ガビチョウとはシリーズ(その4-6)秋(10月初め)と晩秋(11月終り)のガビチョウと里山の様子
明日からもう12月。
仕事の合間に晩秋の里山に出かけてみました。
ガビチョウが生息している場所です。
10月初めに訪ねた時と合わせてご紹介します。
(以下、画像はクリックで拡大します。はみでる場合はリンクを新しいタブで開く、を)
【10月初め】
夏は蝉しぐれで鳴き声がかき消されていただけなのでしょうか。
セミが減って10月になってからガビチョウの鳴き声が再び聞こえるようになりました。
里山もすっかり秋。
田んぼは実った稲穂がすでに刈られ、架掛けされているものもありました。
一番目立っていたのが、稲穂の上空を舞うトンボたち。
音もひところより静か。
一番うるさかったのは、ガビ、ウグイス、カエルの三重奏だった初夏。
今はガビ(以前より静か)、蝉(ほんのすこし)、ハト(この里山で鳴き声を聴くのは初)、
ひよどり、カラス、その他の鳥。
稲刈りのトラクターの音や牛のような鳴き声(かえるらしい)も。
今までで一番バラエティに富んだ音でした。
それでも、音の密度は薄いです。
ガビも鳴いているのですが、2方向から2羽ぐらいしか聞こえず。
「ガビの楽屋」と眼をつけている場所に近づくにつれ、ガビの鳴き声が聞こえてきたのですが、
茂った緑の中に居て、姿は見えず。
かろうじて手前の木に留まった時に撮れたのがこちらです。
お尻。
ブレブレですが、やっと撮れたお顔がこちら↑
【11月終り】
田んぼの稲穂はすべて刈り取られ、架掛けもなくなっていました。
紅葉が綺麗。赤~黄色のグラデーションにこんなにも色合いがあるとは。
音は静か。
一番目立ったのがヒヨドリ。
そのほかハクセキレイやシジュウカラやいろんな鳥、カラス。
ガビも鳴いてはいるのですが、春~初夏のように大音量でずっと鳴きっぱなし、
ではなく、「うれしいよね~うれしいよね~」と4小節分ぐらい鳴いて、そのあと4分ぐらい休むという
あっさりしたものでした。
虫の鳴き声はなし。
初めてコゲラを撮れました!
木をつついていました。
ネットで、「縞模様の羽 小鳥」で検索してコゲラという鳥だと知ったのでした。
目元に白い模様があるのですね。
紅葉が池に映って綺麗。
ガビを目撃した場所の1つが、階段の両側にやぶが広がっている場所。
そこに向かうと、がさがさと両側のやぶから音がします。
熊や猪っていうことはないだろうけれど、凶暴な小動物だったらどうしようと思いながら
茂みを覗くと。茶色い姿が見えました。
ガビです。鳴くことも忘れ、地面に落ちている餌を一生懸命むさぼっているようです。
階段の左側の茂み、右側の茂みにも。
少なくとも5羽のガビがいる気配がします。
わずか1~2メートル先に居るのに、クマザサ?でさえぎられ、
やっと撮れた1枚がこちら。
ボケボケですが、←のところに白いアイラインがあります。
追いかけっこをしているガビも。
階段にいた私に気づかなかったのか
左の茂みから1羽が飛び出して(私のわずか50センチぐらい前を横切り)右の茂みに消えました。
それを追ってもう1羽も目の前を通過して右の茂みに。
あまりの速さにカメラで追えませんでしたが、最近距離の遭遇。
ばさばさと羽根が風を切る音も聞こえました!!
結局、ガビはまともに撮れず、 田んぼまで行くと。
あおさぎ発見!!
コゲラとヒヨドリしか撮れなかったので、うれしかったです。
あおさぎって笑っているんだけど笑っていない表情。
ひるおびコメンテーターの福本容子氏にも似ているような。
3枚目は側溝に獲物がいたのでしょう。ゆっくりと片足を降ろす様子が
湯船に入る時の人間のような動作でした。
4枚目の後ろ姿。脚の先が三脚のよう。
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ガビたちは「北島康介を手ぶらで帰らせるわけにはいかねえ」という
五輪水泳アスリートたちの気持ちだったのでしょうか。
里山の出口まで着いたたところで、なんと目の前の木にガビがやってきたのです!!!
ピントをうまくあわせられず、激写にはならなかったけれど。
↑私を手ぶらで帰すわけにはいかねえな、という気配り?
久々に対面したガビ助たち。
↑このガビは少し羽根がグリーンがかっていました。
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