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2017年2月26日 (日)

素敵な言葉一覧

ブログ「今日も星日和」内で素敵な言葉として挙げたもののINDEXです。

その1ゆかし/その2すずろ/その3御大切(ごたいせつ)/その4森羅万象分の一/その5はらいそ/その6忘れ潮/
その7 花筏(はないかだ)/その8ご来光/

過去記事インデックス一覧はこちら

2017年2月23日 (木)

僕、こんなに青くなったんだよ~とうれしそうなルリビタキ(♪-3)

♪2の場所を翌日、ふたたび訪ねてみました。

同じ場所にジョビくんがいました。
前日と同じ個体でしょう。(以下画像はクリックで拡大します)
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黒い顔にシルバーグレーの頭がナイスミドルのようでリリシイです。
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紋付きの黒い羽織をまとっているみたい。

降りていくと、すぐに青いルリがお出迎え。
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あれ、背中が黄緑色っぽい。

朝日を浴びているからではなくて。
あきらかにモスグリーンの羽と青い羽が混ざって見えます。

おそらく、成長しかけているオスのルリちゃんということなのでしょう。

オスのルリビタキは若の時は頭から背中はモスグリーン。
それが1年目2年目と成長するにつれ鮮やかな青になっていくのだとか。

つまり。「青い鳥」は無事成長できたという幸せの証。

モスグリーンの若にとって、青いルリはきっと憧れでしょう。
そして自分の体がどんどん青くなっていくのは、
大人になる喜び。
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↑どことなく、「僕、こんなに青くなったよ~!」とうれしそう。

この日は、このサンクチュアリのような場所をを支える活動をされている方に
お目にかかれました。(うれしかったです)。

ほどなくすぐそばの木に別のルリビタキが留まりました。

ピンボケなんですが
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メスなのか、オスの若なのかは不明。
こんな風に同じなわばりに2羽が同時に現れることはあまりないそうです。

けんかになるかもと、サポート活動をされている方はおっしゃいましたが
幸い何も起きず、この1羽の方が木々の奥へ飛んでいきました。

青いルリちゃんは残って、近くの枝に留まってくれました。
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あきらかに、モスグリーンの毛と青い毛が混ざっていますね。
額のあたりに筋のようなものが見えます。

遠くにシロハラがいました。
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ガビもいました。前日のガビでしょうか。
小さかったです。きょろきょろしながらもあまり警戒心がないのか、
私の眼の前までやってきちゃいました。

目が水色ではありません。
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お腹のあたりが緑がかっているのがお洒落。
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しばらくして茂みの奥で別の個体が何か呼びかけました。

するとこのガビが茂みの中に飛んでいきました。
「おい、目の前に人間がいるぞ」とでも語りかけたのかな。

またルリちゃんが現れました。
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入口あたりでまた別のルリちゃんが現れました。
朝いちで会った青ルリちゃんからしら。

左脚の矢印のところの指が少しぽこっとしている特徴があります。
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風で毛が逆立つルリちゃん。
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このルリちゃんが開けたところに留まりました。
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でもすぐに飛び立ったのでどうしたのだろうと思うと、
エナガちゃん集団がやってきたので、逃げたようです。

エナガは撮りづらく、かろうじて撮れたのがこちら。
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チームエナガには必ずセットのコゲラとシジュウカラもいました。

エナガたちが去って、戻ってきたルリちゃん。
ここが一番のテリトリーなのでしょう。
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眉間というのか額というのか。白い部分があるのですね。
キリッとした顔つき。
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山吹色の毛がふわっふわ。
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くちばしの下に黄色いものが見えるのはなんでしょう。
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真正面から。
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何かみつけたのかな。
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最後はお尻。尾の青さが美しいです。
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まだまだ冬の間にこのルリちゃんに会いたいです。

池ではカワウ。
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緑色の目がぎらり。
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2017年2月22日 (水)

秘密の庭のような空間で猛禽もルリビタキも(♪-2)

先日感動した場所をまた訪ねてみました。
今後、自分自身の記録のためにもこの場所を♪と印し、何回目の訪問か記録を残そうと思います。

ある程度の場所までは普通の住宅街の一角で、
お庭いじりをしている方がいたり、外に車を停めて作業をしている方がいたりするのですが
(ジョウビタキのオスやホオジロがそばにいるのに見向きもせず)、その先を行くと。

ほんの小さな一角なのですが誰も訪ねる人がいないシークレットガーデン状態になります。

笹ヤブでピョンと跳ねたものが。

さてなんでしょう。
第1ヒント。
かろうじて見える茶色い身体。
(以下画像はクリックで拡大します)
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第2ヒント
白いオタマジャクシ。(写真はピンボケですが)
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となればガビですね。

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食事中なのでしょう。ガビ=鳴きっぱなし、のイメージが強いので
まったく無音でムシャムシャついばむ姿は新鮮です。

少し先に歩いていくと、イケメンモズが現れました。前回と同じモズでしょうか。

そして、ほどなく、「ヒンヒンヒン」の鳴き声が。

ルリビタキが現れました。
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↑尾にほのかにインクブルーの青みが見えます。

