やった~。ヤドリギにヒレンジャク。
この季節の間に絶対逢いたかった鳥に逢えました~。
うれしいです。
その名はヒレンジャク。
今や私が一番好きな植物といってもいいヤドリギの実を食べにやってくるのです。
ヤドリギはケヤキやエノキに寄生する植物ですが、自分だけでは発芽できません。
ヒレンジャクなどの鳥たちに実(中にねばねば成分があるようです)を食べてもらって、
未消化の種を含んだねばねばの糞をしてもらいます。
そのねばねばによって木に付着することによってそこで発芽させる魂胆なのです。
ヒレンジャクは食べたくてヤドリギの実を食べる。
ヤドリギは食べてもらって、他の場所で発芽する機会を設ける。
WIN-WINの関係なんですね。
初見のヒレンジャク、シュッとした頭がかっこよかったでした~。
(以下、画像はクリックで拡大します)
目元がきりり。
おなかの白からグレイッシュブラウンにいたるグラデーションも素敵。
まわりのヤドリギに丸い黄色の実がなっているのが見えます。
ちょっとアップ。
お尻。
尾の先が赤いから「緋」レンジャク、黄色いとキレンジャクなのですね。
家に帰ってから画像を見て気づきました。
どろっとした糞をした様子が撮れていたのです。やった!!
時間を見ると1分以内のことなのですが、
このカットではまだ兆候なし。
赤い←のところに白っぽいものが。
白っぽい糞の中に緑色の粒がいくつも見えますね。
ヤドリギの実、どんな味なんでしょうか。
ヤドリギがたくさんあって圧巻
ここからどんな風に丸くなるのか興味あります。
低く張りだした幹に生えていたヤドリギ。
高い枝のヤドリギと違って、間近でみられるチャンスだったのですが、
ヒレンジャク観察のためこれ以上ヤドリギに近寄るべからず、状態で近寄れず。
ヒレンジャクがいなくなった時期に近寄ってみようと思います。
ヒレンジャクは大勢のカメラマンが立ち並ぶところに混ざって撮りました。
同じ頃にいらした方と、息をひそめながら「見たかった鳥なんです」「うれしいですね~」と
感動を分かち合いながら。
ただ、過熱しているのが気になります。
公園の立ち入り禁止の場所に入るのなら注意をされて当然ですが、
誰もが通っていいところを歩いている人に、
<お願い>するならまだしも、
「そこを歩いちゃだめ。ヒレンジャクが来なくなるでしょ」と<注意>するのはいかがなものでしょうか。
鳥撮りマナーについて考えさせられました。
さて、この公園で出会ったほかのものは。
たくさんのギャラリーがヒレンジャクの出待ちをするなか、
アカハラが。
アトリもものおじせず。
自分が影になっているところにいるから「隠れていて見えない」と思っているのかしら。
ルリビタキにも会えました。
今シーズンの見納めかも。
大きな木の股に座っている少年たち。
自転車の置き方含め、フォトジェニックでした。
猫も。リラックスしていたけど
何かをみつけて
ぴしっ!
季節が変わったらまた訪ねたい場所です。
ヤドリギの実を割ってみました。詳細はこちら。
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