの空。
 月齢7.8。草野球をする人が立っています。
右)22:13頃の西南西の空低く。
 月の入り30分前。かなりオレンジ色が濃いです。
 輝面率は47%まで上がりました。
161107_1921sws_77th_46_31ashort161107_1923sws_77th_46_31a 161107_2119sww_78th_46_15ashort 161107_2213wsw_78th_47_53a

11月9日~10日
木枯らし1号が吹いた寒い一日。絶好の月日和。
マイルールで月コンプリートが久しぶりにできました。
(月の出近い時間から月の入り近い時間まで
 折々の月を撮れました)

左)月の出から約30分過ぎた13:41頃の東南東の空。
 淡い色の月が出ていました。
中)まだ空の低いところに月がいます(右下)。
 月齢9.5。輝面率65%。
右)14:50頃。青空にくっきり。草野球をする人も見えます。
 半月の翌日なのにもうこんなに太っているのですね。
161109_1341ese_95th_65_4ashort 161109_1355ese_95th_65_68ashort 161109_1450ese_95th_65_17ashort

左)暮れはじめた16:14頃の南東の空。
 昼間のソーダ色の月が黄色みがかった色に。
中)17 時過ぎ。接近している惑星と、
 ではなくてクリスマスのイルミネーションと。
 詳細はこちら
右)17:53頃。月が立ちました。
161109_1634se_6th_66_34ashort 161109_1703ses_96th_66_37ashort 161109_1753sse_96th_66_43ashort

左)21:14頃。月が時計回りに回転し、
 草野球後をする人が正位置に。
中左)23:10頃。西南西の空低く。
 さらに月は回転し、色も濃くなりつつあります。
中右)日付かわって11月10日00:24頃。
 イチョウの向こう側に沈んでいくオレンジ色の月。
右)00:25。暗いオレンジ色で少し歪んでいる、
 月の入り20分前の様子。
161109_2114sw_98th_67_36ashort 161109_2310wsw_99th_68_17ashort 161110_0024ws_99th_68_4ashort 161110_0025ws_99th_68_38a

11月11日
夜になっても雨がぱらつく空模様。
薄雲をまとった月が23:43頃、顔を出しました。
月齢11.9。輝面率87%。
161111_2343wsw_119th_87_36a

11月12日~13日
左)16:11頃。月の出から1時間弱経っているのですが、
 東の空やや低いところ、
 木々の間から月が「ぬお~」と顔を出しました。
 月齢12.6。輝面率92%。
中左)16:27頃。15分経っただけで、
 明かりがともるように光りはじめました。
 月面で一番明るいクレーター、アリスタルコスもはっきり。
中右)16:58頃。クリアに撮れました。
 アップだと背景は真っ暗ですが
右)まだ空はこのくらいの蒼さが残っています。
161112_1611e_126th_92_11ashort 161112_1627e_126th_92_14ashort 161112_1658es_126th_93_20ashort 161112_1657es_126th_93_20a

左)日付変わって零時過ぎ。
 どこにも月がいないな~と思っていると
 空の一角がかすかに明るいところがでてきて、
 「あそこに月がいるんだ」と眺めていると
 ようやく月が現れるのも風流です。
中)01:38頃の西の空。月齢13。輝面率94%。
 草野球をする人がのけぞっています。
右)02:46頃の西の空。月の入り1時間ちょっと前。
 かなりオレンジ色がかっています。
161113_0004sww_129th_94_45a 161113_0138ws_13th_94_28ashort 161113_0246w_13th_94_16ashort

11月13日
秋晴れの一日。
「満月&スーパームーン」前日の月を。
左)16:26頃(月の出から30分ほど経過)、
 東の空かなり低いところに現れた
 月齢13.6の月。輝面率は98%。
中)19時前の東南東の空の月。
右)23時前の南(やや西寄り)の空の高みにいた月。
  薄雲をまとっているので少しぼやけています。
  輝面率は98%のまま。満月には2%足りません。
161113_1626en_136th_98_56ashort 161113_1857ese_137th_98_35ashort_2 161113_2258sw_138th_98_63ashort

11月14日
満月&スーパームーン!! 
けれど雨で見られず(>_<)