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↑何を眺めているのでしょう。

ほどなく、遠くでガビが鳴き始めました。
食事が終わったのでしょうか。

聴こえてくる超絶節回しの鳴き声をルリちゃんは気にも留めずに、マイペースで「ヒンヒンヒン」。

やがて、ルリが木の中に隠れてしまったので、また少し移動。
すると、前方からギエーギエーの鳴き声が。
木の中から飛び出したのはカケスでした!!!
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顔が見えないけれど、テラコッタ色の身体とターコイズブルーのアクセント、
サンタフェカラーでカケスとわかります。

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潔いほどの悪人顔に惚れ惚れします。

かなりの近距離遭遇でうれしかったです。

カケスが飛んでいった後、ガビの鳴き声を追って奥に進むと、
また近くでヒンヒンヒンが聞こえてきました。

枝に留まったのが見えました。

青い!
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ルリビタキの成鳥です。

うれしい。

ヒンヒンヒン。
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少し遠くで、許せる程度の小ささでガビの鳴き声がしますが
ルリのヒンヒンヒン。すごくきれいな声です。

静かなこの空間にかすかにこだまするんです。

ヒンヒンヒン。ひんひんひん。

ルリは仲間の返事を待っているのか、それとも自分の声のこだまが楽しいのか。

何度も鳴いてはまわりを見回して耳を澄ましている様子。
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かわいかったです。

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真正面の顔は、パンジーの花のよう。

充分にルリちゃんの姿も見られたので、そろそろ帰ろうと開けた場所に出かかったとたん、
目の前わずか10メートル先ぐらいを大きなものが横切りました。
たぶんオオタカ。大きな羽、白とブラウンの縞のようなものが見えました。
飛び立って超低空飛行。
急いでカメラを向ける間にぐんぐん上空に上がっていきましたが、
上空を行ったり来たり。8の字を描くように。

かろうじて撮れたのがこちら。
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かっこよかったです。
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風の強い日は猛禽は空を飛ぶのが気持ちいいのでしょうか。
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小さな場所なのに2回訪ねて2回とも猛禽類とルリビタキに会えるなんて有り難すぎます。
ルリビタキたちにとって猛禽がそばにいるのは嬉しくないことなんでしょうが。

人通りのある場所に戻ってくるとホウジロが。
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着々と開花の準備をしている桜とホオジロ。モヒカンぽくてお洒落です。
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ジョウビタキオスも登場。
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メスを見ることが多かったのでオスに会えてうれしいです。

青いルリビタキ。
現れると視線が吸い寄せられます。
まわりのすべてが淡くぼけて、ルリビタキだけがくっきり瞳に映ります。

ドキドキしながらも、心が研ぎ澄まされて静まるような、
おごそかなひととき。

清々しく、そしてじんわりあたたかい気持ちにさせてくれる青い鳥。
青いルリビタキのようなオーラを放つ人になりたいなあと思いました。

2017年2月19日 (日)

野鳥観察会に参加しました

先日、里山での野鳥観察会に山ガールの友達と参加しました。

先生やその里山での観察歴の長い方々たちと一緒にまわります。

濃い3時間でした~。

・大勢で回る
・快晴(人間は気持ちいいけれど、遠くまでよく見える快晴の日は
小鳥が猛禽に狙われることを警戒して隠れてしまうので鳥観察日和ではない)

のため、普段よりも鳥に遇いづらいとのことでしたが、いろんな鳥を見られました。

そして見られなかった鳥に関しても、
この場所に現れやすいというポイントを教えていただけたことも大収穫でした。

じょうびたきメス。(以下、画像はクリックで拡大します)
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あちこちフォトジェニックになる場所に留まってくれました。

池には3羽。
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キンクロハジロ。
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目つきが怖いです~。

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背後霊のように忍び寄る~。
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ホシハジロでしたでしょうか。自信ないです。
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エナガの巣を教えていただきました。
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エナガが苔と蜘蛛の糸で巣を作るとうかがってビックリ!

私の仕事先の敷地内で先日、エナガが木の幹の苔をついばんでいるのを見たのです。
いつも一緒にいるコゲラの真似をしているのかな~なんて思ったのですが、
巣作りだったのですね。

私たちの頭上を白いサギが飛びました。綺麗でした。

ピンボケですがカシラダカ。
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ハクセキレイやキセキレイも尾をフリフリ現れました。

冬羽でグレーなハクちゃん。
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ハクセキレイは黒いよだれかけをしているなあと思うのですが、

このハクセキレイはよだれかけではなくて、じゃらじゃらとしたネックレスのようで
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ゴージャスに見えました。

シロハラ、アオジ、ルリビタキも見られました。

鳥探しのコツも教えていただけて、達人が鳥をみつける凄さを目の当たりにできたことも、
鳥好きの方たちと楽しさを分ちあいながら歩けるのもよかったです。

充実の観察会のあとは、友達と二人でそばの公園へ。

天を仰ぐコゲラ。何を考えているのでしょう。
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コゲラのいるところにシジュウカラとヤマガラあり。
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実を足ではさんだヤマガラちゃん。
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一生懸命くちばしでつっつくけど、
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それを落としてしまって、下を眺めています。
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そのあと、こちらを見て「見てたの?」
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「恥ずかし~」みたいな表情に見えます。
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開けたところにはツグミもいました。

