幸せの青い鳥に会えました♪
青い鳥に会いたい!
ある方のブログを見て、青い鳥に会えるのはここかな~と推測したところにでかけてみました。
昨冬に参加した探鳥会(天候不良で座学に)でも青い鳥に出会うむずかしさを聞いていました。
ルリビタキのオスに関してだと。
幼鳥。個体数は多い。ただし、羽はまだあまり青くない。
4年目の成鳥。青いけれど、ここまで育つ鳥が少なく個体数は少ない。
青い成鳥は個体数が少ないだけではなく、
無事成長できるということこそ警戒心が強い性質だったからのため
人間のいるところに姿を現さない。 ということになるのです。
その谷戸にはカメラを構えている人はいません。
(結局、私がブログで拝見していたのはこの場所ではなかったのでした。
けれど誤解したおかげでいい場所をみつけたのでした)
それどころか誰もいません。
猛禽類?と思ったらカラスだし、知らない鳴き声が聞こえるけれどヤブの向こう側だし。
木の上に丸いかたまりが見えて、
先日別の場所でみかけたような(詳細はこちら)ゴイサギ団子か~と思ったら、
本当にボールだったし。
遭遇率が高いはずのメスにも会えず。
頭上の木にコゲラ、エナガ、シジュウカラの3点セットがやってきて、
近距離で姿をさらしてくれるのですが、あまりにすばしっこくて全然撮れず。
のけぞってあちこちにカメラを向けてあたふたする私は
まるでパニック映画で見えない敵に向かって四方八方にマシンガンを向ける登場人物のよう。
結局きちんと鳥を撮ることができず、
撮れたのは里山の空に出ていた月。
がっくり。帰ろうと思った時、「もう一度たんぼのあたりで月を見たいなあ」と
先まで歩いていくと。
目をこすりました。
木に堂々とたたずむ鳥が目に飛び込みました。
青い!
青い!
3枚目を撮ろうとした時、飛び立ってしまいました。
おそらくルリビタキのオス、です。
感激。小さくてちょこまかうごくエナガちゃんたちと違って、
大きいし、立ちどまってくれているありがたさ。
ビギナーズラック?
それとも「(北島)康介さんを手ぶらで帰らせるわけにいかない」とがんばった水泳選手たちのように
「野鳥初心者を手ぶらで帰らせるわけにいかない」と気をつかってくれたのかしら~。
カワセミのターコイズブルーとは違う、まさに色鉛筆の「青」。
幸せな気持ちになりました。
それにしてもカメラを持って訪ねている方は誰もおらず、
ほんの時折、犬を連れた散歩の方とすれ違うのみ。
この青い鳥もすぐそばを犬を連れたおじいちゃまが鳥に気をとめることなく歩いていました。
だからこそ、私も節度を持って訪ねたいな~と思いました。
青が本当に美しいため、鮮明ではないのですが2つの画像を少しアップにしてみました。
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