11月15~16日
なぜ夕べの満月の時だけ天候悪いの…
と気落ちしながら撮る十六夜の月。
左)19時頃、東(やや北寄り)の窓越しの月。
 月の出から1時間30分経っていますが
 まだ空の低いところ、黄色味を帯びています。
 月齢15.7。輝面率98%。
中左)21:35頃の南東の空。
 満月から2%欠けている分は画像の上部ですね。
 少しクレーターのでこぼこが見えています。
中右)日付変わって00:08頃、南南東の空高く。
右)朝5時前の西の空。
 一晩かけて草野球をする人が正位置に。
 月齢16.1。輝面率は98%のまま。
161115_1900en_157th_99_17a 161115_2135es_158th_98_47a 161116_0008sse_159th_98_70a 161116_0454w_161th_98_31a

11月17日
左)05:14頃の西の空。月齢17.1。輝面率92%。
 あきらかに右下がほっそりしています。
右)06:39頃の西(やや北寄り)の空。
 朝の空に浮かぶ月。
 夜の空ではグレーだった月の海が青色に見えます。
161117_0514w_171th_92_40a 161117_0639wn_172th_92_23a

11月18日
左)午前3時前の南(やや西寄り)の空。
 月齢18、輝面率86%。
中)06:49頃の西の空。輝面率85%。
 一日前の月と比べるとだいぶほっそり。
右)桜の枝越しのレモンの形の月。
161118_0254sw_18th_86_72ashort 161118_0649w_182th_85_33ashort 161118_0650w_182th_85_33a

11月19~20日
左)23:14頃。雨があがった東(やや北寄り)の空に
 黄色い月が。月齢19.9、輝面率68%。
右)太陽のライティングが欠け際のクレーターの
 でこぼこ具合を浮かび上がらせています。
161119_2314en_199th_68_20ashort 161120_0014_3e_199th_67_32a

日付変わって
左)20日朝9時過ぎの西の空のソーダブルーの月。
 月齢20.3、輝面率65%。
 明るくてもアリスタルコス(左上)が
 白くはっきりと見えます。
中)09:30頃の西(やや北寄り)の空。イチョウ越しに。
右)今年のイチョウは黄色が濃くて綺麗です。
 (このイチョウはまだ黄緑ですが)
 西の空でもまだ月が高いところにいるのは
 月が沈む位置が西北西だから。
161120_0904w_203th_65_27ashort 161120_0932w203th_64_21ashort_2 161120_0933w_203_64_21a

11月21日
朝から曇り→雨だったので、
夜明け前に月を撮っておいてよかったでした。
朝5時前の南(やや東寄り)の空高いところ、
薄雲越しの月。
月齢21.1。下弦の日ですが、
50%になる時刻が夕方ですので
まだ輝面率は55%あります。
161121_0457se_211th_55_66a 

11月22日
左)雨があがった11:13頃の西の空。
 月齢22.4、輝面率43%の月を
  赤く色づいた桜の葉と。
中)月だけをアップ。
 青空に透き通るような月、大好き!
右)11:56頃の西(やや北寄り)の月。
 黄色いイチョウの葉と。
161122_1113w_224_43_17a 161122_1114w_224_43_17ashort 161122_1156w_224th_43_8a

11月23日
今夜から明日にかけて雪の予報。
朝から曇りでしたが、わずかな雲のすきまから
かろうじて月を撮れました。
左)9時前。
 観察を続けているヒマラヤ杉のボックリと共に。
中)月だけをアップで。南西の空。月齢23.3、輝面率34%。
右)ボックリにピントを合わせて。
 ↓のところに月が立っています。
161123_0858sw_233th_34_48a 161123_0859sw_233th_34_48a 161123_0900sw_233th_34_48a

11月25日
左)05:34頃の南東の空に細い月が。
 月齢25.1、輝面率18%。地球照も見えました。
右)暗い部分の模様をわかりやすくするため、
 画像を明るく処理しました。
161125_0534see_251th_18_36a 161125_0536_2see_251th_18_36a

左)月の下には木星も。
右)6時過ぎの明るくなりはじめた空でも
 木星が見えています。
161125_0536see_251th_18_36amokusei 161125_0608se_251th_18_41ashort

左)6時過ぎの月をアップで。
 湿りの海とクレーターのガッサンディが見え頃。
中左)11:15頃の南西の空。月齢25.4、輝面率17%。
中右)赤く色づいた桜の葉越しに。
右)11:43頃。青空の中のスケスケムーン。
161125_0609se_251th_18_41ashort 161125_1114sww254th_17_34a 161125_1119sww_254th_17_33ashort 161125_1143sww254th_17_29ashort