思いっきり枝かぶり。
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くちばしでモズ子だとわかります。
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別の場所へ移動。ヤドリギ。
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2~3月はヤドリギの実を鳥のヒレンジャクが食べにやってくるらしいのですが、
このヤドリギは実がなっている気配がありません。
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このヤドリギにヒレンジャクが来ることはないのかしら。

メジロ、コゲラ、アトリがいました。

今年はあたり年のアトリ。
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大満足の一日でした。

2017年2月11日 (土)

代々木公園&明治神宮。風の強い日は猛禽日和? ルリにも会えました

先日、渋谷での用事の空き時間に代々木公園のバードサンクチュアリと明治神宮に行ってみました。
晴れているとはいえ冷たい北風が強かったのですが、今や鳥のためならノープロブレム。

まず、代々木公園でアトリ。
今年はあたり年ときいていましたが、スズメのようにたくさんいてびっくりしました。

(以下、クリックで拡大します)
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落ち葉に埋もれてカモフラージュ。4羽います。
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アカハラもいました。私は初撮り。
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風の強い日は猛禽日和と聞いたことがあります。
人間が凧を揚げるのにいいように、風が強いと羽根を広げて飛ぶのに気持ちいいのかな~と
勝手に思っているのですが。

ピントを合わせられませんでしたが、猛禽がカラス2羽に追いかけられていました。
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サンクチュアリのところでは鳥撮りのおじさんが「ノスリがいるよ」と教えてくれました。
ノスリをちゃんと見るのは初めて。

このどこかにいます。
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右下の黄色丸をしたところです。
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自力では絶対みつけられなかったでしょう。

ズームズーム。
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枝かぶりというか枝の中にいます。
デザートでケーキなどが糸状の飴(シュクレフィレ)にこんもり覆われている一皿ってありますよね。
あんな感じでノスリが枝の中にいます。

攻撃される心配がなくて安心なのでしょうか。

動かないノスリ。なので、私が少し場所を変えて。
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可愛い顔立ちをしています。

鳥撮りおじさんは去り、ノスリも去ったのですが、再びノスリが戻ってきました。
見やすい手前の枝に。

わーい!! 
誰もギャラリーはいません。
(しばらくしてからカメラマンの方がお一人いらっしゃいました)

どこにいるでしょう。クリックで拡大していただけましたら。
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写真の心霊探しではありません。
画像中央やや上部に白い塊がいます。

ちょいズーム。
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かわいい~。

もっとズーム。
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きりりとしたまなざしです。
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長い間、じっとしていました。
周りの木々にコゲラ、鳩、いろいろ飛んで来ると、
そちらに目を向けるのですが、飛び立たず。

また、カラスもこのノスリを追い立てることはまったくしていませんでした。
目立つところにいて気づいているはずなのに。

くちばしのくいっとした曲がり。
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池にいるカモを見ているのでしょうか。
ノスリって鼻の中央が黄色いんですね。
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飛び立つところを見たかったのですが、動く気配がなく根負け。

私が移動。明治神宮に行くために青少年総合センターの外を歩きました。
車の往来はすごいし、工事もしているし、こっちを通るのは失敗したかな~と思いながら
歩いていると、ヒンヒンヒンという鳴き声が。

植え込みにジョウビタキのメスでした。
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お尻モフモフ
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明治神宮では先日ルリビタキを2回見たエリアに行ったのですが、会えず。

あきらめて原宿門の方へ歩いていると。
角から飛び出して地面に落ちた実をついばむ鳥が。

ルリビタキでした!
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ルリちゃんたちはエナガより大きいし、留まっていることも多いし、
木の高いところよりは低いところを移動するので、みつけやすいし。

このところルリ遭遇運はとても恵まれています♪♪

最後に明治神宮の鳥居越しに昇る月を撮りました。その様子はこちらに。

2017年2月 9日 (木)

猛禽や青い鳥。サンクチュアリと呼びたい静けさ

梅が咲き始め、晴れたら日差しもぽかぽか・・・

春のきざしはうれしいけれど、少しさみしいです。
それは冬の終わりを意味しているから。

野鳥に目覚めてしまったこともあり、
今年ほど冬が終わるのが惜しいと思った年はありません。

冬の森。
スズメバチもへびもいない(私のエリアでは4月にすでにスズメバチが現れてしまいます)ので
安心して歩けます。

落ち葉の上を歩くのはカサコソした音も楽しいですし、
足の裏にあたる感触もやわらかくて心地いいです。

木々が葉を落としているからこそ、野鳥もみつけやすいです。

静かで凛とした空気が包む冬の森や谷戸を歩くよろこび!!
光が射すと、キリッと空気の粒も輝くような。

あとわずかの期間の愉しみだからこそ、つい早起きして訪ねてしまいます。

先日の日曜、あらたな場所を訪ねたのですが

そこはサンクチュアリと呼びたくなるようなところでした。

遊水地の奥にひろがる小道と深い森。とはいえ片側は住宅街。
小さな小さな小川もあって。

わずかなスペースなのに濃かったです。

出会った鳥は。

カモ。シジュウカラ。ヒヨドリ。シロハラ。コゲラ。アオジ。ヤマガラ。モズ。カケス。
ルリビタキ(青い成鳥も!)。猛禽(オオタカでしょうか)。

それでいて、出会わなかった鳥が、カラス、鳩、スズメ、ハクセキレイ、ムクドリ、ガビチョウ。
(たまたまかもしれませんが、奇跡のようです。普段どこにでもいるこれらの鳥がいないだけで
ガビチョウの他の鳥の鳴き声を消してしまうような鳴き声がないだけで
非日常感がハンパナイです)

