今回の「雪の殿さま土井利位」展では雪華図譜に見入ってしまいました
お墓が古河にあるので、たびたび古河歴史博物館の「雪の殿さま」展は拝見しています。
三月末に墓参りとあわせて訪ねました。
入口のしだれ桜が雅びでした。
噴水には小さな虹が現れました。
「雪の殿さま土井利位」展。
何度拝見しても、雪華があしらわれた工芸品の美しさに目を見張ります。
そして今回、一番印象に残った一つが土井利位侯のひ孫の利与氏による
「雪華図譜」でした。
「雪華」の判を押印したものです。
なぜ、強く印象に残ったのか。
それは押印が朱色だったからです。
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赤絵細描の作家、架谷庸子さんが描くモチーフに雪の結晶があります。
↑先日購入させていただいたお皿です。クリックで拡大します。
雪の結晶というと白、水色などで描きがちですが
赤で描かれる雪華もいいな~と思ったのです。
だからこそ、朱色で並ぶ利与の「雪華図譜」が赤絵細描作品のように見えて
とても興味深かったのでした。
古河の道路にある雪華模様。
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