ルリ谷戸の公園でアカゲラ、アオゲラにも会えました
先日、ルリビタキに会えた公園の谷戸をまた訪ねてみました。
サギちゃんがいました。(以下画像はクリックで拡大します)
2メートルぐらしか離れていません。今までで一番近距離の出会いです。
水の中を歩きながら、小刻みに震えています。
寒いのかな~と思ったのですが、
もしかしたら、一足一足、水の中の獲物を探るように動かしていて
それが震えているように見えたのかもしれません。
足を振わせて移動するから
こんな風に波紋が広がります。
白い羽にも水面の光が映って綺麗でした。
ありがたいくらいすぐそばにいるから、
お顔も、後頭部の辮髪のようなものもバッチリ。
飛んで行きました~。
コゲラが幹をつつくコココンという乾いた音が森に響くのが好きです。
森の静けさを一層実感できます。
アオゲラに初めて会いました~。
羽の色、ニュアンスのある薄黄緑色が素敵です。
なぜ青くないのにアオゲラ?
薄黄緑色の皮のグリーンアップルを日本語では「青リンゴ」と呼ぶことや
緑色の信号を「青」と呼ぶのと同じ「アオ」の使い方なのでしょうね。
ツーンと尖ったくちばし。
頬の下の赤がやっとはっきり見えました。
赤いベレー帽をかぶっているような、
赤りんご&青りんごカラーのアオゲラちゃん、好き。
赤ゲラも初めて見ました。
これでコゲラ・アオゲラ・アカゲラ、コンプリート♪
着物から赤い長じゅばんが見えているような小粋さ。
池のそばのモズ子ちゃん。朝の光の中でフォトジェニックにたたずんでいました。
べっぴんさんです。
何をみつけたのでしょう。くちばしの先がくいっと曲がっているのですね。
おしりがモフモフ。
野鳥に目覚めていない頃は、鳥を見る楽しさがわかりませんでした。
今は。鳥も猫などの動物と同じくらい表情があって、しぐさもあって
かわいいな~と思います。
ひなたぼっこしている猫の背中の毛が光っているように
モズ子ちゃんの背中の毛が朝日に光っています。
頭を少しだけかしげたようなしぐさもキュート。
本当に、猫ちゃんを眺めている時と同じような感覚が湧くモズ子ちゃんでした。
起伏もある里山を活かした野趣あふれる公園。
季節は夏秋冬と廻ったのに蝉の抜け殻がまだありました!
ルリ谷に近づくと。
いたのはジョウビタキメス。
彼女もかわいい。
そして、焼きとうもろこしが歩いてきました。
いえ、コジュケイがやってきました。
無言でほふく前進する6羽。
どんどん近づいてきます。
ど~んとアップ。
醤油が焦げたようなおいしそうな焼きとうもろこし。
二重パッチリおめめ。
ひいい。カモもそうでしたが、毛づくろいの目がモディリアーニの絵のよう。
地面の上の餌をついばみながら、目の前70㎝ぐらいまでやってきて、去っていきました。
お尻。革表紙の古い辞典のような深い色合いにうっとり。
びっくり。尾がミルフィーユ状態。
違う角度から。
コジュケイに夢中になったあと、ルリには今日は会えなそうだな~とあきらめて立ち去ろうとした時、
カメラマンの方が「ルリビタキを待っていたんですよね。現れましたよ」
と教えてくださいました。
梅の淡い花の色と羽の下の黄色がやわらかな春の色。
ルリビタキに会えると思って何度も来ているけれど会えないの
とおっしゃっていた60~70代ぐらいのカメラマンおばあちゃまと
一緒に見ることができました。
後ろ姿。インクブルーの尾が美しいです。
気持ちよさそうなひなたぼっこ。ジョウビタキがいなくなって現れる奥ゆかしさ。
充実した鳥見散歩でした。
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