しかも、誰もいないのです。
鳥撮りの方も、犬の散歩の方も、ランニングの方も。

一度だけ、植物を採りにきたおじいちゃまに会っただけ。

すべての鳥と1対1で出会えるのです。

それでいて、すぐそばに住宅が並んでいるのもポイント。

誰もいなくても恐くない、安心感があります。

ではこの場所での様子を詳しくご紹介します。

まず、遊水地の脇の木に何かが留まりました。

ハトかしら~。とりあえず、カメラを向けてびっくり! 猛禽です。
(以下、鮮明ではないのですが画像はクリックで拡大します)
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ズームズーム。
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オオタカでしょうか。
ブラウンのボーダーシャツにフード付きのグレーのコートを羽織っているようなお姿。

来た途端にこの大物のお出迎え。期待が高まります。

小道を歩いていくと。

ニー二―。
ヤマガラちゃんもいました。
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モズオスが森の方を向いて留まっていました。
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すごくイケメンです。
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ガビよりは音量はぐっと抑え目ですが、複雑な節回しの歌声を披露していました。

モズがいるとルリビタキは出てこないかな~と
とりあえず小径の奥まで行って、戻ってくると入口でギャーギャー声が。

カケスでした!
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カケスは生で見るのははじめてだったのですが、
ターコイズブルーですぐカケスだってわかりますね。
かなり人相が悪いですね。

テラコッタのような明るいブラウンとターコイズという
サンタフェカラーが魅力的。

そして、ルリちゃんが現れました。
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モズが15メートルくらい先にいるのにここに居ていいの?
と私の方がハラハラしました。

アオジも警戒心なく、すぐ先をぴょんぴょん歩いています。
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むしゃむしゃ。
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目が合ってしまったかしら。
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森の奥からはコゲラのコンコンも聞こえてきます。

イケメンモズは相変わらず、流麗に歌っています。

モズがいても気にしないのでしょうか。シロハラが小川の脇を歩いています。

シロハラの向こうで何かが動き、飛び立って枝に留まりました。

あれ、あの色は・・・
とりあえずカメラを向けて撮ると。
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ピンボケだけど、青い! 青い!

急いで撮り直し。
ルリビタキでした。目元や肩に少し明るいターコイズブルーのようなところがあってとても綺麗です。
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青に黄色が映えます。
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鳥が無事に成鳥するのは難しいこと。
こんな綺麗な青になるまで育つことができてよかったね~。
とうれしくなります。

そして、相変わらずモズがそばにいるけどいいの~と思います。

目が合った?
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やさしい、そしておごそかな気持ちにさせる。
それだけで充分シアワセの鳥ですね。

この場所には名前がつけられていました。
家に帰って調べてみると。

地元の方やボランティアの方たちによって保全されていることがわかりました。
過去には開発計画が持ち上がったけれど、それを乗り切ったこともわかりました。

私が鳥や植物etc. 遠い山の中に行かずに楽しませてもらっている里山や谷戸は
多くの方たちの尽力によって支えられていることをあらためて感じました。

2017年2月 8日 (水)

ルリ谷戸の公園でアカゲラ、アオゲラにも会えました

先日、ルリビタキに会えた公園の谷戸をまた訪ねてみました。

サギちゃんがいました。(以下画像はクリックで拡大します)
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2メートルぐらしか離れていません。今までで一番近距離の出会いです。

水の中を歩きながら、小刻みに震えています。
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寒いのかな~と思ったのですが、
もしかしたら、一足一足、水の中の獲物を探るように動かしていて
それが震えているように見えたのかもしれません。

足を振わせて移動するから
こんな風に波紋が広がります。
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白い羽にも水面の光が映って綺麗でした。
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ありがたいくらいすぐそばにいるから、
お顔も、後頭部の辮髪のようなものもバッチリ。
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飛んで行きました~。
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コゲラが幹をつつくコココンという乾いた音が森に響くのが好きです。
森の静けさを一層実感できます。
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アオゲラに初めて会いました~。
羽の色、ニュアンスのある薄黄緑色が素敵です。

なぜ青くないのにアオゲラ?
薄黄緑色の皮のグリーンアップルを日本語では「青リンゴ」と呼ぶことや
緑色の信号を「青」と呼ぶのと同じ「アオ」の使い方なのでしょうね。

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ツーンと尖ったくちばし。
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頬の下の赤がやっとはっきり見えました。
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赤いベレー帽をかぶっているような、
赤りんご&青りんごカラーのアオゲラちゃん、好き。
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赤ゲラも初めて見ました。
これでコゲラ・アオゲラ・アカゲラ、コンプリート♪

