エナガの幼鳥でしょうか。落ち武者頭がかわいい~
5月のことになるのですが、キビタキに逢いたいな~と「市民の森」と呼ばれているところにでかけました。
残念ながら会えなかったのですが、新緑の森の中にたたずんでいると、
キキキキキという鳴き声の集団がやってきました。
頭上の木々にいっぱい小鳥が留まっています。
それがこちら。
かわいいです。エナガの幼鳥ではないかと推測しているのですが。
(以下、画像はクリックで拡大します)
二羽一緒のところ。
まるっこい身体に長い柄のような尾、がエナガっぽいです。
尾はツートンカラー。
頭は中央部が白くて、「落ち武者系」。
大人のエナガは「3秒留まっていたら死ぬ」という3秒ルールがあるのかというほど
せわしなく動いて、撮るのが難関。
でも幼鳥(推測)はかなりじっとしていて、撮りやすかったでした。
幼いから、長く留まっていると危険ということがわからないのか、
それとも葉が茂っているから安心と思っているのか。
鉛筆の芯のようなくちばし。角度のせいでしょうか、黒目のまわりが赤く見えます。
大人のエナガはピンク色がまざっているのですが、
毛は白×茶×黒でピンク色は見当たりません。
ちなみに。
昨冬に私が撮ったエナガです。
かわいい~のですが、大人であるということは、
こんな愛らしい顔をしながら、実は中年のおじさん、だったりするのですね。
2月のことですが、こんな風に幹に留まって、苔をついばんでいるところも撮れました。
「一緒に行動しているコゲラの真似をしているんだわ」と最初思ったのですが、
実はエナガは苔と蜘蛛の巣を使って、巣を作るのだそうです。
これは巣づくりの材料集め中のショットだったのです。
別のエリアの森の観察会に参加した時に、
エナガの巣を教えてもらいました。
木のまたの部分に巣が作られています。
緑の苔が見えているところです。
カラスに襲われないように必死で場所を選んで巣を作るわけで。
幼鳥を見ると、かわいい~と思うだけでなく、
「無事にここまで大きくなれてよかったねえ」
と親戚のおばさんみたいな気分になります。
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