11月26日
左)06:44頃の南東の空。朝焼けに染まる雲。
 どこかに月がいます。(左上端)
右)アップで。月齢26.2、輝面率11%。
 新月が28日ですので逆四日月。
 このくらいの細さになると肉眼では容易でも
 デジカメのレンズ越しに見つけるのが難しくなりますね。
161126_0644se_262th_11_37a 161126_0645se_262th_11_37a

上記の月が今クール最後に眺めた月となりました。

月の備忘録INDEXはこちら

2016年11月 3日 (木)

月の満ち欠けのマスキングテープを買いました~

月の満ち欠けが描かれたマスキングテープを買いました。

14の月相が繰り返し描かれています。
うさぎも登場。かわいい柄です
20161104moon_maskingtape00

画像はクリックで拡大します。(↑はかなり大きいのでリンクを新しいタブで開くをぜひ)

以下の画像は似た形の月の画像(by私)とともにご紹介。
青文字はマステに書かれた文字です。
(マステも月もクリックしても拡大はちょびっとだけ)

AGE0/0° NEW MOON
Moon01

Moon02

AGE3/40°CRESCENT
Moon03

160904_1910ws_3th_9_5ashort

AGE7.5/70° HALF MOON
Moon04

150327_1826ssw_7th_51_6699_71ashort

Moon05

141203_2019sse_109th_90_64a_q1012_3

AGE12/155°GIBBOUS
Moon06

Moon20140907_2240sr_13th_96_437a_q0

AGE13/169°(不明瞭)
Moon07

13_98

AGE14/180°FULL MOON
Moon08

150105_1735ene_143th_100_5071

AGE15/199°(不明瞭)
Moon09

15_2

AGE16/205°
Moon10

150930_0201sws_164th_96_59a

AGE19/220°
Moon11

19

AGE22.5/290°HALF MOON
Moon12

22

AGE25/320°CRESCENT
Moon13

25

AGE28/350°DARK MOON
Moon14

28

2016年11月 2日 (水)

『君の名は。』(その4)スピンオフ小説も読みました。

先日、なぞの緑の光の目撃情報を新聞で知りました。
朝、15秒ぐらい。UFOか彗星かと騒がれ、火球だろうと結論づけられていましたが、
少し分裂して見えたとの声も。
映画『君の名は。』を見ていた人は映画を思い出して、ドキドキしただろうなって思いました。

私も見たかった!!

さて、
映画『君の名は。』の虜になった後に、一気に小説『君の名は。』を読み、
さらにスピンオフである『君の名は、Another Side:Earthbound』も読んでいました。

遅くなりましたが、簡単にルポを。

『君の名は、Another Side:Earthbound』は新海誠監督自身の筆ではなく、加納新太氏著になります。

「アースバウンド」には彗星などが地球に向かっている、という意味もあるようですね。

本の内容は。

瀧が三葉の身体の中に入ることで
まだ会ったことのない三葉に愛着を感じていく様子が描かれています。

自分の車とまったく性能が違う車に乗り込む時にいろんな操作に気を配るように
瀧が身体とはまったく性能が違う三葉の身体にとまどいながら、気を配り、
扱い方を覚えていきます。

また、周りの人が自分に向ける言葉などで、
間接的に「三葉」がどんな環境の中で生きてきていたのかも知ります。

どんな窮屈な思いを抱えていきてきたのかも。

新鮮な視点でした。
『君の名は、Another Side:Earthbound』は映画や小説『君の名は。』があるから成立するもので、
これだけを最初に読む作品ではないでしょう。

ですが、この本を読むと、瀧が三葉を好きだと感じたのは
運命とか前世からの縁などではなく、
「身体と心」が他人と思えなくなった→「いとおしい」→「好き」になったのかなと感じました。

そこまで加納氏が意図をしていないのかもしれませんが、
その人の体を大切に想う、愛着を感じる。
その人がまわりからどんな風に見られ、どんな思いを感じてきたのかを自分のことのように感じ取る。

この2つが成立した時、身体も心も他人と思えなくなって、
その人を特別に想っているということになる。


そんなメッセージを強く感じました。

この他、四葉のくだりでは。
小説『君の名は。』だと四葉は三葉が時々別人になっていることを知っているのかな~と思ったのですが、
このアナザーサイドでは、四葉はまったく気づいていなかった設定なのかなと思いました。

三葉の父のくだりは、三葉の母との出会いは一葉との確執などが描かれていて、
映画のクライマックスの場面での行動にいたった背景がよくわかります。

君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)

『君の名は。』シリーズ 
その1(映画1回目) その2(映画2回目) その3(小説版) その4(小説 スピンオフ)

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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