着物から赤い長じゅばんが見えているような小粋さ。
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池のそばのモズ子ちゃん。朝の光の中でフォトジェニックにたたずんでいました。
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べっぴんさんです。
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何をみつけたのでしょう。くちばしの先がくいっと曲がっているのですね。
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おしりがモフモフ。
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野鳥に目覚めていない頃は、鳥を見る楽しさがわかりませんでした。
今は。鳥も猫などの動物と同じくらい表情があって、しぐさもあって
かわいいな~と思います。

ひなたぼっこしている猫の背中の毛が光っているように
モズ子ちゃんの背中の毛が朝日に光っています。
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頭を少しだけかしげたようなしぐさもキュート。
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本当に、猫ちゃんを眺めている時と同じような感覚が湧くモズ子ちゃんでした。
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起伏もある里山を活かした野趣あふれる公園。
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季節は夏秋冬と廻ったのに蝉の抜け殻がまだありました!
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ルリ谷に近づくと。

いたのはジョウビタキメス。
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彼女もかわいい。
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そして、焼きとうもろこしが歩いてきました。
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いえ、コジュケイがやってきました。
無言でほふく前進する6羽。
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どんどん近づいてきます。

ど~んとアップ。
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醤油が焦げたようなおいしそうな焼きとうもろこし。

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二重パッチリおめめ。

ひいい。カモもそうでしたが、毛づくろいの目がモディリアーニの絵のよう。
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地面の上の餌をついばみながら、目の前70㎝ぐらいまでやってきて、去っていきました。

お尻。革表紙の古い辞典のような深い色合いにうっとり。
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びっくり。尾がミルフィーユ状態。
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違う角度から。
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コジュケイに夢中になったあと、ルリには今日は会えなそうだな~とあきらめて立ち去ろうとした時、
カメラマンの方が「ルリビタキを待っていたんですよね。現れましたよ」
と教えてくださいました。

梅の淡い花の色と羽の下の黄色がやわらかな春の色。
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ルリビタキに会えると思って何度も来ているけれど会えないの
とおっしゃっていた60~70代ぐらいのカメラマンおばあちゃまと
一緒に見ることができました。

後ろ姿。インクブルーの尾が美しいです。
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気持ちよさそうなひなたぼっこ。ジョウビタキがいなくなって現れる奥ゆかしさ。
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充実した鳥見散歩でした。

2017年2月 7日 (火)

春のきざしの新宿御苑。オシドリ、ルリビタキ、福寿草

先日、新宿に行ったついでに新宿御苑に立ち寄りました。

オシドリがいると聞いていた池では。
奥にこもったまま。
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人間でも小さな穴倉みたいなところって落ち着きますよね。
守られているようで、居心地いいんだろうな~って
想像するとこちらまで気持ちよくなるのですが、
ギャラリーとしてはもっと手前に出てきてほしいところです。

一列に並んだ~。
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都会のどまんなかにオシドリがこんなにたくさん生息していることにびっくりしました。
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裏道。誰もいないところで、綺麗な鳴き声が。

暗いけれどこれはルリビタキでしょうか。
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ゴルゴ13なアオジもいました。
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えさを探して食べる姿がいちいちハードボイルドでした!
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舌が見えます。
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2羽。不鮮明ですが、首元の模様が異なります。
頭も右側の方がグレー味が強いです。
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梅の花の蜜を吸うメジロはカメラマンに囲まれたモデル撮影会状態。
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飛び立つ瞬間ですが、羽と足がだら~ん。
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こちらは別の場所で。
目の前の植え込みにいたメジロ。
逃げもせず、おかげでアップで見られました。
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葉の緑、実の白。メジロの羽の黄緑。おなかの白。
同系グリーンでコーディネートを狙ったかのようなメジロちゃん。
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梅のメジロのようなギャラリーはまったくいなかったのですが、
私は梅ピンク×メジロよりも好きかも。
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母と子の森では不思議な植物が。
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大きな木の周辺ににょきにょき。
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ガウディのサグラダファミリアのよう!

これはラクウショウ(落羽松)の気根と呼ばれるもので、根から伸びているそうです。
酸素を取り入れる働きがあるのだとか。

円空の木仏に見えるものやシュールな現代アートのようなものも。
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福寿草の黄色は春のよろこび。
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白い水仙と並んで咲く様子も美しかったです。
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花も鳥も青空も楽しめる新宿御苑を満喫できました~。

(2018.7.12追記)
ラクウショウのグリーンぼっくりを拾いました。詳細はこちらに。

花INDEXはこちら

2017年2月 6日 (月)

明治神宮で鳥日和&月日和。ルリポイント発見!

冬の森歩きは好きなのですが、
野鳥に興味を持ち始めてからさらに好きになりました。

元来、関東南部ぐらいの冬の寒さは平気。
森の中に2時間ぐらいいるとかへっちゃらです。

先日、明治神宮に行きました。
参宮橋駅から向かいました。
ポニー公園によりみち。

やさしい表情。
耳と髪が子供の頃に好きだったマグマ大使に似ています。
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明治神宮の敷地に入ると。

◆あちこちでシロハラが落ち葉をめくりあげ、
20170201shirohara2_2

どんどん自分自身が穴に埋まっていきました。
20170201shirohara4

別の場所ではすらりとしてモヒカンのようなヘアスタイルでヤンチャ顔のシロハラも。
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◆メジロが何羽も留まっている木に近づいたら、別の鳥を発見。
 ビンズイだとしたら私の初見の鳥です♪

この写真だと可愛いけど
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こっちを向いた顔は思いっきり人相が悪いです。
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◆以前、友人が北池でオシドリを見たのですが
 残念ながらもう来ていないようですね。

◆木々の中を歩いていると脇の杭に鳥が留まりました。
まるで私に挨拶するかのように。
ルリビタキ!!(ですよね)。

私を意識していないそぶりだけど、思いっきり意識して現れた気がします。
「ここは自分のなわばり」のアピールなのかも。
20170201ruri1short

20170201ruri2

奥の木に、手前の木に。私のまわりを飛んでいました。

16時前。カメラを持っている人はまったくいないエリアでした。
多くの方が訪れる明治神宮の中であっても
ルリビタキと1対1で向かい合えるのですね。
なんと贅沢なことでしょう。
おごそかな気持ちになったひとときでした。

このあと、私が方向を間違えて、10分後ぐらいにもう一度この場所に戻ってしまったのですが、
またルリビタキが現れました。

先ほどの枝先に同じように留まりました。
やはり「ここが私のなわばり」アピールなのでしょう。

◆このあと、明治神宮で参拝。

空には月が。その時の様子は月の備忘録の2月1日をぜひご覧いただけましたら。

2017年2月 5日 (日)

ヤマガラとルリビタキとジョウビタキと初カシラダカと初トラツグミ

このところ、晴れたら鳥日和。

先日のことですが。
青い鳥に出会った(詳細は1月22日のブログを)場所にふたたび行ってみました。

青いルリちゃんは姿を現してくれませんでした。
このあいだは「青い鳥に会える場所だよ。
初回キャンペーンサービス」だったのでしょうか。

この日会えたのはモズ、ツグミ。オナガ。カラス。キジバト。
20170129onaga
右上のオナガは完全に体が真横になっていて、ケンスイをしている体操選手のよう。

姿は見えなかったけどガビがはりきって鳴いていてちょっとゲンナリ。
もう少しボリュームを下げるとか、他の鳥の声を主役にするために、
黙っている時間を増やすとかしたらいいのに。

↓顔が見えないのですが、だれでしょう。身体全体が淡いモスグリーンにみえます。
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ルリ子ちゃんでしょうか。

鳥との出会いが少なかったので、別の里山に立ち寄ることにしました。

三脚を立てたおじさんカメラマンたちが和気藹々としています。
「何を撮っていらっしゃるんですか」とお尋ねすると、
おひとりがすかさず私にカメラを向けて「美人さんだよ」。
のノリの良さ。

おじさんたちのお目当てはヤマガラでした。
なついているヤマガラちゃんがすぐそばまでやってきました。

目がくりくりで、
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額(?)が狭いことも可愛らしく感じるゆえんかしら。
Img_5444

頭頂部はこんな風になっているのですね。
Img_5439

木陰に潜む猛禽を息をひそめてみつめる。
同じ緊張感を分かち合う無言の連帯感(詳細はこちら)も心地よかったですが、
顔なじみ同士がおしゃべりしながら鳥を待つ、鳥と触れ合う。
そんな 空気もいいものですね。

おじさんたちエリアを後にして、さらに奥に進むと。

ジョウビタキオスがルリビタキを追いかけていました。
といいますか、おっぱらおうとしていました。

こちらはジョウビタキメスですよね。
Img_5448
淡いベージュ色が綺麗です。

Img_5449
羽織の紋のように白いマークがワンポイント。

ルリビタキ。出てきてくれました~。
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きかんき顔に見えます。

この角度だとやさしい顔に。
20170129ruri2

この角度だと小顔に。尾の「ほんのりブルー」が美しかったです。
20170129ruri3

うまく撮れませんでしたが、カシラダカ。初見です。
モヒカン頭がお洒落ですね。
20170129kashiradaka1

このエリアでは双眼鏡で鳥見。撮影はされずという女性にお会いしました。
(ご主人はカメラで撮影)
双眼鏡だからこそ、いち早く全方向の鳥をキャッチされる奥様。
その美しさを画像に残さないからこそ心に焼き付けるように覗いて愉しんでいらっしゃいました。

遠くの湿地にトラツグミ発見。
ぼやっと。上半身。
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今度は下半身。
20170129toratsugumi3

初見です。全身は撮れなかったけど見事な虎模様にうれしくなりました。

このあと尾根歩き。アスファルトじゃなくて、土や枯れ葉の上を歩くのは楽しかったでした♪

普段ほとんどカメラマンに出会わないところで鳥見をしています。
カメラマンさんがいる鳥の名所に出かけると
鳥とふれあういろんなスタイルを拝見できたり、
鳥のことをいろいろ教えてもらったり。
勉強になりました。

2017年2月 2日 (木)

月の満ち欠け日記 2017年1月28日~2月25日

「綺麗だな~」と心に残る月に出会った時、
お訪ねいただけるとうれしいです。
ご覧になられたのと同じ月があるかもしれません。
別の空、同じ時間、同じ形の月が。

最近天候不良で月が見られずサミシイという時にも
ぜひお訪ねいただけたら。
(以下、画像はクリックで拡大します。
はみでたら新しいタブで開く、を)

※スマホではレイアウトが崩れる場合は
「PC版サイトを見る」モードで開いてくださいませ。
---------------------------------------------------- 

1月31日
今クール最初に見た月です。
16時過ぎの南西の空。月齢3.3。輝面率12%。
細いけれど四日月。
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2月1日
左)16:30頃。明治神宮での五日月。
 尖った先に月がいます。
 月齢4.3。輝面率20%。
中)月をアップで。
右)1642頃。木の鳥居の菊の紋と月。
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左)19:30頃の西南西の空の月。
右)19:49頃。きちんと写っていないのですが、
 月、火星、月が並びました。
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2月2日
六日月ぐらいの太さになると
青空の中で簡単にみつけられます。
左)11:42頃。新宿御苑の木々の奥の月。
 月齢5.1。輝面率28%。
中左)月をアップで。
 月の出から2時間ほど経っていますが
 東(やや南寄り)の空にいます。
中右)14:25頃の南東の空。輝面率29%。
 月の模様がはっきり見えます。
右)18:17頃の南西の空。鼻の尖ったお月さまにはならず。
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2月3日
左)12時過ぎの東の空。月齢6.1。輝面率39%。
中)16時過義の南南東の空。月齢6.3。輝面率40%。
 2日の月と比べると満ち具合がわかりますね。
右)22:20頃の西の空。月齢6.6。輝面率42%。
 草野球する人が頭まで(全身)姿を現しました。
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2月4日立春。上弦)
左)12:47頃の東の空。月齢7.2。輝面率50%。
 ちょうど半月です。
中左)同じ頃。枝に留まったシジュウカラと半月。
中右)13時過ぎ。ほころんでいる梅の花と。
右)梅にヒントを合わせて。
 地上に春が訪れているのを
 お月様は空から眺めているのですね。
170204_1247e_72th_50_19ashort 170204_1251e_72th_50_20a 170204_1305_2e_72th_51_23ashort 170204_1305_1e_72th_51_23a

左)13:42頃。桜と月と。
 開花まではあと7週間ぐらいでしょうか。
右)16:33頃の南東の空。
 半月の形がよくわかりますが
 厳密には輝面率52%。
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左)17:21頃。月面エックスは見えません。
中左)中央部に「逆さオラフ」の顔のニンジンと
 胸のボタンがくっきり見えています。
中右)丸で記した位置です。
右)23:16頃の西の空。月齢7.6。
 輝面率はもう54%になっていました。
170204_1721sse_73th_52_65ashort 170204_1721sse_73th_52_65ashortshor 170204_1721sse_73th_52_65ashortsh_2 170204_2316w_76th_54_16ashort

2月6日
左)15:18頃の東の空。月齢9.3。輝面率74%。
 青空の中でも球体感があります。
中)21:15頃の南西の空。
 冬の一等星がつくる「冬のダイヤモンド」の中で輝く月は
 ゴージャスでした。
 クレーターのコペルニクスもはっきり見えています。
右)22時過ぎ。
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2月7日
左)16時過ぎ。
 大好きな桜の木の向こう側に昇った月。
 月齢10.3。輝面率83%。
 3月終わりに咲いた桜と月を眺めるのが楽しみです。
中左)月をアップで。
中右)21:15頃の南南西の空。月齢10.5。輝面率85%。
右)22時過ぎの南西の空。
 丸一日でぐんと月が満ちました。
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2月8日。満月三日前。
左)強風の一日。16:23頃、
 明治神宮の鳥居の中央上のお月様。
中左)少し寄って。
中右)もっと寄って。
 輝く金色のご紋の上に白く輝く月。
右)月をアップで。月齢11.3。輝面率91%。

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2月11~12日満月)
左)11日20時過ぎ。東の空の、
 月の出から2時間半ぐらい経った満月。
 月齢14.5。輝面率100%。
中左)12日00:17頃の南(やや東寄り)の空の月。
 輝面率は100%ですが月の右側に
 欠けはじめたでこぼこ具合が見えています。
中右)02:45頃の南西の月。輝面率99%。
右)04:31頃の西の空の月。月齢14.8。輝面率99%。
  一晩かけてウサギが時計周りに回転しています。
170211_2006e_145th_100_28a 170212_0017s_146th_100_65a 170212_0245sww_147th_99_50a 170212_0431ws_148th_99_30ashort

2月12~13日
左)21時過ぎの東の空。月齢15.5。輝面率97%。
中左)日付変わって13日朝5時前の西南西の空の月。
 輝面率96%。
中右)06:26頃、淡くオレンジに染まる西の空の月。
右)アップで。アップにしたので空は暗く写っています。
 満月から1日経っただけで、4%欠けただけで、
 月の右下が随分ほっそりと見えます。
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2月13~14日
左)21:14頃の東の空の月。月齢16.5。輝面率93%。
 1日前の月と比べると欠け具合がよくわかります。
 右上の欠け際にクレーターが
 4つ綺麗に並んでいます。
中)日付変わって14日。朝5時前の南西の月。
 輝面率91%。
 2%欠けが進み、4つのクレーターが見えなくなりました。
右)06:24頃の西の空、レモンの形の月。
 (空は暗く写っています)
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左)06:47頃の西の空。ヒマラヤ杉とレモンの月。
右)月をアップで。
 コロンと転がりそうな形が好きです。
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2月14~15日
左)21:19頃。月の出から40分ほど経ちますが、
 東の空低く、森の木の向こう側に月が現れました。
 非常に大きく見えました。
 針葉樹のすぐ後ろに月が居るのではと思うほど。
 月齢17.5。輝面率87%。
中左)22時過ぎの東(やや南寄り)の空。
 ウサギが窮屈そうに餅つきをしています。
中右)日付変わって15日朝4時前の南南西の空。
 月と木星とおとめ座のスピカが並んでいました。
 占星術のイメージか、月&木星&スピカは
 女性的でリリカルなイメージ。
 画像では左側の点が木星です。
右)月をアップで。輝面率85%。
 少しほっそりしたレモンの月です。
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2月16日
左)零時過ぎの東南東の空。月齢18.6。輝面率78%。
中左)右下に木星がいます。
中右)朝6時前の南西の空。置きあがった月と木星(右下)。
右)月をアップで。月齢18.9。輝面率77%。
 大気の状態がいいのか非常にくっきり撮れました♪
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2月17日
左)朝4時前の南の空。月齢19.8。輝面率69%。
中)06:13頃の南西(やや南寄り)の空。
 右下に木星が目視できていたのですが、
 画像には写せませんでした。
右)月のアップ(空が暗く写っています)。
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左)朝7時前の南西の空。ヒマラヤ杉と。
右)月のアップ。
 夜の月では濃い灰色に見える月の海が、
 朝~昼の月では青く見えるのが不思議です。
170217_0651sw_199th_68_32ashort 170217_0652sw_199th_68_32aimg_6947

2月18日
左)前日の春一番のあと、
 寒さが戻りましたが絶好の月日和の朝。
 7時頃の南西の空。月齢20.9。輝面率54%。
右)飛行機雲の上に浮かぶ月。
 青い空と白い月。青い海と白い雲。
 青い富士山&白嶺といい
 自然界の青と白の組み合わせって
 どうしてこんなに爽やかなのでしょう。
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2月19日下弦)
左)08:15頃の南西の空。月齢22。輝面率49%。
 下弦の月。
 淡いセルリアンブルーの月が美しいです。
右)春の息吹を感じさせるネコヤナギ越しに。
 (中央やや右寄りに小さく月が)
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2月20日
左)朝5時前の南南東の空。月齢、22.8。
 輝面率40%。
中左)06:13頃、
 夜明け前のグラデーションの空に浮かぶ月。
中右)南の空の月をアップで。
右)06:46頃の南の空の月。
 台風並みの強風が吹き荒れた春二番の一日。
 まだ朝はそんなに風は強くなかったのですが、
 大気が安定していないのか、
 月の輪郭がかなり不鮮明。
170220_0455sse_228th_40_32a 170220_0613s_229th_40_36a 170220_0613_2s_229th_40_36a 170220_0646s_229th_40_36a

2月21日
左)朝5時前の南東の空。月齢23.8。輝面率31%。
少し焼きいろがついた細身の餃子月。
右)斜め右下は土星でしょうか。
 細い月、ピカリと小さな点、雲のシルエットに
 情緒を感じました。
170221_0453se_s_238th_31_26aimg_736 170221_0458ses_238th_31_26aimg_7377

左)空が明るくなりはじめた
 06:12頃の南南東の空の月。
もう土星は目視できません。
中)アップで。(空が暗く写っています)
右)06:45頃の南の空。あまりクリアではありません。
170221_0612sse_239th_31_33aimg_7378 170221_0613sse_239th_31_33aimg_7380 170221_0645se_239th_31_35aimg_7382

2月22日。新月の5日前の逆五日月。
左)朝5時前の南東の空。月齢24.8。輝面率22%。
 地球照が写っています。
 右上に土星がいたのですがうまく写らず。
右)05:39頃の南西の空。
 鼻の尖ったお月様にはならず。
170222_0459se_248th_22_20a 170222_0539se_249th_22_25ashort
この月が今クール最後に見られた月となりました。

※月齢、輝面率はステラナビゲータ10で調べたものを記しています。
※月齢は正午月齢ではなく、撮影時刻のものです。

月の備忘録INDEXはこちら

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emi

  • プラネタリウムでのヒーリング番組制作に携わった後、現在は 土井利位侯の「雪華図説」をライフワークとして調べ中の図書館LOVER。月に魅せられ、毎日、月撮り。月の満ち欠けカレンダー(グリーティングライフ社)のコラムも担当。              興味対象:江戸時代の雪月花、ガガーリン他。最近は、鳥にも興味を持ち始め、「花鳥風月」もテリトリーとなっています。   コンタクト:各記事のコメント欄をご利用くださいませ。コメントは私の承認後、ブログ内に反映される仕様にしています。公表を希望されない方はその旨をコメント内に明記くださいますようお願いいたします。
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